jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

おんちゃんも旅立ちました。

 

野良猫放置地帯において最初の方で保護された三毛猫、「おんちゃん」もようやく素敵なご家族さまに迎えられて旅立っていきました。

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美しい暴れ娘、おんちゃん

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最初はイカ耳でおびえていました

「おんちゃん」は、ボランティアを申し出てくださったMさまのお宅に一匹だけ保護され、他の家猫2猫ちゃんと共に、一か月間もお世話になりました。

 

ペットサイトにすぐに応募があったのですが、その方が北海道にお住まいの若いシングル男性であり、東京に出てくるのが一月後ということなど、Mさんにご報告をすると、「とても疑わしい、猫引き取り業者ではないか、Facebookに載せている顔も仲間も不良っぽい、絶対に信用しない」とさんざんな評価の反応で、渡したくないと仰います。

 

私はその男性と何度もやり取りをしていましたが、朴訥ではありますが、とても正直な好青年であるという印象を受け、決してこの方は嘘はつかないと思っておりました。

 

Mさんは一度お断りをしたいということで、先方にはすみません、ということでお断りをしたにもかかわらず、なぜか青年は、受け入れたいのはおんちゃんしかいない、とおっしゃられ、何度もコンタクトを取って来られました。

 

そして北海道から上京して仕事も安定してきたので、面談に来たいとおっしゃります。

 

最初は嫌がっていたMさんは、会ったらやり込めてやって、すぐに断ると豪語しておりました。

 

しかし2時間もかけてやって来られた方に会った瞬間に、Mさんの態度は変わりました。

 

私の思っていた通り、素朴な真面目そうな若者で、受け答えも若者にしてはしっかりとしています。

 

結局、数十分お話をしたのち、Mさんは「じゃあ、今日この子連れて帰ってください」とあっさりとおっしゃいます。

 

私は「良いんですか?このまま連れて帰るなんて?」と伺うと「問題ないです!」ときっぱりとおっしゃいます。

 

Mさんはとってもしっかりとした強い意志をお持ちの方でいらっしゃいますから、一度おっしゃったことは撤回しないお方です。

 

青年に会う前はあれだけ、悪くおっしゃっていらしたMさんが急変したことに私は少々あっけにとられておりましたが、まあ、終わり良ければすべて良しということで、おんちゃんを、青年にお連れ頂くことになりました。

 

運命は最初から決まっていたのでしょう。

 

おんちゃん、良かったね。

 

北海道青年のお宅でずっと楽しく幸せに暴れまくってください。

 

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良かったね。おんちゃん。