jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

終わりと再生・・・

 

昨日、20日はシェルターハウスでの譲渡会の開催でした。

 

「ねこむすび」さんと「ねこだいら」さんがSNSで大いに呼び掛けてくださり、またお手伝いをしてくださったおかげで、会場は大盛況となりました。

 

こちらの今まで静かな日中であったのが大賑わいで、猫ちゃん達皆、大興奮状態でした。

 

最終的に、5猫ちゃんの行き先がほぼ決定致しました。

 

行かず後家になりそうであった、ガブリエルちゃんとミカエル君も、すごくお近くの猫大ベテランさんが決意をしてご家族になってくださることとなりました。

 

なんと一か月前に亡くなった18歳の猫ちゃんがガブリエルちゃんとミカエル君を足して2で割ったようにそっくりであったそうです。

 

そのお方は最初はアラミス君とメタトロン君をご所望であったのですが、こちらが

「仔猫の旬の時にこの子達の方からいかがでしょう?」とお勧めし、ねこだいらさんが、最後の一押しをどん!としてくださり、ガブリエルちゃんとミカエル君の方に気持ちが固まったようでした。

 

有難い有難い!

 

これで今年のこの2匹の仔猫達の行き先を案じていた心の重荷が軽くなりました。

 

ほっとしたのも束の間。

 

片付けをしていると、緊急のような電話があり、

 

「車道でうずくまっている猫がいる、どうにかして!」とおっしゃいます。

 

聞いてみると、あの孤独死をしたおじいさんの家の近くのようです。

 

片付けもそこそこで駆け付けてみると、やはりおじいさんが残していったまだ若い猫が車の通るのも気が付かないかのように小さくうずくまっていました。

 

つい最近、その家の中の家財ごみが全部撤去され、戸締りをされてしまって締め出されてしまっていたのでしょう。

 

私はその日からもずっと空き家にそっとフードを置いていたのですが、この3日間くらいまったくフードに手が付けられていませんでした。

 

きっとこの子が以前は食べていたのでしょうけれども、家の中に入れず寒さの為に衰弱し、食べることすらできなくなってしまっていたのでしょう。

 

この茶白の子はおじいさんが亡くなった8月頃、顔を出してくれていましたが、もうその時にはよだれを垂らし、弱っている様子でした。

 

その時、かなり保護しようか迷いましたが、かなり警戒心が強く、家猫になるのは難しそうな感じがし、せめて食べるものだけでも、とご近所の目を盗みながら、毎晩、空き家の見えないところにフードを置いていたのでした。

 

しかし、置いても置いてもご近所が見つけ出し捨てられていました。

 

更におかしなことに、以前は10数匹はいたと思われるおじいさんの猫がその子以外一匹も見当たらないのです。

 

三毛猫が6匹はいたはずなのですが、すべて消え去ってしまいました。

 

そのご近所は悪魔の棲家のような場所であり、ほとんどが猫を憎んでおり、「こっちで捕まえて保健所に連れて行く!」と叫んでいるやからのいる場所でした。

 

憶測ですが毒入りの餌を皆食べさせられて殺されたのでは、と思います。

 

本当に痛ましく辛い、そして許されるべきではない恐ろしい事です。

 

その茶白の子もきっと毒入りの餌を食べさせられ衰弱していったのだと思います。

 

すべての原因はもともと、亡くなったおじいさんの「心優しい厚意」、しかし「後先考えない行為」から始まったものです。

 

人間達の残酷な行為の犠牲者となって死んでいった多くの猫達・・・

 

おじいさんは「地獄界」に行っていると感じます。

 

生きて残っている人間達も皆、地獄界の者達です。

 

 

しかし、猫ちゃん達の魂はすべて天使達になり、軽やかな光の中を舞い、哀れな人間達の側にそっと寄り添って慰めてくれています。

 

 

 

 

鬼ばばあさんのその後・・・

 

先日、鬼ばああさんとの警察沙汰大騒動があってから数日経ちました。

 

