jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

仕事とは・・・


昨日に引き続き・・・

少し以前に激務の仕事によってうつ病を発してしまい自殺されてしまった若い女性がいらっしゃいました。
その方のお気持ちは、もし自分がその年齢であったら、とても良く分かります。

自分も若かりし頃は、仕事 イコール 人生のすべて
だと思い込んでおりました。

また仕事では、生きがい、やりがい、成長、成功を求め、カッコよく生きたいとも思っておりました。

仕事上の評価は自分のすべてであり、仕事が自分の心身に重なってしまっており、仕事ができるか、できないかで自分のすべてが決定している、という心理状態に陥っておりました。

余裕もまったくなくなり、すべて必死に完ぺきにこなさないと、と追い詰められているような気持ちでいたと思います。それで少しでも上司から叱咤されたりすると、自分を全否定されてしまったかのような気持ちに追いやられ、結局最後はうつ状態になっておりました。

その頃、よく年上の方々からのアドバイスでは「もう少し気持ちを楽に、適当に、違う道がある・・・」などと有難いお言葉を頂いてはいたのですが、聞く耳を持たずに反対に、年上の方々に対しては、逃げ道を持ったずる賢く許せないと批判的な気持ちも持っていたりも致しました。

しかし、その前職を辞めて、時間が経ち、自分自身もその図々しくもずるく悪賢い大人になってきてからは、以前の自分のような真っ直ぐで余裕がなく、柔軟性もない正義感に燃えて仕事に情熱を傾けていらっしゃる方々がいると、反対にクールで客観的な目で見られるようにもなって参りました。


そんな方々への(天界の)アドバイスとしては

「仕事はあなたのすべてではありません。仕事の評価はあなたには直結しておりません。人にはできることとできないことがあって当然です。その中でできることが十分に生かせて評価を得られるような仕事に就けたら、それが最高に良いことです。頂けるお給料を心から感謝し、その頂くお金の分の倍くらいのエネルギーを入れるようにしましょう。業務中は自分を入れず、集中し、上司から言われたことは従順に従い、業務への矛盾にも組織への疑問にも、不平不満を持たず、柔軟性を持って、臨機応変に対応し、ただひたすら精一杯に仕事をこなし、業務終了の途端にスイッチを切り、仕事のエネルギーを断ち切り、いっさい考えないようにしましょう。

素のあなたの賢い頭脳と正義感に満ちた気持ちを、そのまま業務中に持ち込んでいたら、組織のすべての矛盾に疑問を持ち批判的な気持ちで許せなくなるでしょう。

しかし、あなたがどのようにそれを組織に訴えても、ほんの少しの変化しか起こすことなく、反対にあなたという人間が組織にとっての異端児となり、疎外されるか排除されてしまい、あなたにとって得をすることなく、反対に損でしかありません。

業務中は愚鈍になりなさい。

そして組織に対して感じたこと、改善点、学んだことは、その組織以外のところで用いなさい。たとえば、あなたが起業した時に、十分にその学びはとても役に立ちます。

お金はエネルギーです。お金は地上のほとんどのことを可能にします。それでお金を頂ける状況にひたすら感謝をし、また学ばせて頂ける仕事に感謝をし、謙虚にへりくだって、対応しましょう。そしてそれで良しとしましょう」

ということでした。