jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

やるせない怒りの日々・・・

本日、昨日掛かった女の子のネコさんをリリースすることになっていましたが、

 

餌やりさんのお宅でしばらく休養させて頂くことになりました。

 

若い女の子で、手術後、舌が出たままになり、しびれもある様子・・・

 

なんと気の毒な・・・・心が痛い・・・

 

でも、捕獲できて良かったと思います。

 

また夏に子を産んだら、あれほど頑張ったTNRの地域が元の木阿弥です。

 

 

元の木阿弥と言えば、口惜しいことがありました。

 

足掛け6年もTNRをやっている地域の方でネコ嫌いだけども、捕獲の協力をしてくださっていた方が、

 

「もう捕獲器では掛からないから撤去して欲しい」

 

とおっしゃられたので、行って捕獲器を回収して帰ろうとしたところ、一匹のきれいな若い三毛ネコが目の前に急に現れ、私をじっと見つめて参りました。

 

あっと思い、その子の後をつけてみると、ずっと以前から問題であったごみダメのような廃屋の家の隙間から、その家に入っていくではありませんか・・・

 

 

ちょうどいらしたその真隣のお宅の奥様が出ていらしたので、そのネコさんのことを訊いてみました。

 

すると、

 

かるーい調子で

 

「そうよ、この家で毎年ものすごく子ネコが産まれているわよ、去年も今年もそのだらしない飼い主さんがなんとかしないとね~」

 

とまるで他人事のようにおっしゃっていました。

 

この地域では最初の頃、まるでネコ島のように昼間から子ネコが路上でたくさん出て、ヒトも車も怖がらずいるというエリアでした。

 

それを私と他のボランティアさん方で最初の頃は一回の捕獲で10匹前後は捕まえておりました。

 

たぶん合計にすると100匹以上は捕まえたと思います。

 

その間、一軒一軒を訪問し、地域ネコ活動の大切さを説き、チラシやポスターを全域に何度も配り、自治会にも2度参加し、皆を説得して、ご協力を求めてきたのでした。

 

その地域の方々はネコに対しては寛大寛容ではありましたが、積極的に自分たちで動こうという自主性はまったくなく、やってくれるなら、どうぞ、というスタンスを貫き通されたのでした。

 

そして、数十匹いたと思われる、子ネコ達はこちらで、全匹保護し、皆さんで譲渡したのでした。

 

その後、ネコさんの数が激減したと地域の方々は喜んではくださいましたが、いったん、ボランティアが撤退すると、さくらネコでないネコがいてもスルー、子ネコが産まれていても見て見ぬふりをするという徹底したことなかれ主義を貫いているのでした。

 

何度、説得してものれんに腕押し、また強く言うと、「そこまで言うのなら、もう来ないで良い」という、ネコを人質に取られ、こちらのネコへの意識の弱みに付け込み、全部面倒なことはやらせる、しかも土地成金も多いはずで、先程も新車のBMWを、広大な庭で洗車している人も、ネコになど、いっさい金も時間も掛けない、という、非常にやっかいでイラつくような人種の部落なのでした。

 

私が、ネコを見て見ぬふりできないことを皆さんは、

 

「あんた貧乏くじひいた」

 

と揶揄されます。

 

でもいったいとちらが貧乏くじを引いたことになるのでしょう。

 

天界はすべてをご存じです。

 

「貧乏くじ」選ばれしものの「一等賞くじ」を引いたと思いましょう。

 

 

一見、ネコに慈愛と意識の高い方々ばかりが損をする世界ですが

 

世界中、どこでも同じ現象が起きています。

 

毎日のように、ネコボランティアをされていらっしゃる方々から、理不尽な扱いをされて苦悶に満ちた内容のメールが届きます。

 

 

でも、天界はすべてをご存じです。

 

人間の心の底、魂の中まで見透かしています。

 

心ある同志よ!

 

共に負けずに頑張りましょう!

 

そして、地球学校をいちはやく卒業して、上から留年生を見下ろして応援してあげましょう!