揉み合っていた時に、鬼ばああさんが私の手の甲に猫パンチを加えてきたのですが、

 

その傷は今も腫れあがっていて治りません。

 

まるで本当に猫ちゃんが爪を立てて引っ掻いた時のように腫れています。

 

あの鬼ばばあさんには、猫ちゃん達の恨みつらみの怨霊が妖怪化して入っていたのではないかと想像されます。

 

しかし、当の鬼ばばあさんは、180度人が変わったように緩く優しくなってしまいました。

 

騒動の日に「あと5匹捕まえる」という約束をした為に、私は家の中で捕まえてもらう為に、6枚ほど大きな洗濯ネットと猫ちゃんが大好きなおとり用のおやつを持って、依頼に行きました。

 

するとご本人は出て来ず、お兄さまが代わりに対応してうださり、本人に伝えておくとおっしゃいます。

 

その後、ご本人から電話が掛かってきて泣きながら

 

「5匹も6匹も捕まえられない。これはパワハラ?自殺したいわよ・・・猫は私を見ると逃げるのよ~捕まえるなんて無理よ~」

 

と嘆きの訴えを一時間以上も繰り返されました。

 

以前のあの怒り狂った鬼のような声はなくなり、童話の「泣いた赤鬼」のように情けなく泣いております。

 

こちらも哀れみの気持ちとなり、こちらでなんとか捕まえましょう、と慰めてあげました。

 

鬼ばばあさんは、今までご自分が警察に通報していた立場が逆転し、ご自分が犯人扱いをされてしまったのが、よほどショックであったようです。

 

あの時、「動物愛護法」が改正された文章を見せ、「100万円以下の罰金」という条項が効いたようです。

 

12月4日に、小平市の市議会の会議に「杉本彩」さんがお越しになり、参考人として活動内容をお話してくださいました。

 

その時は、ローカルな場所であまりにも高尚な内容過ぎて、ちょっと身近には感じられなかったのですが、今回、警察騒動になった時に、杉本さま方の「動物愛護法の改正」活動のおかげで動物虐待に対する罰則が厳しくなったという、尊いご活動が大いに功を奏しました。

 

本当に有難いことだと思います。

 

そして、まだまだ大騒動は続いております。

 

続く・・・

 

新月おめでとうございます!

12月15日は今年最後の新月でした。

 

昨晩、この文章を打っていたところ、エンちゃんが

 

zzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzzz

 

とPCを踏みながら打ってくれました。

 

この z のメッセージはなんだろうと思いながらいると、このブログが、全部消えてしまっておりました・・・

 

エンちゃんという子は本当に不思議な子です。

 

きっと高次元の宇宙界から降りてきた方だろうと思います。

 

「Z」

のサインは、もしかしたら水星の新人マスターに就任された、フレディー・マーキュリ―氏からのメッセージかも知れません。

 

あのお方は生前、火を奉る密教ゾロアスター教を信仰していらしたそうですね。

 

ゾロアスター教の Z Zoroastrianism

 

ご自分の芸名を Mercury 水星 と付けられたところからも、もうすでに普通の人間ではないと思います。

 

 

または怪傑ゾロ の 「Z」 ZORRO

 

または 「Z」を宙に描き続けると下向き三角形と上向き三角形が2つできあがり、六芒星の形になります。

 

六芒星は最強のシンボルマークです。

 

エンちゃんは、本当に不思議な子です。

 

今まで一度も猫らしくニャーと鳴いたことがありません。

 

クークー、フオー、ククク・・・

 

のような音を出します。

 

「火」に興味があり、よく火がついているガスコンロに上がり、火をじっと見つめています。

 

 

また「水」にもやたらと執着をし、水道を叩いて水を出し飲んでいます。

一日何度もシンク内やバスタブに入り込み、排水溝をほじくりまわしています。

 

こちらをじっと凝視してくるのに気が付き、ふっと見ると瞳がグリーン、ゴールドに変化し、彫の深い、西洋人の顔となり、貴族か、またはヴァンパイア―のようにも見えます。

 

