やはり、自分の為に猫を飼うという方々は、結局は自己愛に満ち溢れた自分勝手な方々が多いと感じます。
・孤独で寂しいから慰めとして猫を飼いたい(パートナーと別れたとかの理由で)
・ちょっとした気まぐれで仔猫の見た目が可愛いから飼いたい
とかとか・・・
そういう理由から飼い始めた方々でも、一緒に生活をしている間に、徐々に命の重さを真摯に感じられて考え方が変わってくださったら、それは「終わり良ければすべて良し」、「メデタイメデタイ」ことなのですが、気まぐれの無責任な方は、急に気持ちが変化し、ゲームのような感覚で「リセット」「終了」というように猫まで外に放り出したり致します。
一人暮らしであるとそれを止める家族もいなく、ただ猫ちゃんはごみのように捨てられます。
どちらかというと血が通っているのかと疑問に思うような宇宙系の人々は、猫に対しても人に対しても面倒になるとふっと責任放棄するのでしょう。
人間界的な症状でいうとレベルの重い「脳の発達障害系の方」に多いと感じます。
以前は、そんなことが実際にあるのか疑問でしたが、この3年半の間でこの近所で保護した猫ちゃん達ほとんどが、その捨て猫であったということで真実を目の当たりに見せつけられました。
エンちゃん、ジェルちゃんを見ていると、こんなに人が大好きで懐っこい子達が、交通量の多い交差点に放置されていたと思うと、こういうことをする人間がいるということに、未だに胸が痛みます。
私も本来は、猫を飼いたくありません。
命が重すぎて、独り身で不安定な自営業の私には無責任な立場であり責任が取れないのです。
以前はメダカですら命が重すぎて飼えないと思い、何も飼いませんでした。
うさぎ先生は実家に突然現れてしまった為に、仕方なく飼うことになりましたが、それで、できる限り100%保証の生命保険に入ったり、「うさぎファンクラブ」に加入して勉強致しました。
今のエンちゃん、ジェルちゃんも本当は飼う気はありません。
飼うという言葉よりも、「仕方ないからしばらくおいている同胞の同居人」という感じの方々です。
そして発達障害(人間はすべて発達障害である、とある精神科の医師がおしゃっていました)であるからといって、そういう軽はずみなことをする人間は本当に許せません。
発達障害でも、人間界で経験を積んで学んでいけば、魂が成長し修正していくはずです。
この間深夜番組でふとつけたNHKでやっていた「透明なゆりかご」を一気に見てしまいました。(テレビはジョー君に去年壊されましたが、その後、ビデオのスクリーンとして使う為に購入済みです)
その透明感がある主人公の女の子は生まれつきの脳の障害のある子で、幼少期から集中すると周りが見えなくなる、人の気持ちが分からない、という問題があり、自分のせいで離婚してしまった母親との確執に悩んでいましたが、婦人科のクリニックの看護インターン生として現実の人間の生死を体験していくうちに、「分からないから考えて考えて努力する」ということで魂の成長がみられる、という素晴らしい物語でした。
そうそう、宇宙人でもなんでも、自らを知り、より良い人間になろうと努力して学んで自分を反省していけば人間になれるのです。
貴重な人間の容器を頂いているのですから、それを感謝して人間になりましょう!
そして弱く受け身的な動物さん達に手を差し伸べて助けましょう!
それが自由に器用に動かせる手足と自由に発せられる声と自由な発想ができる脳をお借りしている人間の権利であり、義務です。