この数日、猛烈であった暑さが少し和らいで参りました。
夏の間によく思うのですが、急に暑くなったかと思うと、また突然涼しくなるという極端な気候でありますが、一年間を通じると、だいたい平均的な気温になっているのかな、ということです。
今年の最高室温は、37度で最低室温が、5度でしたから、平均すると21度ですね。
一年中、21度である常秋の気候だったら良いな、と思います。
しかし、私が以前少し住んでいたニュージーランドは、一年中20度前後を保っていましたが、反対に、あまりにも変化がない為に、精神的に落ち込み病に陥る人がとても多く、自殺者もものすごく多いとうかがいました。
そのためか、心理カウンセラーやセラピストが街中いたるところに看板を出しており、皆さん臆することなく、セラピーに通っている、と会話の中でおっしゃっているのを聞いておりました。
また何気ない会話の中でも、そこに霊がいる、とか天使が、精霊が・・・などスピリチュアルなことも普通に話しているのも聞いておりました。
雪が似合うクリスマスも真夏の時期にあったりと、変化のない気候は反対に人をうつうつとさせるような気がします。
日本のように四季がはっきりとある国は幸せですね。
といっても最近は四季が二季のような・・・
やっぱり一年中、生れ月の11月が良い!
そんな星に住みたい・・・と叶わぬ願いを・・・
と、疲れた頭でだらだらと書いております。
昨日は疲れのピークに達して、気付くと午前3時に気を失って床に倒れておりました・・・横ではエンちゃん&ジェルちゃんがワンワンくーくーと鳴いて、私を起こそうと髪の毛を引っ張ったり耳に息を吹きかけたりしてくれていました。
この子達は単に私に起きろ!遊べと言っていただけのような・・・
またまたネコちゃん騒動に巻き込まれております。
昨日は、捕獲器を置かせてもらえるというジムの方のアポ
(元オリンピック選手のお母さまと、現役選手のお父さまに会えてちょっと光栄でした。皆さん気さくな方々でした。元オリンピック選手のお母さまは最近ブリーダーさんからネコさんを譲ってもらったとおっしゃっていました。もっと早く、こちらを知っていたら保護ネコをもらいたかった、と残念がっていらっしゃいました。残念!)
に出掛けようとしていたところ、一本の電話がありました。
その方は、いつもネコがらみでは面倒なことばかりを依頼してくる耳が聞えづらい老婦人であり、またか・・・と渋々、出てみると・・・
案の定・・・
「ご近所の方のお勤め先に、死にそうな子ネコがいるんだけど、どうしたら良いのかしら?」
と、いう旨。
つまり
「お前早く行け」
と言いたかったのでしょう。
しかし、先約がどうしてもあるため、Mさんに代わりに行って頂くことになりました。
Mさんのお話によると、
ご依頼主女性の会社の横で、やせ細って目が膿で潰れそうになっている茶トラの小さいネコが母ネコを呼んで泣き叫んでいたそうです。
捕獲器を持っていって置いてみても、一向に入る気配がなく、お隣の敷地の植木の茂みを素早く逃げ回っているそうでした。
私のアポが終わり、駆け付けて見ると、本当に今にもミイラになりそうな茶色の毛の小さい塊が見えました。
私の得意とする?母ネコの鳴き真似をすると、すぐにその子は私の声を母が迎えに来た、と思って激しく鳴きだし、こちらに近づいて参りました。
私も高い柵をよじ登って、敷地内に入り込み、もうひとりの女性と共に、追い込んでいき、一度、その女性が体を捕まえたのですが、意外にも元気にするっと逃げてしまいました。
そこで、再度、母ネコの鳴き真似をすると、子ネコがまたこちらに近づいてきたところを、上から羽交い絞めにして、ようやく捕まえることができました。
その子は眼も鼻も膿でふさがっていた為に、見ることもできず、匂いを嗅ぐこともできずにおり、捕獲器の餌さえも分からなかったようです。
そのまますぐに「おおにし動物病院」に連れていき、点滴を打ってもらいましたが、ひどい風邪状態で、連れて帰ったら、他の子ネコ達に風邪がうつるだろうと、獣医さんに言われて、どうしよう、と困惑しておりました。
すると、奇跡的にそこに、埼玉県のベテランボランティアさんが現れ、ちょうど、子ネコが出ていった預かりさんのお宅があるから訊いてみる、とおっしゃいます。
LINEで訊いて頂くと、すぐにお返事がきて、預かりOKと承諾頂きました。
すべての流れが奇跡のように見事な連係プレーでした。
私は、あの敷地でこの茶トラの子を一瞬見た時、「天使達!この子を助けて!」と心の中で叫んでおりました。
その通りに、天使達が、母ネコにも見放された、一匹の子ネコを助けてくださったのだと思います。
ノミダニだらけで、骨と皮だけになってミイラ寸前になっていた小さき命を、天界の天使達が守ってくださったのですね。
この子は天の使いに違いありません。
なんだか見ていると癒される子でした。
元気になったら戻ってくる予定になっています。
ちょっと自分が欲しくなってしまう、という欲望がムラムラと沸き起こって参りましたが、抑えて良いご家族さまを見つけてあげたいと思います。
そして夜は、一橋大学の門の中に現われた茶トラの若いネコさんの餌付けにも参りました。
もう一匹の子は、なんと左耳がさくらネコになっておりました。
どなたかが、捕獲してくださったのですね。有難い。
そのキジの子は超かわいいまん丸なお顔と体形の子であり、飼い猫にしてあげたいほどです。
若い茶トラの男の子も人懐っこく、なんとか家ネコにしてあげたいものです。
昨日は、茶トラにご縁のある日でした。