jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

最近のネコ活動・・・



 

毎日が怒涛のごとく過ぎ去っていきます。

 

時々、今なにをしていたっけ?ここはどこ?私は誰?のように異次元空間に飛んでしまうことがあります。

 

我に返ってもやはり周りにはネコちゃん達が数えきれないほどいて、じっとこちらを見つめています。

 

ネコの精霊さんに惑わされているのか、魔法に掛けられているのかも、またはネコの世界に導かれてしばし、ネコ王国に招き入れられていて、時がきたら、竜宮城から帰還した浦島太郎のごとく現実世界に帰ったら20年くらい経ってたりして・・・

 

などと妄想の世界に浸かっております。しかし生身のからだは時々筋肉疲労しており、地球の人間でいることを思い出されます。

 

ここ最近は、動物病院の何往復と人の病院も行ったり来たりでおりました。

 

Hさまご夫妻さまご活躍!感謝感激です!

 

 

思い出す限りのネコ活動につきましては・・・

 

白血病捨て猫であった「モーセ」君がご無事に淡路島にお連れ頂き、Eさま宅のご家族になり、とても良い感じで、他の小平から行ったネコちゃん達とも仲良く馴染んでいるというご報告を受けました。

 

哀しい境遇にいたモーセ君が、平和で穏やかな余生を過ごしてくださること、有難く嬉しいことです。

 

Eさまとご家族の皆さまに感謝感謝です。

 

そして今、長年ネコ多発地帯として知られていたにもかかわらず、放置されていたT地域の方々が、ようやく重い腰を上げて取り組み始めたTNRをお手伝いさせて頂いております。

 

これまで取り組ませていた地域では、いつも住人の方々がクレームだけ言って去っていくとか、邪魔をするとか、といろいろ負の要素があった為に、今回もどうかと、不安が少々残る活動でしたが、始まってみると、おばさま方が思いのほか大活躍で嬉しい限りです。

 

先日も、捕獲してくださるお宅の地下の駐車場に何台も捕獲器が積み上がり、リーダー格の奥様の指導の元、おばさま方が一生懸命、捕獲器を洗ったり、餌について談義したりとされている姿を拝見し、感動致しました。

 

また毎日のように井戸端会議を開かれて、何時間もネコ情報を交わし合っていらっしゃり、素晴らしい結束力!団結力!と感嘆致しました。

 

そのことをリーダー格の奥様に申し上げると

 

「ここは古くからいる人達ばかりだから、皆知り合いで何か起きると皆が助け合うのです」

 

とおっしゃっていました。

 

やればできるではないですか!やらなかっただけなのですね!

 

またはネコのことは二の次で、人間生活の方が重要であったのでしょう。

 

その地域は、江戸時代の頃から、農地であり、ネコは昔から畑にいて、ネズミを捕ったり、自由にのんびりといるものだという、日常の風景として捉えていらしたのでしょうね。

 

畑がつぶされていき、新しい家がどんどんと建つようになって、畑から追い出されたネコの行き場が限られてきて、また無責任に人間の残飯などを与えて放置していたため、知らず知らず、あっという間に、数えきれないほどのネコが増えていた、という結果になったようです。

 

皆さんは、今まで視界に入っていなかったネコに視点を合わせて見ると、恐ろしいほどネコ軍団がいたと気が付いたようです。

 

ネコが多過ぎると畑や庭の糞尿被害も多く、更に発情期の声や喧嘩にも視点が集まり、なによりも、子ネコを見ていて可哀そう、という意識が芽生え始めたようです。

 

増えすぎた害虫などは駆除すれば良いと思えますが、あの可愛らしく無邪気に遊んでいる子ネコ達を意識して見始めると、やはり人間の内側にある母性とか同情心というものが沸き起こってきて、なんとかしないと、と思えてくるのでしょう。

 

特に女性たちはいたいけな子ネコ達には母性を感じざるを得ないのでしょう。

 

今回は、その中に数人のおじさま方も混じり、一生懸命、捕獲活動を手伝ってくださっています。

 

もともとが素朴でフレンドリーな方々が多く、皆で頑張りましょう、ということになると素晴らしい協力体制で頑張ってくださいます。

 

始まりとなった地域からじわじわと範囲が広がっていき、東から西方面に捕獲現場が広がって参りました。

 

7月末くらいから始めた捕獲の数も、すでに30匹以上になっています。

 

しかし、先日も東と西の間のある崩れ落ちそうなアパートの周辺にまたまた白黒軍団がたくさんいることを知らされました。

 

皆、まだ一歳未満の若い子供たちです。

 

人に対して警戒心がなく、いつも餌を待ってそこにいるような感じで不憫でなりません。

 

今週は、その現場にねこだいらさんと共に集中捕獲に入ることになりました。たぶん10数匹はいると思われます。

 

 

その地域で捕獲されつつある子ネコ達に関しましては、まず3匹の白黒子ネコ達がミルクボランティアを申し出てくださったNさん宅から、こちらに戻って参りました。

 

捕獲された時は750グラムくらいであった子達が倍の1500グラムくらいになって丈夫で健やかに戻って参りました。

 

Nさま、一か月ちょっとの間、ネコちゃん達を大事にお世話をしてくださり感謝申し上げます。

 

その3匹のうちの一匹の黒ちゃんが三鷹の素敵なお宅に家族としてもらわれていきました。

 

スコティッシュホールドのおじいちゃん白ネコのミルクさんのパートナーとなりました。

 

ミルクさんと共に。ギガちゃんと命名

 

他の2匹のハチワレちゃんと黒君は、大募集中です。

黒ちゃん

 

 

そのT地区から来た白黒子ネコ達は現在6匹で一匹はもらわれていきました。

 

外にはまだ2匹残っているそうです。

 

母ネコも捕まえないとなりません。

 

まだまだ作業は終わりそうにありません。。。

 

続く・・・