8日と9日に、今現在保護している仔猫ちゃん、トータル9匹のうちの5匹が、素晴らしい方のお宅に家族として旅立っていきました。
この数か月の間に、ものすごい数の仔猫が押し寄せ、嵐のようにかけまくり、そして何事もなかったように去っていく。。。
これも有難い天界からのミッションのひとつだと思い感謝して受け止めております。
今回の3組の里親さまこそは、信頼してお預けしたく、嫌、きっと大丈夫に違いありません。
飼い猫ちゃんの一生はすべて人にゆだねられてしまいます。
その人間次第で猫ちゃんが幸せになるか哀しい運命になるか、すべてが掛かっています。
今回の里親さま方お三組に関しては、毎日、
「最高最善の里親さまを!最高最善の里親様を!」
と天界に唱えている間に現れた方々ですので、たぶん。。。。イヤ、絶対に大丈夫でしょう。
今回の方々は、なんとなく、福沢諭吉さま、渋沢栄一さま、のエネルギーもお持ちのようなリッチでいわゆるセレブ、エリート・・・の方々でした。
・小学校前の道路で酷い風邪をひいてさ迷っていた、3,4か月のサバトラ兄弟君は、
TV制作のお仕事をしていらっしゃるセレブ住宅街成城にお住まいのインテリな韓国語出身の女性の息子君達になりました。
とっても真面目で、しっかりとなさっていらっしゃり、お渡しするこちら側よりも、真剣に細部において研究されていらっしゃるご様子で、安心してお任せできると感じました。
・公園で産まれてしまった4兄弟姉妹のうちの2匹のおっとり系、兄弟君は、会社の名誉会長をされながらも、悠々自適にお過ごしのアメリカンハウス様式豪邸にお住まいであり、更に外猫ちゃん達にもお優しいご夫妻のもとで、王子さまとしてお迎え頂きました。
以前、お世話していた元野良猫ちゃんがつい最近13歳でお亡くなりになり、すっかり気落ちして、生きる気力さえ無くしそうになっていらした時に、その子にそっくりな、うちのサバトラ君達を見つけてくださったとのことです。
最初は一匹だけ引き取るおつもりだったそうですが、こちらにこられて、あまりにもぴったりと寄り添って離れようとしない、兄弟2匹を見て、心を動かされ、2匹お引き取りになられることになりました。
亡くなった猫ちゃんは、2匹を足して2で割ったようなお顔だとのこと。
きっと強いご縁があったのでしょう。
お宅に伺うと、亡くなった猫ちゃんの描きかけの油絵の肖像画がありました。
本当に心がお優しいお方です。
きっと他の保護猫団体さん達なら断っていたであろう、少々ご高齢のご夫妻ですが、息子さま方がお近くにいらっしゃり、今後同居してくださるご計画とのことと、そして何よりもお人柄が素晴らしい、と思い、今回里親さまに選ばせて頂きました。
サバトラ兄弟君。良かったね!
・小学校通りで、産まれてしまい、酷い風邪とウイルスにより両目がつぶれそうであった、黒猫の2,3か月の女の子は、つい最近、ミシュランに格上げされた新しいデザイナーズホテルを共同経営していらっしゃる新進気鋭の若きオーナーさまのお姫様になりました。
そのホテルはレトロな外観の元銀行であった建物を大改造して、おしゃれでこだわり尽くされたゴージャスなものです。
またその方は、猫ちゃんを飼う為だけに、ペット可の、また細部までこだわりのあるやはりゴージャスな都会の一等地マンションにお引越しをされたばかりでした。
あの小さく両目もつぶれて見えず、今にも死に絶えそうに見えた、黒子ちゃんが、一躍、すごいお方のお宅のお姫さまになったなんて、まさにシンデレラストーリーのようです。
新進気鋭のホテルオーナーさま お部屋もおしゃれでした
すべて天界の采配によるもの。
また、もちろん、最初から猫ちゃん達は行くべき場所と家族は決まっていたのでしょう。
しかし、もし、仔猫情報の通報がなく、また私達ボランティア数人が必死になって
(気の狂ったような猫に餌やりだけをしていて増やした人々の邪魔と妨害に屈せずに)
動かなければ、あのまま仔猫達は、不健康で汚れたままの状態で育ってしまい、またそれぞれが、子を産み、更なる不幸な外猫を増やし続け、虐待を受けたり殺されたりしていたことでしょう。
勇気ある通報、そして勇気ある行動が、すべてを変える第一歩となる。
そんな学びを頂きました。
今回の捕獲保護、里親譲渡にご協力をしてくださった生徒さまのLさん、Sさん、そして熊野宮裏の住民の方々に感謝申し上げます。