jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

怒涛の日々・・・

昨晩、7月の初めから始まった花小金井でのT.N.R.&保護猫活動で保護した仔猫達、数十匹(だんだん何匹だったか分からなくなってしまいました・・・たぶん30数匹です)の最後の一匹の里親様が決定致しました。

 

最後の里親さまは、なんと仔猫達をずっと保護してくださっていらしたTさまご夫妻でした。

 

最後に残った仔は三毛猫ちゃんでした。

 

その子が産まれた8月頃に、Tさまご夫妻の外飼いの三毛猫ちゃんがどこかにいなくなってしまったそうなのです。

 

最後の一匹の三毛猫ちゃんは、その三毛猫ちゃんの生まれ変わりではないかと思われます。里親さま候補が来られるといつもおびえまくり、耳が頭にぴたっとついてしまう「イカ耳」をして、里親候補の方々から諦められてしまっておりました。そして最後の最後まで、居残ってしまい、そのうちにTさまご夫妻の内飼いの黒ちゃんととても仲が良くなり、Tさまも情が移ってしまったようです。

 

もし里親さんが見つからなかった本当にどうしようと焦っていたところでしたので、Tさまのお申し出はとても嬉しく感動でした。

 

最後から2匹目の長毛黒ちゃんもなかなか受け入れ家族が見つからなかったのですが、昨日、6歳の、なんと三つ子の女の子のいるご家庭に決定致しました。

 

最初は、私の方が黒ちゃんと三毛ちゃんの2匹で受け入れをお願いしていたのですが、その方のお宅にはやんちゃな先住猫ちゃんがすでにおり、3匹を飼うのはご無理ということで、いったんはお断りをされたのでした。するとTさまご夫妻が、「それでは自分達が三毛ちゃんを・・・」とおっしゃられ、すべては解決致しました。

 

天界の奇跡の采配にあらためて感謝感激です。

 

Tさまご夫妻という方々は、5月下旬に神戸に出張に行っている最中にいきなり電話を掛けて来られて、12匹の仔猫と5匹の親猫をなんとかして欲しい、と依頼して来られたご夫妻です。

 

それは神戸出張の仕事中であった私をかなりパニックに落とし入れてくれる出来事でした。

仕事中にもかかわらず、私は市役所に電話をしたり、無理矢理エンジェルNさんにお願いして現地調査に行ってもらったりと、かなりいろんな方々を巻き込み、生徒様方にもご迷惑を掛けてしまっておりました。

 

その後、焦った気持ちを抱えながら、帰ってくると早速、Tさまご夫妻のもとを訪ね、いろんな方々を巻き込み、ケージを借りたり、捕獲を用意したりし、そしてまたTさまご夫妻も頑張り、わずか10日間の間に、12匹の仔猫達を全部里子に出し、親猫5匹を最終日に捕獲して去勢不妊手術を終えたのでした。

 

それはそれは超スピーディな共同作業の奇跡でした。

Tさまご夫妻の特に奥様は私に平身低頭で恐縮しっぱなしであり、こちらの方が恐縮するくらいでした。

こちらとしては、猫の為に必死にやったことであってなんということはないのでした。

 

最後に掛かった費用などをお支払いすると言って来られた時、ふと天界からメッセージが参りました。

 

「費用を受け取らない代わりにこの夫妻を保護猫ボランティアに使いなさい」

と聞こえたのです。

 

そして、その旨をTさまご夫妻にお伝えしました。

 

「今回の費用はすべてこちらで持ちます。その代わりに、今後、この空いているケージに仔猫達を一時、預かってくださいませんか?」

 

そう伝えると再び奥様は平身低頭で恐縮しまくり、必死に費用を押し付けて参りましたが、それを無理矢理お断りし、その代わりに仔猫をお願いします!と、半ば強制的に保護猫ボランティアに指名してしまったのでした。

 

Tさまご夫妻には罪悪感を植え付けてしまい、交換条件的に保護猫ボランティアさんにさせてしまったのです。

 

それから、Tさまご夫妻はとっても優秀で最高の保護猫ボランティアさまになってくださったのでした。

 

奥様は専業主婦でお子さまがいらっしゃらなく、日中は仔猫達のお世話をつきっきりでおこなってくださいました。

 

仔猫のお世話は何十年もの経験のある大ベテランであり、お手のもので、汚れた仔猫達をお願いしても、すぐにノミ取り、目やに取り、そして爪切りをしてくださり、ピカピカに磨き上げてくださいます。

 

そして連日のごとく、Tさまご夫妻がリビングルームに置いてくださった借りもののケージの中に、何匹も何匹も仔猫が入れ替わり立ち替わり、仔猫達が出たり入ったりを繰り返すのを嫌な顔ひとつせずに受け入れてくださいました。

 

更に連日のように来られる里親さま候補の方々にもTさまご夫妻は、丁寧に真面目に真摯にそして親切に対応してくださいました。

 

生活の大きな部分に仔猫達の里親活動がかなり入り込ませてしまった数か月間でした。

 

Tさまご夫妻が私に依頼してきた17匹より、2倍くらいの数の仔猫達をお世話してくださったはずです。

 

きっと天界は、最初からこのご夫妻を保護猫ボランティアに指名していたはずです。

 

最初にご自分達のミスで仔猫を12匹も産ませてしまったところから始まりましたが、最終的には、その12匹の可愛い子達は、10人もの里親さま方を最高に幸せに導き、そしてこの数か月間で送り出した30数匹もの仔猫達も数多くの人々に癒しと幸せを与えたのです。

 

そして最後に残った三毛猫ちゃんをお引き受けられたことで、Tさまご夫妻の大きなミッションは修了されたと感じます。

 

今回も天界の奇跡を目の当たりにいたしました。

 

いつもながら、天界の御業はすごい・・・予測と想像をはるかに超えたことをなさいます。

 

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長毛黒ちゃんのご家族、三つ子のお嬢様達

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Tさまご夫妻と、黒ちゃん兄妹のアメリカ人ご夫妻

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長毛黒ちゃん

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お別れ・・・お互いに幸せになろうね

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私もここで幸せになるわ