うさぎ先生に会って参りました。
ますます賢く良い子になっております。
NHKで先日、北国に住む「ゆきうさぎ」のことを詳しくドキュメントしてくれていました。
その純白の可愛らしいうさぎさんの生態を観て、うさぎ先生のなぞがひとつ解けました。
うさぎ先生は、私達にいつも「追いかけっこ」を催促するのです。
追いかけるまで、ふくらはぎをカリカリとかき、無視しているとそのうち、鋭い小さい2本の歯で足首を噛みついてきます。「コラ!」と言って追いかけると、短い尻尾をプルプルと振って嬉しそうに飛び跳ねてから逃げ出します。
しばらく追いかけると、頭を低くして陰に隠れて、突然突進してきて、逃げる方向を転換をして、こちらをかく乱させるのです。
その逃げ方が「ゆきうさぎ」さんとそっくりだったのです。
原野ではいつもきつねさんに狙われる危険性があり、うさぎさんは、頭脳を駆使して、更に時速80キロにもなる健足できつねさんに打ち勝ち生き残っています。
テレビではそれでも、必死に狩りをするきつねさんに捕まり、無残にも頭を引き裂かれたゆきうさぎさんが映っていました。
我がうさぎ先生は、原野で生きることを選ばず、ぼんやりとした我が家にやって参りましたが、いつ、きつねさんに狙われても生き残る為に、日々訓練は欠かしません。
はっと、私は、うさぎ先生にとって「きつね」役をさせられていたのだ!と気が付きました。
なんという悪賢いうさぎ先生でしょう。