ジェルちゃんが、日本茶とお団子が似合うような地味なお顔の対比で、エンちゃんは、紅茶とラムレーズンケーキの似合うような子です。

 

「z」

 

のメッセージ。

 

終わり、そして再生。

 

大浄化、クリアリング。

 

古いことの終わり、そして始まり

 

大きなことが起こるという警告・・・

 

なんとなくそんな気がしております。

 

f:id:jupesjupes:20201216112641j:plain

ちょっと前のエンちゃん

f:id:jupesjupes:20201216112707j:plain

元気になったジェルちゃん

 

f:id:jupesjupes:20201216112737j:plain

エンちゃん ジェルちゃん

 

 

 

 

 

 

天界の瞑想会

 

今月、23日に「天界の瞑想会」を開催させて頂きます。

 

やはり平日は来られないとおっしゃる方々が多かったために、

 

27日の日曜日も追加で開催させて頂こうと思います。

 

初めての方でもご遠慮なくお越しくださいませ。

 

癒しの猫ちゃん達がお待ちしております。

 

どうぞよろしくお願い致します。

 

天界の最高最善の愛と光を!

 

 

 

 

天界の瞑想会

 

今月の23日に東京内で天界の瞑想会を開かせて頂きます。

 

ウイークデイの為に、出席できない方もいらっしゃると伺いました。

 

そこで、もう一日、27日の日曜日に開催させて頂こうかと思い立ちました。

 

27日、午後1時から4時までの開催の予定です。

 

どうぞお気軽にお越しくださいませ!

 

 

 

 

 

 

警察沙汰 続き

 

昨日の大騒動の前の日に、5年間ほど乗り回していたマイカー(自転車)が老衰のためにご臨終となりました。。。

 

数日前から後部車輪が、乗る度にガラガラという音を出し始め、直さねばと思い近所の自転車屋さんに到着し、見て頂いたところ、「もう駄目ですね、直すとしたら車輪を全部交換しなくてはなりません。買うよりも高くなります」と言われ、どうしようかと迷っていたところ、その方が触った途端に、車輪がロックされ動かなくなりました。

 

その自転車屋さんで新車を購入しようかとも思いましたが、そこではすべて3万円以上、中古もなんと2万円近くになってしまうらしく、申し訳なく思いましたが、もう一軒の自転車屋さんまで、ロックされた自転車を引きずり、死に物狂いで駆け込んだお店の方が、誠実極まりない技術屋さんで、信頼できると思い、そこで新車の購入をすることに致しました。 

 

自転車は車でいったら数万キロを走ったくらいに車輪が摩耗し、雨風によって錆果て、更に砂利道を走らされていたおかげで満身創痍くらいに酷使されまくって、命尽き果てた・・・というお姿でした。

 

よくぞ、猫活動に命果てるまで貢献してくださった、とマイカー、自転車さまに感謝して見送りました。

 

その時、

 

「終わり、そして再生」

というサインを感じていたのでした。

 

そのサインを頂いた次の日、決意を新たにし、例の鬼ばばあさまのお宅に、再度の捕獲作戦を挑んだのでした。

 

この一年間、その鬼ばばあさんとは、戦いの日々でした。

 

早朝暗い内から、こっそりと近くに捕獲器を仕掛けていると、突然どこからともなく、鬼ばばあさんは現れ、その度に大声で叫ばれ、すぐに警察官に通報され、調書を取られ、そして警察官の方々には、毎回、猫活動の説明をし、住所と年齢を聞かれ・・・そして慰められ、労われ、励まされ・・・・

 

ということの繰り返し。

 

その同じことの繰り返しを6回まではされたことを覚えております。

 

その度にご近所でも大騒動になってしまう為に、去年の暮れにとうとう捕獲器を置いて良いと言ってくださっていたお宅から、

 

「もう猫も減ったしこの活動を止めて欲しい。これ以上、平和な生活を乱したくない」

 

