jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

米袋ベィビーズ

 

容赦のない太陽光が地上を厳しくも愛ある浄めをしてくださっています。

 

外に生きている動物さん達は、ぐったりとして元気がないように見えます。

 

いつもネコさんフードを横取りしようとして待機しているカラスさんさえも姿を現しません。

 

自然界に生きるのというのは過酷なことですね。

 

しかし、それを不平不満を言わず静かに受け入れている動物様方のお姿は尊く凛として美しいと思います。

 

小川町で大発生していたネコさん達の捕獲保護が始まり、もう3か月も経とうとしております。

 

すでに35、6匹を不妊去勢手術を施し、たしか27匹を保護し、おうち探しと譲渡も半分以上は進んでいます。

 

保護のご協力を頂きました皆々さまには感謝しかございません。

 

あとはすでに手術済みで放してしまった黒白マスク柄の「マスク君」とインスタグラムで大人気の「工場長」似の「工場長君」を保護してしまったら、ここは撤退しようと思っております。

 

しかし、この2匹はすでに2回も捕獲器に入った経験があり、なかなか警戒心が強く、捕まろうとしません。

 

そうしている間に、他のいろいろな場所から脱走ネコさんの捕獲の依頼や病気ネコさんの捕獲、怪我ネコさんの捕獲依頼が飛び込んできて、落ち着くことができません。

 

皆、私のことを広報で見て知っていた、とか、チラシを見て連絡してきた、とのことです。

 

ご依頼されたら、絶対に最後まで責任を持って対処する、というのがネコボランティア活動を始めた時から決めていたことですから、お断りすることなく受け入れております。

 

それでも、市役所の方々からはなにをやっても罪びと扱いされることがふがいなく、腹立たしく思いますが、これも試練のひとつと思い、意識の中から排除したいと思います。(あちらは市民の税金で有償で働いているのに、こちらを無報酬の下請け業者扱いまたは無能な部下のような扱いをして参ります・・・勘違いも甚だしい・・・)

 

小川町で生まれてしまっていた7匹の子ネコちゃん達は、一匹を残し、おうちが見つかったとご報告があり、本当に嬉しく思います。

 

3月31日の深夜にたまたま通りかった住宅街の暗がりの中でキラキラと光る眼を見つけてしまったことから始まった大騒動でした。

 

そして、20匹ほどの妊婦ネコさん達を保護した結果、7匹の子ネコ達が生まれるだけで済んだのでした。

 

もし、その妊婦ネコさん達が一斉に産んでいたら、100匹近くの子ネコ達が、その新興住宅の小さな一角で食べ物と水と寝床を求めてうろついていたかと思うと、背筋も凍る思いで、そうならずに済み心から安堵しております。

 

現在おその隣の畑で大きな開拓が始まっており、重機が戦争のような大騒音を立てて土を掘り起こしています。そんなところで子ネコ達や母ネコ達が安心して暮らしてはいられなかったでしょう。

 

これも天界の思し召しを感じます。

 

また子ネコの捕獲に際しても、奇跡の出来事がありました。

 

5月に商店街で初めての出店のお話があり、数人のボランティアさま方とエンジェルAさんのネコ活動啓発展示物を展示していたところ、それも偶然通り掛かった男性が、声を掛けてこられ

 

「持っているアパート近くで長年餌やりをしている迷惑な人がいる。そこにたくさんネコがいて今年も子ネコが産まれている」

 

というお話をうかがい、どこなのか聞いてみると、なんとちょうど現在捕獲作業をしている場所にほど近い、畑の地続きの場所だと判明したのでした。

 

私はいてもたってもいられず、その場所をグーグルマップで誘導してもらいながらすぐに自転車で駆け付けると、どこからか甲高い、絶対に数匹の子ネコ、と思われる声が響いて参ります。

 

声の発生場所をたどって行ってみると、農家さんのビニールハウスの中から、可愛い小さな頭がちょろちょろと現れました。

 

「子ネコ!」と声をあげていると、古い平屋の中から高齢のいかにも農家さんらしきお姿をした男性が現れ

 

「この子達のかあちゃんが3日前からいなくなっちまったんだよ。パンの耳をちぎってあげてるけど、くわねえんだ。息子がちいせえ魚をやったら少しは食ったが」

 

とおっしゃいます。

 

小さい魚というのは、乾燥シラスだったようでしたが、そんな塩辛いものを子ネコに与えていたのかと思うとぞっとしながら、

 

「この子達を連れていっても良いですか?」

 

と訊ねると

 

「全部連れてってくれ!」

 

とおっしゃいます。

 

慌ててきてしまった為に、キャリーバックもなかったため

 

「何か箱とか子ネコを入れるものはありますか?」

 

と訊くと

 

「これしかねえ」

 

と大きな紙でできた米袋を手渡して参りました。

 

その土埃にまみれた米袋をいただき、ちょうど持っていたちゅーるを手に持ち、おびき寄せると、飢えきった子ネコ達がぞろぞろ出てきてちゅーるにかぶりつき、つぎつぎに手で捕まえて、米袋に放り込みました。

 

最後の一匹がなかなか捕まらずにいると、

 

「知らねえ人だとダメだ」

 

と男性が出てきて、シラスを持ち、必死になって最後の一匹を手づかみで捕まえてくださいました。

 

私もパニック状態でしたが、Hさまにご連絡をして車で来ていただき、その米袋をお渡しし、シェルターまで持っていっていただきました。

 

Hさまも、その米袋の底に手を当て「あったかいね」と和やかにほっこりとする瞬間がありました。

 

その後、保護した子達は歯は生えているものの、こちらのシェルターで保護するには、あまりにも小さく、やはりベテランのミルクボランティアさまにお願いすることとなりました。

 

あとはすべてお任せで、その大ベテランのNさまのおかげさまで、薄汚れてやせ細っていた子ネコ達はみるみるうちに美しく成長し、とても素晴らしいご家族さまのもとに旅立っていったようです。

 

すべてに感謝

可愛く成長してくれました!