6月12日という日は、私にとって一年でとても大切な日です。
勝手に記念日として大事にしております。
以前は、この日を選んでヨーロッパに一人旅をしたりと、特別なことをしておりましたが、だんだん何もできなくなってしまいました。
ただ、心の中で特別な日、と思うだけで嬉しくなります。
この間訪問した教え子さんの星の王子様である長男君は今日がお誕生日とのことです。すごい日を選んで降臨されたのですね。さすが星の王子様です。
今回の6月12日は、母が旅行をするというため、実家の留守番でこの数日間、久しぶりに実家に帰ってきております。
こんな梅雨の季節をわざわざ選んで、不便を承知で旅行を計画するなんて、なんと母らしい・・・この間の旅行も、2月の大雪の日を、わざわざと選んだかのように、計画して行っておりました。そして案の定、帰りに電車が止まり8時間も駅に拘束され、体を壊してしまっておりました。それも笑い話のネタにしていろんな人達に電話をし、自慢げにしゃべりまくっておりました。数か月間、不調でしたが、そこから奇跡的に快復したとまたまた大いに自慢をしておりました。
いつも母はわざわざ苦難を設定して、それを乗り越えることに達成感と満足感を得るようにしているに違いないと確信しております。
この苦難に満ちた家族と家庭と環境を選んでいることでもよく分かります。
周囲が、気の毒・・・と思っている中で、母はきっと魂の中で、笑いながら「ミッション、コンプリート!さあ、次なるハードルの高いゲームは!」と臨んでいるかのように見えます。
それに振り回されるこちらは不平不満たらたらです。
今回も実家に到着し、開口一番「なぜこんな大雨の日を選んで出かけるんじゃ!」と叫んでしまいました。
一応、言っておかないと気が済みません。
母は「何を言っているの!自然の恵みに感謝しなさい。こんな素晴らしい雨にそんなことを言ってはいけない」と制してまいりました。
私は心の中で本当は
「天界の試練を有難う。きっとこの試練を感謝して乗り越えられたら奇跡は起きるはず。自然に抗わず受け止めよう」と思ってはおりました。
本当にその通りで、初日は大雨で洗濯もままなりませんでしたが、天気予報を大きく外れて、翌日は初夏の青空と心地の良い風の流れる快晴になり、大いに洗濯ものを仕上げ、そして今日は雨で汚れていた窓なども大掃除ができそうです。
他人から見たら、ささやかな、ささやか過ぎる奇跡の喜びですが、奇跡は奇跡と喜びたいと思います。
奇跡と言えば、先日、なかなか捕まらなかった、母猫まるちゃんの6匹の仔猫のうちの3匹を、Yさんご夫妻が捕獲してくださったそうです。
ミニケージを置いて徐々に慣らして捕まえる方法をお伝えしておいたところ、その通りにやってくださり、数日後にすんなりと全部保護できたとのことです。
大雨の前日に家の中に入ってもらって良かったです。
きっとこの雨でしたら小さい仔猫達は流されていたかも知れません。
彼らは生きることを選んだのですね。
天界の奇跡に感謝です。
ささやかな奇跡の連続は、のちに大きな奇跡の連鎖につながるに違いありません。
とにかく試練と学びに感謝して乗り越えるしかないのですよね。
時に天界の天使達に不満をぶつけてもOKです。
奇跡の連続・・・