jupesjupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

聖母マリア三毛ちゃん

 

今年は数秘術では「3」の年です。

 

私の数字が「3」であり、自分の数の年の今年は、今まで達成していなかったことに取り組まねば、とずっと以前から思い続けておりました。

 

しかし、9月も早過ぎようとしているのに、いまだに取り組めていない・・・

焦ります・・・・

 

その計画は何かというと、以前からずっと未完成であった書き物の中のひとつ「マグダラのマリアの告白」の話を完結しよう、と心に決めていたのです。

 

このお話のテーマは「母性」「無償の愛」についてです。

 

しかし、日々、猫活動がとにかく私の心と身体をかき乱し、書き物に集中できません。

 

これはもしかしたら単なる言い訳だとは思います。どんなに忙しい人でも、やらねばならないことはやっていらっしゃいますからね。

 

 

しかし、今日、ふと気が付いたことですが、猫ちゃん活動を通じて、常に心に訴えかけてくるものが「母性」と「無償の愛」であり、リアルに日々見せられ、突き付けられているものです。

 

私は(いやいやながら、違和感ありありながら・・・)不幸な野良猫を増やさないようにT.N.R.活動をし、断種という強制的に猫ちゃんの不妊去勢手術を受けさせるという活動をしているのですが、その中でもどうしても、漏れていた雌猫ちゃんが交配をし、仔猫を産んでしまったケースの処理を数多く経験させられております。

 

その母猫は不妊手術をさせ、産まれてしまった仔猫達は保護をして、里親探しをする中で、母猫がものすごい程の強い愛情で仔猫達を守り通し、献身的にかつ自己犠牲的に大事に子育てをしてお世話をしている姿にハートが熱くなり心を揺れ動かされます。

 

これほど全身全霊で子どもを守り通すことは、人間には、果たしてできるだろうか、と思ってしまいます。

 

猫ちゃんの妊娠期間はたった2か月ほどで、子育ても2,3か月で終えてしまうのですが、その間に凝縮した濃密な母の深い愛情を注ぎ続ける姿が常に見られます。

 

5月の連休の時に5匹の仔猫を産んでしまったまだ自分自身も仔猫であったマオコちゃんもそうでした。

 

仔猫を産み落とした時に、人間から棒のようなもので皮膚が陥没するくらい顔を殴られ、住み処を追い出されて、あるお宅の駐車場に逃避していたにも関わらず、仔猫に栄養を与える為に、人間をまったく警戒せず、むしろ甘えて頼り切ってご飯をねだり、必死に24時間子育てをしていた姿に、周囲の人達に涙を流させていたものでした。

 

今回、私はある野良猫放置地帯の猫達の捕獲と、産まれてしまった仔猫達をどんどん里親に出しているところなのですが、その中で先日里親に出て行った3匹の仔猫達のエピソードも皆さんの心をえぐるようなものでした。

 

私は2週間ほど前に、ある野良猫放置のお宅にいた三毛猫ちゃんを保護致しました。

 

その子は推定生後6か月ということでしたが、身体が未発達で小さい子でした。しかも前足の先端の骨が曲がってそのまま癒着しており、少しだけびっこを引いて歩く子でした。

 

お世話をしていた方に伺うと、同居している人が酒乱であり、仔猫に乱暴して高いところから突き落としたというのです。本当のところ、真実ははっきりとは分かりませんが、そんなことをされたにもかかわらず、その三毛ちゃんは、とても人が大好きで人懐っこく愛される子であったそうです。

 

その三毛ちゃんを捕獲保護して、不妊手術を施した後、他のいくつかの場所で保護した5匹から7匹の仔猫達を、仔猫ボランティアをしてくださっているTさまのお宅のケージに入れておいたところ、みるみると三毛ちゃんの全部のお乳が、まるで授乳中のように盛り上がってきたのです。

 