と最終通告のお達しをされ、やむなく捕獲の休止に至ったのでした。

 

しかし、まだあと数匹は雌猫の手術も残っていると思い、その後、何度も担当の市役所の方に来てもらったり、あらゆる行政の部署に相談をし、議員さん4方にも訴え、更には、動物愛護センターの方にも来て調査をして頂きました。

 

出来うる限りのことの手を尽くしたつもりなのですが、どんな権力も鬼ばばあさんには功を奏せず、どなたも説得もできず、更には、法律のもと、家の中に踏み入ることができない、ということで、すべての方法で、なんの結果がでないまま、月日が経ってしまいました。

 

その間、他の場所でのT.N.R.も激しく頼まれ、その場所に心残りはあったものの、再度行くことはしばらく断念しておりました。

 

そうしているうちに、その鬼ばばあさんの家から道を挟んだエリアの猫好きなお方からお電話があり、

 

「あの家でお腹の大きな雌がいたようよ。。。また仔猫がちょろちょろとしているようよ・・・」

 

と知らされました。

 

いてもたってもいられず、行ってみると、もうすでに大きくなっている5か月くらいの若い猫達が新人デビューをして道を通る人々に挨拶をしていました。

 

しかし、去年いたはずの猫達はほとんどいなくなっています。

 

去年も皆、具合の悪そうな猫達ばかりでしたので、亡くなったり、どこかに行ってしまったに違いありません。

 

猫があの汚れが黒く固まってタール状になっているごみ屋敷にいる若い猫達が人質になっているような状態が気の毒でたまらず、心残りを清算しようと思い鬼ばばあ家のT.N.R.に再挑戦したのでした。

 

しかし、自分の防衛と対策に関しては出来ることは皆やり尽くし、もうどうすることもできない、精も根も尽き果ててしまった感じでした。

 

天界には何度も

 

「私の努力や力では限界です。もう人智を超えてしまいました。手を尽くし、もう他にどうすることもできません。あとは天界にすべてをゆだねます。なんとか打開策をお願いします」

 

と唱えておりましたが、その当日は今までよりももっと真剣に天界に祈りました。

 

そして鬼ばばあさんの魂を天界の光の中で何度も洗い清め、癒すというヒーリングをしておりました。

 

この一年間ずっと鬼ばばあさんには、天界の愛と光を、あの猫ちゃん達を救ってください、と天界の天使達、マスター達に祈っておりましたが、この日は特別に時間を作り、長い時間、鬼ばばあさんを癒したのでした。

 

 

それから、2回ほどは、こっそりと捕獲することに成功したのですが3回目でやはり去年と同じように鬼ばばあが現れ、怒鳴り散らされ、警察に通報されました。

 

しかし、この日の私は、食い下がりませんでした。

 

鬼ばばあさんに反論し、警察官達にも意気込んで立ち向かいました。

 

最後に警察官の方が、

 

「もし、あのお婆さんに殴られたり叩かれたりしたら、事件として扱えるんだけど、それ以外はこちらでも動けない・・・」

 

という旨のことをおっしゃいました。

 

その言葉を聞いて、私はちょっと計画を立てました。

 

鬼ばばあさんにもっと事件を起こさせ大騒ぎに持っていこう、と。

 

前日2匹を捕獲し、もとの場所に戻す日に、松本さんとご近所の猫好きなお方にも一緒についてきて頂きました。

 

そのご近所の方は、猫活動にもご協力をしてくださっていたお方なのですが、その方の家の中に鬼ばばあさんが突然入ってきて、私がいるのではないかと疑いを掛けて怒鳴り込まれたということで、かなり憤っていらっしゃいました。

 

ご自分も鬼ばばあさんに、もっと言いたいことがある、とおっしゃり一緒に来て頂いたのでした。

 

そして3人で鬼ヶ島に鬼退治に挑むがごとく、鬼ばばあさんの玄関前にやってきて、

 

「Hさん、猫ちゃんの手術が終わりましたからお返ししますよ。出て来てください」

 

