jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

書きかけのものでした・・・

 

ゴールデンウイーク前に、H市で無計画のまま始まってしまった捕獲作業で、現在まで子ネコ(亡くなってしまった子2匹)を含めて35匹のネコさんの捕獲を致しました・・・

 

昨日捕獲できた痩せて小さい子のお腹には5匹の胎児ちゃんがいたそうです。

 

本当にあの妖怪鬼家族を憎んでしまいます。

 

以下、ずっと以前に書きかけていたものです。。。

 

最近の捕獲の日々で睡眠時間が平均3時間になって参りましたが、なぜかハイパーパワーで乗り切っております。

 

体力とは裏腹に、心はうつうつとしております。

 

無責任多頭飼育、無責任餌やりじいさんばあさんバカ息子家族のせいで、取り返しがつかないほど、地域にやせ細ってノミダニだらけで病気のネコさん達があふれ、近隣の方々からは、ネコさんは嫌われ者に成り下がってしまっております。

 

じいさんばあさんは薄い唇の口角を下げて、くの字にまがった腰を必死に伸ばしながら、しなびた野菜を無人販売の台の上に運び、途方もない高額値段で販売しております。

 

じいさんはいつもズボンの社会の窓が開いております。

 

深いしわが刻みこまれた顔の皮膚はまるでアフリカのサイのような皮膚で硬く固まっております。

 

常に茶色のかつらをかぶっている、腰の曲がったばあさんも意地の悪そうな目つきでこちらを睨みつけ、薄い唇からは、底意地の悪い低音の声を発し、こちらをさげすんで参ります。

 

独身で親と同居している50代くらいの息子は、父親譲りのぎょろっとした目をまん丸く見開き、おちょぼ口のひょっとこ顔の異様な表情でせわしなくリヤカーを押して行ったり来たりしており、両親がいない時を見計らっては、こちらに暴言を吐いて参ります。

 

そんな異様なオーラの屋敷に、ネコさん達が常に30匹くらいうろうろとして居場所をと食べ物を求めています。

 

昨日は、再度、敷地内での捕獲を息子に丁寧に依頼してみたところ、

 

「うるせー!頭おかしいじゃねえか?ばかやろー!くそが・・・」

というような小学生並みの月並みな脅しボキャブラリーを並び立て、民度のレベルを示してくれました。

 

こちらは慇懃無礼に頭を下げて撤退して参りましたが、心の中は冷たく

 

「この他人を傷つける暴力的な発言によってこやつは魂のレベルを地獄界まで下げた・・・」

 

と冷めた心で感じておりました。

 

言霊というのは、ものすごく大事ですね。

 

自分が発している言葉によって、身体全体が変わってくる感じが致します。

 

その家族全員が、黄土色と黒と茶色が混じったようなオーラに包まれています。

 

そんな中で、今朝、その地獄の鬼屋敷とつながった果樹園のお宅の床下に、子ネコが入り込んでしまったという連絡が入り、朝から大騒動になってしまいました。

 

明るくしゃきしゃきとしたお隣の果樹園の奥様が、お宅を最近リフォームしてくれた担当大工さんまで呼び、床を一部剥がして頂き、床下の通気口の鉄製の格子を取り除き、大捕り物の末、一匹の黒子ネコちゃんを捕獲保護致しました。

 

その子は、たった一匹で家の中に残されてしまった子らしく、ずっとお母さんネコを呼んで2晩近くも鳴き叫んでいたそうです。

 

男性ボランティアのEさんの努力の末、無事保護した子は、くるんとした巻シッポで、5,6年前にPCゴミの下から真夏に救出したファラオ君にそっくりであったため、2代目ファラオ君と命名致しました。

 

2代目ファラオ君は、一代目に負けず劣らずの賢く思いやりにあふれた黒ちゃん、男の子です。

 

その後、お母さんネコが隠していた兄弟姉妹が3匹、倉庫に置いてあった埃だらけの箱の中で発見され、救出していただきました。

 

4兄弟姉妹のうちで、ファラオ君とサビちゃんだけが残り、あとの黒子2匹は高熱が下がらず、一時保護してくださった奥様のお宅で亡くなってしまいました。

 

たぶん、40匹ほど産まれている子ネコの中で、健全に生き残っている子ネコ達は数少ないのでしょう。

 

幸運にもこちらで保護できた子ネコ達は現在9匹です。

 

残りの仔ネコ達は、時々の目撃情報はあるものの、神出鬼没の妖精ちゃんのように、実態が掴めません。

 

元凶の親子のことも許しがたいのですが、近隣一体の方々もネコの事など、二の次であり、人間の営みが最優先という態度がありありで、虚しい気持ちになってしまいます。

 

私たちが力尽きて撤退してしまったら、すぐに元の木阿弥でしょう。

 

自分達ではなにも動く気はなし、ネコごときにお金を掛ける気もさらさらなし。といった感じです。

 

あの動物愛護家であられた志村けんさんの母校の周辺一帯で起きているネコ問題・・・志村けんさんがお嘆きと感じます。

 

日々、試練の連続です。

 

この間は、餌やりの最中にクレジットカードが入っていたポーチを盗まれてしまいました。

 

被害届を出しにいったところ、対応してくださった担当の刑事さんは、なんとこの間、月に帰られた方を担当していた方々であり、私を見るなり、「あの時の!」とおっしゃり、親し気に話し掛けて来られました。

 

その時のお話もいろいろし、きっと月に帰られた方が私をそのお二人の刑事さんに会わせる為に、ポーチを無くさせたのだろうと感じておりました。

また私が結構、無防備でいる為に、「それではあぶないですよ」と、月から警告をするために、ポーチを隠したのかな、と思えました。

 

すべて意味のあること・・・

 

心して感謝し、受け入れます・・・

2代目ファラオ君

生き残ったクイーンちゃん