そして自分自身がまるで仔猫を産み落としたかのように母性を発揮しだし、年下の仔猫達の面倒を見るようになったのです。

 

他の2か月から3か月の仔猫達は、まだ授乳中の仔猫もおりました。

 

そんな子達が突然母猫から引き離され、とても寂しく心細く、三毛ちゃんをお母さんのように慕い、皆、三毛ちゃんのお乳を狙っていたのです。

 

しかし、皆、もう歯も生え始めている子達であり、かなり乱暴に三毛ちゃんのお乳を吸おうとしていた為に、三毛ちゃんはだんだん痛がり、仔猫ちゃん達の猛攻撃を嫌がるようになり、ちょっと威嚇さえ始めていました。

 

そんな中で、どんどん皆里子に出てしまい、寂しくなったケージの中で最後に残ったのが、まだ生後2か月足らずの小さな仔猫2匹と三毛ちゃんでした。

 

三毛ちゃん自身もフレンドリーで可愛いのですが、前足のハンディがあり、どうしても里親候補の皆さんは二の足を踏むようで、売れ残り続けたのでした。

 

その頃になると三毛ちゃんは、最後の2匹をまるで我が子のように慈しみ、愛し、一日中舐めたりさすったり、出ないお乳を吸わせたりとお世話をしておりました。

 

よく見ると出ないはずの全部のお乳は真っ赤に腫れあがり、血が滲み痛々しい限りでした。

 

先日、里子サイトからその小さい2猫ちゃんを欲しいとおっしゃる方が、Tさまのお宅に来られました。

 

今まで3匹の猫ちゃん達を長年、飼っていらしたお方で最後の一匹が亡くなり、寂しくて仕方がないから、もう一度、猫ちゃん達を受け入れたいというご家族さまでした。

 

そしてその日はお母さまと娘さまが来られました。

 

私としては、ぜひ三毛ちゃんを入れた仲良し3匹で受け入れてくださらないか、必死で訴えておりました。

 

まずは、超愛くるしい白猫ちゃんをお二人は気に入られて、もう離さないという感じでした。しかし、一匹では可哀想だから兄弟猫ちゃんを、と見ると、兄弟の白黒八割れちゃんは、三毛ちゃんに顔をぴったりとくっつけ、「絶対に離れないぞ!」とめぢから強くにらんで参ります。

 

Tさんは「三毛ちゃんはとても良い子なのですが、足が悪いから誰ももらってくださらないのです」と同情を引く作戦に出ました。

 

それでも、母娘さんは「どうしよう・・・」と悩み、「まずは白ちゃんを引き受けます」とおっしゃった瞬間に、なんと、三毛ちゃんの両目から涙があふれ出し、したたり落ち始めたのです。

 

まるで我が子から引き離される悲しみに耐えられない母、といった様子で、顔を前足に載せ、ぽろぽろと涙を流し続けます。

 

それを見た母娘様は心を打たれてしまい、最後には「もうこれは引き離せないでしょう」とおっしゃり、悩みに悩んだ末に3匹を一緒にお引き受けくださることになったのでした。

 

その光景を見ていたTさまご夫妻も、私も皆、感動の渦に巻き込まれてしまいました。

 

猫はずうずうしく図太い、と忌み嫌う人も世間には数多くいます。

 

しかし、そんな方々も、この三毛ちゃんの涙を見たら、猫に対する考え方が絶対に変わることでしょう。

 

私は、ふと、今年のテーマである「母性」「無償の愛」は「マグダラのマリアの告白」を通してでなくても、日々リアルに魂に体験させられている、ということに気が付いたのでした。

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愛くるしい白ちゃんと八割れちゃん兄弟

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可愛い白ちゃん、メロメロになりますね。




 

 

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白ちゃんが旅立つことになり涙を流し始めた三毛ちゃん

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やっぱり一緒に行きましょう。

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ひとつのキャリーバックに団子三きょうだいが文字通り団子になって旅立ちました。