と捕獲器に入っている猫ちゃん達を掲げて見せると、案の定、慌てて鬼ばばあさんはスリッパを履いてこぶしを振り上げて出て参りました。

 

私はわざとその方の怒りを煽ってみました。

 

「さあ、よく見てください。お宅の猫ちゃん達ですよね。ちゃんとお返ししますよ」

 

と高く捕獲器を掲げてみました。

 

すると鬼ばばあさんは、両手で顔を覆ってまずは、

 

「あなたたち~可哀想に~~何されたの~~!」

 

と泣き叫ぶパフォーマンスをされ、そして噓泣きの顔をあげて怒り狂った形相で履いていたスリッパを脱いで私に殴りかかって参りました。

 

私はよけずに、打たれるままにすると、こぶしと爪で私の手の甲を強打して参りました。

 

少々血が滲んだところで、すかさず

 

「殴りましたね?暴行しましたね。これは傷害罪です。警察に通報します」

 

と言ってささっと携帯電話を取り出すと、捕獲器を持ったまま警察に通報しました。

 

警察が来るまで20分ほど、鬼ばばあさんは大声でわめきちらし、髪の毛を振り回し、見ているこちらは、まるで喜劇を見ているかのようで、可笑しくなって失笑してしまいました。

 

松本さんもご近所さんも、鬼ばばあさんの迫真の演技を見ていて大笑いをしていらっしゃいました。

 

ご近所の方々もまた出て来られ呆れ果てて、

「またか・・・」

と仰います。

 

こんな騒動をもう何十年も繰り返している、と仰います。

 

猫のことだけでなく、鬼ばばあさんは、ご近所の方々にありとあらゆることに難癖をつけ、数件の方々はその土地から追い出してしまったそうです。

 

しかし、空いた家の後には、新しい家が建ち、もうすぐ引っ越して来られる方もいらっしゃるとのこと。

 

皆、この大変困った先住民がいることを知らずに来られるのです。

 

それは不動産の方も、伝えていないでしょう。

 

引っ越して来られる方は、住み始めてから、真実を知るのです。

 

こんな理不尽なことがまかり通りのでしょうか。

 

とばっちりを受けるのは、鬼ばばあさんの猫ちゃん達、そして何も知らない新しい住民の方々。

 

そんなことを考えている間に、警察官の方々が3人来られました。

 

今回は、こちら側が

 

「暴行されました。目撃証人もこちらにいらっしゃいます。傷害罪で告訴するかも知れません」

という、今までの立場と逆転した形で、警察官に挑みました。

 

どうぶつ基金のパンフレットや動物愛護法の書類も持って指し示し、こちらの言い分は正当だと主張致しました。

 

外の猫を捕獲し、手術し元居た場所にリターンをするだけ。その活動をしている時に、ペットだ、と主張する人に妨害をされ、暴行を働かれた。

 

その時、私は新しい動物愛護法のコピーを持って来ていて、警察官と鬼ばばあさんにお渡しし、説明を致しました。

 

「飼い主と主張する人が、飼っているペットを不適切な状態で飼い、不妊去勢手術もしない場合、一年未満の禁固、または100万円以下の罰金が言い渡される」

 

というものです。

 

それを見た鬼ばばあさんは、顔色が変わり、

 

「知らなかったわよ、そんなこと。初めてしったわよ!でもこの人は私のペットを連れて行ってどこかに売ってしまうのよ。窃盗罪よ!」

 

と繰り返します。

 

私は警察官に何度も、この方に説明をし、手紙も書いて入れていたこと、パンフレットも少なくとも3回は渡していたことをお話しました。

 

それでも鬼ばばあさんはただただ、意味不明なことを叫び、わめき散らします。

 

その時、天界の大天使ガブリエルが、松本さんの中にすっと降臨致しました。

 

松本さんは、大きく両手を広げ

 

「あなた!だまりなさい!私の話を聞きなさい!」

 

