jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

第2期生セラピーキャッツの卒業 3


淡路島への出発に際して、ガネーシャテレサは片手でひょいっと持ち上げて、すんなりとケージに押し込み、そのまま車に入れることができたのでした。

しかし、繊細で警戒心の強いザビエルとブラウニーが問題でありました。

ザビエルは、日頃、小さい段ボールに入って寝ていることがあるため、その段ボールに大きな麻袋を被せ、捕獲器にして仕掛けておきました。すると、ザビエルはなんの疑いも持たずにすんなりと中に入って、すやすやと寝入っておりました。その無防備な状態を確認し、そっと頑丈な麻袋で段ボールを包み、その上から無情にもガムテープでぐるぐる巻きにし、そのまま車の中へと積み込んだのでした。

そしてブラウニーもまた、足湯の木箱がお気に入りの寝床であったために、やはり周囲を大きな麻袋で包み、捕獲器にしてブラウニーの隠れていた鏡の近くに設置しておきました。すると案の定、ブラウニーは音もなく、足湯の中にするりと入り込み、出て来なくなっておりました。そこをそっと麻袋で全体を包み、やはりガムテープで3重4重ほどぐるぐる巻きにして包み、車の中のケージにザビエルとブラウニーを入れ、そのまま淡路島まで密輸入をするかのごとく運んで頂いたのでした。


そして・・・

早朝、3時ごろ、寮母マリア様からお電話があり、到着した旨を伺いました。

しかし、寮母マリア様は震える声で「ブラウニーがいないんです!」とおっしゃいました。「もしかしたら、あの足湯の中に入っていなかったかも知れませんよね?マンションに置いてきたかも知れませんね?」とおっしゃいました。


私も少々動揺し、一度、電話を切り、天界にうかがってみました。

すると、ブラウニーらしき姿のものが車の中に潜んでいる姿が浮かび上がって参りました。

そして寮母マリア様にお電話を掛け、「マンションからは出たはずです。きっと車の中にいるはずです」とお伝えしました。

そしてしばらくし、寮母マリア様からお電話が再びあり、「ブラウニーが車の中にいました!」と叫ばれました。

まるで手品かイルージョンのように、ブラウニーはぐるぐる巻きのガムテープに巻かれた箱としっかりと閉まっていたケージを通過し、車の中に脱出していたようです。

しかし、中途半端な脱出で、本当に脱出したかったら、車も通過して、外に出ても良いものを、やはり彼の中で逃げるかどうか葛藤があったのでしょう。

以下、寮母マリア様からのお便りとお写真です。

こんばんは✧︎*。
今朝は、もう、、、、
ブラウニーのプリンセス天功のような脱出マジックに未明からお騒がせしてしまい、本当に申し訳ありませんでした。どう考えても出れるはずがなく、出た形跡もなかったので、足湯の箱を逆さにしてポンポン叩いたぐらいです。でも、出てたんですね。
私のおバカっぷりにまた娘に呆れられてしまいました。本当にごめんなさい。

猫さまと申しますと、ザビエル様は机の下、ブラウニー様はケースの中で目だけキョロキョロと動かしています。ラファエルの時と同じように少しお時間が必要ですね。

テレーサとガネーシャは、特にガネーシャは臆する事なく走り回り遊びまわっています。
まるで、ティムシェルの再現です。

そのティムシェル先輩が一番ダメージを受けていてガネーシャに「シャー!シャー」言い続けて、やっと猫本能が芽生えたのか縄張りをガネーシャに侵され、食事も取らずついに吐いてしまいました。ゴーストにも勝てるティムシェルなのにガネーシャにすっかりやられてしまっています。笑けるくらい凹んでいるティムシェルが信じられません。ラファエルはこうなることをすでに予感してましたよ!という雰囲気で安全性第1で居場所確保しています。
やはり変わらないのはジョヒエルです。テレーサには厳しい洗礼を加えていましたが、堂々としています。

そんな感じで1日目を過ごしています。

沢山のお土産の中から、小平市の新茶を先程いただきました。お茶が大好きなんですがとても香り高い美味しい新茶です。ありがとうございます!





仲良しなのか、ずっとじゃれあってます


イリュージョンを成し遂げたブラウニー


箱から出てきて思いのほか大っきくてビックリしました。ザビエル、可愛い。


先輩にゃー。


サイズオーバーのキャットタワーに登り、寝たふりして拗ねてます。


ラファエルは安全第一!


「ちゅーるいらないの?」っと言うと半目あけ。


「何なんだー!!!」とティムシェルの雄叫び。」

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