日々、まだまだ外猫ちゃん達の餌やりを続けております。
この餌やりも今月の6月で5年目になりました。
すでに日々のルーティンとなっております。
飽きっぽい私がよくも毎日続けているものだと呆れます。
しかし、待っている相手がいると思うと強制的にでも行うために運動になって良いと思っております。
私は食べたらそのまま太る素直な体質であるため、この運動でなんとか健康体重を保てていると猫ちゃん達に感謝しております。
そして餌やりをしながら、毎日、静かな敵と戦っています。
以下のサイレント・キラーたち!
蚊
なめくじ
ハエ
あり
ごきぶり
カラスくん
(まあ、この子たちは許しましょう。「なんだ、えこひいきではないか!動物愛護精神があるならすべてのものを愛し慈しみなさい!」と動物愛護の方々から責められそうです。以前、私がハエを叩いてしまった時、動物愛護の方から「なんで殺したの?私なら包んで外に逃がしてあげるのに」と責め立てられたため「すんません、つい、いつものようにぶっ殺しちまって」とやくざの殺人にまつわる対話のようなものをしたことがあります。しかし、私の感じるところでは「それぞれが、それぞれの役割を担っている。害虫は嫌われるために地球に来ている。動物さんは愛されるために来ている」という見解があります。害虫を殺してしまう言い訳ですが・・・)
一番、気が狂うほど嫌な相手は
蚊
です。
蚊のことを思うと、気持ちが沈み暗い気持ちになります。奴らは私をダウンさせる、最高の仕事をしてくれます。
どうも私は蚊のアレルギーがあるらしく、蚊の細い足先が少し触れただけでもそこが腫れあがり、熱まで出てくるのです。
それで、毎年、いろんな対策をして戦っております。
昨年は、他のベテラン餌やりさんからお勧めされた「携帯蚊取り線香」を自転車と腰にぶら下げておりました。
蚊取り線香はとても効果があるのですが、自転車で走っていると、空気が多く触れるために、困ったことに時々、それらが火を噴き、火山のように煙を吐いて止まらなくなるのです。
夏の夕暮れ時、腰から燃え盛る炎と猛烈な煙に包まれ、強烈な線香の匂いをまき散らしながら、猫達にご飯を与えている人間は、はたから見たら、なんともシュールな光景でしょうね、と自分でもほくそ笑みしておりました。
そばを通る方々は、そんな私を見ると一瞬、恐ろしいものに遭遇したというこわばった顔をしながらも、かかわると大変だ、見なかったことにしようというようにささっと去っていきます。
しかし、きっと彼らはそのあと、SNS上で「火」「煙」「猫人間」とかハッシュタグをつけてツイッターにでも書いているんだろうな、と自分が名物人間になっていることをあきらめています。
今年は、この間、生徒さまから教えて頂いた「竹酢液」を薄めてスプレーを試しております。
以前からこの「竹酢液」のことは、実家の母が水虫の特効薬としてオーガニックのお店で買ってみた、ということで見たことはありました。
しかし、その香りが強烈であり、少々苦手ではありました。
それでもこの竹酢液のことを調べると、防虫だけではなく、肌にも良いと分かり、早速取り寄せて試しております。
今のところ、なかなか良いようです。最初に容赦なく、全身ずぶぬれになるほどふり掛けると強烈な匂いで人も寄せ付けませんから、良い感じであります。
<嫌いなマイワースト3>
1位 蚊
2位 なめくじ
3位 酔っ払い
このワースト3の存在に対して、生存の権利を与えたくないくらいです。勝手にすみません。
3位の酔っ払いは人間の器をもっていますが、酒に泥酔しているものは、もはや人間ではなく、憑依されたうごめくもの化していますから一ミリの同情にも値しません。日本は酔っ払いに対し、許容範囲が広すぎて寛大過ぎると思います。私など電車のホームにずらっと酔っ払いがいると全部機関銃で撃ち殺したくなってしまいます。以前、駅でゴミ箱に頭を突っ込み吐いている酔っ払いの背中を優しくトントンと叩いて介抱している駅員さんを見てイラついておりました。私が駅員だったら、その酔っ払いを汚らしい粗大ごみとして後ろから蹴り飛ばしてゴミ箱に放り込むでしょう。学生時代にアルバイトをしていた出版社に編集会社から派遣されていらした編集員の早稲田大学出身という女性が飲み会の席で「酒飲みの流儀はね、酔っぱらわないこと、翌日に持ち越さないこと」と格好よくおっしゃっていました。それが本物だ、と感心しておりました。酒というルシファーに理性の枠を取り外されてしまったら負けてしまいます。
そんなことを思い出しながらも日々えさや
奮闘しております。