と鬼ばばあさんを力強く制御すると、鬼ばばあさんは、冷水を浴びたように静かになり、「はい」と言いました。

 

その後、松本さんはゆっくりと分かり易く、この活動の意味、必要性、お婆さんのやっていることが間違っていること、また誤解をしていたら、それを解くこと等を、小さい子どもでも分かるように噛み砕いてお話をしてくださいました。

 

一緒に黙って聞いていた大きな立派にでっぷりと太った警察官さん達も、小学生のように「うーん、そうですか。なるほど分かりました」とうなづきながら、納得してくださっています。

 

鬼ばばあさんも

 

「そうだったの?猫を盗むのじゃないの?返してくれるの?」

 

と神妙な面持ちになって参りました。

 

そして最後に

 

「分かったわよ。猫に手術させても良いわよ。勝手にして頂戴」

 

とおっしゃいます。

 

警察官の方々は、

 

「じゃあ、今すぐに猫を捕まえて持って来なさい。待っているから」

 

と言うと

 

鬼ばばあさんは家の中に入り帰って来ると

 

「皆いないわよ。逃げちゃったわよ」

 

と逃げ腰になりました。

 

じゃあ、後日で、ということになった時にすかさず、松本さんは

 

「あなた、ここにちゃんとするって念書を書きなさい。名前と住所と電話番号を書きなさい。今度来た時に、言ってない、そんなこと知らないって言われたら困るから」

 

とおっしゃり、紙を差し出しました。

 

すると鬼ばばあさんは震える手で、

 

「漢字が分からないわよ。でも書くわよ。書けばいいんでしょ。私も動物愛護をしているだけなのよ。静かに暮らしているだけで面倒は起こしたくないのよ」

 

とまったく別人のようになり、へらへらと笑いながら、念書を書いてくださいました。

 

警察官の方々も、松本さんの威厳に敬意を表し、

 

「いやーよく分かりました。我々も、納得致しました」

 

と頭を下げていらっしゃいます。

 

私など同じことを一年間、その鬼ばばあさんに何度訴えても遮られ、馬鹿にされ、まったく聞く耳をもたれなかったのに、たった一度の松本さんの説得で、皆が、納得し、態度を変えてしまったという奇跡。

 

やはり、松本さんのこれまでの経験とエネルギーと重みが違います。

 

さすが!と感嘆致しました。

 

最後に松本さんは、

 

「皆同じ、私達は猫を愛するボランティアなの。皆、優しいんだから大丈夫。安心して。あなたはまた帰って来た猫達にご飯をあげてくれるだけで良いの!」

 

とおっしゃると、鬼ばばあさんは、まるで借りて来た猫のようにおとなしくしょんぼりをしてしまいました。

 

 

続く・・・

 

 

 

 

警察沙汰狂騒曲・・・1

 

昨日、人生で10回目くらいの警察沙汰になりました・・・

 

その日の前に数日間、天界に「Hさん(猫きち、おにばばあさん)の魂が癒されますように。最高最善の結果になりますように・・」と唱えておりました。

 

朝のカードでは「平和的な解決。より良い方向に行く」と出ました。

 

結果、松本さまの大演説とおにばばあさんへの説得のおかげで事なきを得て、最高最善の方向に向かっていると思います。

 

一応、メモです。

 

2019年の10月から、ご近所さまから、酷い多頭飼育の家があるから見に行って欲しいというお話があり、ご一緒すると、なんともおぞまじいほど、外に汚れきって具合が悪そうに見える猫ちゃん達があふれているお宅がありました。

 

早速、そのお宅に訪問してもまったく応答がなく、ご近所さまに聞き込み調査をすると、何十年も前から猫が出入り自由で、仔猫も産み放題、そして産まれた猫達はご近所をさ迷い、糞尿被害も相当であるということ、更に、そこからテリトリーを奪われた猫達がよそに移動し、交通事故で亡くなったり、猫捕り業者に連れて行かれたり、とさんざんな扱いを受けている、

 

