昨日は4匹の仔猫ちゃん達のうち、一匹をブランコの松本さまのご紹介で里親さまのお宅にお届けして参りました。
里親さまはブランコさまのお隣の居酒屋さんのご常連さんということで、信頼できるお方でした。
今まで11匹の猫ちゃん達を飼っていたところ、6匹が亡くなってしまい、ほとんどが高齢の猫ちゃんであり、その内の若い3歳の子の遊び相手を探していらっしゃったということです。
猫ちゃん育ての大ベテランさんで扱いも手慣れたものでした。
連れて行った雄猫ちゃんはまるで魔法にかかったかのように、あっという間に、その方の膝の上でくつろいでしまいました。
松本さま、ありがとうございました。
まずは一匹。残りは3匹です。
必ず、最高最善の里親さまが見つかることでしょう!天界の奇跡を!
その後、ねこだいらさまのT.N.R.のお手伝いでゴルフ場の駐車場にいついてしまっているという6匹の猫ちゃん達の捕獲保護に向かいました。
その中にはまだ生後4,5か月とみられる仔猫ちゃん達もいて、胸が痛くなりました。
皆やせ細っていて、目も悪く、本当にもっと早く保護していたら、と辛い思いをしながら捕獲しておりました。
皆、疑いもなく、お腹が空いていて、すんなりと捕獲器に入っていくのを見るのもまた辛いものでした。
6匹のうちの4匹を捕まえていたところ、なぜか、そこに満面の笑みをたたえた従業員のユニホームを着た男性が現れました。
その方もすでに6匹の猫ちゃんを飼っている猫愛の強いお方であり、実はこの仔猫達のことがずっと気になっていて仕方なかったということです。
皆でわいわいとしゃべっていると次から次へと従業員さん達が集まってきて、不思議と吸い寄せられるように猫好きな方々ばかりで、なんとか皆保護してあげられないか、というお話に発展していきました。
支配人も通りかかりましたが、ゴルフ場という会社の経営上、ここに猫はいて欲しくない、でも殺処分はしたくない、という板挟みのお気持ちを訴えて来られました。
ゴルフ場というのは、精霊さん達がもっとも忌み嫌う場所なのです。もともと、精霊さん達が住んでいた自然界の山や野原を無理矢理切り開き、農薬をまき散らし、人工的な人間の遊技場を作った場所です。
そこにちょっと傲慢なマナーの悪い人も来たりして、パットで芝生を叩いたりします。
そういう姿を精霊さん達は怒りと憎しみの念を持って見ています。
そこで、精霊界のメッセンジャーである猫ちゃん達を派遣し、大いにそこを汚させて復讐したりするのでしょう。
しかし、それをまた人間達は目の敵にしてしまいます。
気の毒なのは、中間にいる猫ちゃん達です。
両方から責められ、辛い思いをしながら生きています。
ここの猫ちゃん達に天界の奇跡を!