先日は、「鈴木一族」と名付けていたネコちゃん達家族に大きな変化がありました。
小平市鈴木町の大きな街道を経た2か所で、ほぼ同時期に捕獲作業が行われておりました。
一か所は「鈴木 茶トラ一族」 5匹の子ネコ達は、私の元へ・・・
もう一方の「鈴木 本家 一族」は白薄茶6匹の子ネコ達は、「猫結び」さんの元へと
一時保護されることになったのです。
実は両方の子ネコ達は皆4か月近くになっていたため、元いた場所に戻す予定でした。
しかし、結局は・・・情がわいてしまい・・・戻せず・・・
両方の場所で保護されることとなったのでした・・・
「鈴木 茶トラ」ちゃん達は、ごみ溜め宅のネズミ捕り要員にされ、人間の残飯を与えられ、ご近所からは疎んじられ邪険にされていた茶トラの母親譲りのワイルドな性格の子ばかりでしたが、
一方の、「鈴木 白薄茶」ちゃん達は、豪農の芝生もきれいに生えそろう素敵に整備されているお庭のある本家で5年間大事にされていたきれいな白茶母ネコとご近所全体で大事にされていたため、おっとり優しく上品な子たちばかりでした。
ほぼ同じ地域で月齢も近いにも関わらず、まったく異なる性質で、呆れるほどです。
鈴木 茶トラちゃん達は一か月間、風邪と下痢の治療を経て、人間慣らしをされているにも関わらず、いまだに「シャー!パーン!」の癖が止まりません。
一方の鈴木 白薄茶ちゃん達は最初から「ゴロゴロスリスリぺろぺろ」だそうです。羨ましい。
6匹のうち、こちらにも半分、くださいませんか?痛み分けし合いましょう、という提案を断られました。
どの子も可愛く選べないようです。
こちらもあんな子達に癒されたい。
しかし、先日はその茶トラ5兄弟姉妹の長男が近くの良いご家族のもとに旅立ち、昨日もまたそれほど遠くない、とても優しい4人家族のもとに、またHさまご夫妻のお車の搬送で旅立って行きました。
受け入れてくださったご家族様方は、本当に穏やかでお優しい方々でした。
しかも新築の新鮮な香りのするお家でした。
ご家族の人数の多いご家庭はやはり安心感があります。
次男君の名前は「こと」君と命名されました。
ネコが初心者とおっしゃり、2匹は自信がないということで、こと君、一匹を家族の一員として大事にしてくださるようです。
お優しい方々で幸せです。
そして、「鈴木 本家 茶白」のママネコちゃんも、実は晴れておうちに入れて頂くことになりました。
「祝! 脱 ノラネコ!」
ママネコちゃんは子ネコの時から、このお宅に住みついていたそうですが、数年前から尻尾が折れてしまい、その後、雄ネコに噛まれたりし、どんどん短くなっていたようです。
ずっと本家の方は心配して網で捕まえようと試みて失敗し、その後は警戒されて、そのままになっていたそうです。
今回、ようやく捕獲に成功したため、こちらも説得し、おうちの中に入れて家ネコにしてくださることとなったのでした。
メデタシメデタシ・・・
ようやく少し光が見えてきた気がします。。。