その保護主の方は精神を病んでいると思われる、70代くらいのお一人暮らしの女性。

猫を愛しているのか、虐待をしているのか、分からない混とんとした状態。

 

実のお兄さまがお隣にお住まいですが、妹の言動に恐れをなして、まったく忠告できないでいる。

 

その女性は、自分の家の猫がいなくなるとご近所中の玄関の扉を叩きながら、「猫を盗んだな!猫を返せ!」と怒鳴って歩くそう。

 

また異常者であるということが分かるエピソードも昨日、ご近所の方々から伺いました。

 

お隣にバラの花が咲くと汚らしい、と怒鳴り散らし切ってしまえと言う、道路に水を撒いていると邪魔だと言って、そのホースをハサミで切ってしまう・・・

 

そんな手も付けられないような女性に、2019年の10月から、私一人で、向こう見ず、無鉄砲な状態で挑んでしまったのでした。。。

 

もちろん、その一帯のご近所さま50件に捕獲のお知らせのチラシを配り、お話をし、10件くらいに敷地内で捕獲をして良いという許可を取ってからのスタートでした。

 

最初の数日は、早朝4時から捕獲器を仕掛け始め、面白いほどに猫ちゃん達は捕まりました。

 

しめしめとほくそ笑んで10匹近くを捕獲した3回目くらいの11月に入った少し暖かい早朝の5時くらいに、突然、長年の汚れでガラスの表面加工したようにつるつるとしているベージュの割烹着無造作に羽織った、白髪の髪を振り乱し、鬼の形相をしたまさに「鬼ばばあ」と呼ぶにふさわしい姿の女性が現れ、私にこぶしを振り上げ、

 

「お前!何をしているんだ!猫を盗ったな!窃盗罪で訴えてやる!待っていろ!」

 

と殴りかからぬばかりに迫って参ります。

 

突然のことでしたが、噂に聞いていた方と思い、静かに冷静に説明を始めました。

 

すると最初は怒鳴り散らしていた女性も徐々に落ち着き、冷静になって

 

「あんたも動物愛護の人?良かったよ。こっちもさー、近所に言われて大変でさ~」とやたらフレンドリーに対応をし始めました。

 

しかし、不妊去勢をさせて欲しいと言い始めた途端に、また鬼の形相となり、

 

「なんだ!猫は自由な動物なんだ!そんな手術なんてさせないぞ!うちのペットなんだから、こっちの自由だ!お前が手術しろ!」

 

という言葉を繰り返し、こぶしを振り上げ、何度も私を殴ろうと迫って参りました。

 

その日は退散致しましたが、それで終えては中途半端であると思い、日を改めて、こっそりとやはり早朝に仕掛けをし始めました。

 

その日も何匹か捕まった時、またあの鬼ばばあ、が現れ、警察に通報すると怒鳴り、

 

「どうぞ」、というとすぐに地元の警察官が数人やって参りました。

 

警察官に、「T.N.R.」の説明をし、パンフレットを渡すとすぐに、皆さんは理解を示してくださいました。

 

しかし、鬼ばばあは家の中に引きこもり、中から大声で叫び続けています。

 

その様子に反対に警察官の方が怒りだし、「あなたこそ、適切に猫を飼いなさい!」と怒鳴り始めました。

 

その日はそれで収まりましたが、それから、何度も同じことの繰り返しがあり、

昨年から6回警察を呼ばれ、遂にはご近所の方々から、「もう大騒動になるから止めて欲しい」と言われ、一年ほど前に撤退したのでした。

 

しかし、私としては、猫が人質になっているような状態が気の毒に思うだけで、部外者である私が何度も遠くまで早朝足を運び、こっそりとT.N.R.をしていたのです。

 

残念なことに、ご近所さま方のご協力は一切ありませんでした。

 皆見て見ぬ振り、関わりたくない、面倒はご免だ、やってくれるなら有難いが自分達の労力、時間もお金も使いたくない、というクールなスタンスです。

 

私は鬼ばばあさんよりもご近所の方々の態度を憎みました。

 

続く