jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

聖ジョルジュの命日に・・・

本日、6月28日は我がソウル・メイトであられる(勝手にすみません・・・)聖ジョルジュの命日でした。

 

特別な日には、魂はゆかりのあるフランスへと飛び立っております。

 

可能ならゆっくりと優雅に巡礼の旅に出たいところです。

 

しかし、天界は私にそれをお許しにならず、相変わらず、雨の中、今朝も、例の無責任餌やりの鬼畜親子現場でのネコちゃんの捕獲と搬送作業をしておりました。

 

鬼畜じいさんは以前「子ネコらが出てきたら教えてやる」と言っていたにも拘らず、子ネコちゃん達が敷地内に出て来ていることをこちらに隠し、歓び愛でていたようです。

 

しかし、可愛い盛りを過ぎると、飽きてしまいろくに餌も与えないため、弱いネコちゃん達はテリトリーから追い出され、餌を求めてあちらこちらをさ迷い、果ては街道で轢かれて亡くなったり、飢えと病で行き倒れ死をしているようです。

 

そのような行為を10年以上も繰り返しているようです。

 

昨日も隣のアパートから塀の穴から見えるバカ息子の庭の、ビニールシートに覆われた板材の下に、手のひらに載るような、ふわふわのシマエナガの小鳥のように小さい仔ネコ達がいたいけな瞳でぼんやりと空中を眺めておりました。

 

その子達の兄妹はこちらの方で大事に保護されております。

 

その古いブロック塀は、天国界と地獄界の境界線のような役割をしているようでした。

 

思わず塀を乗り越えて捕まえに行きたいほどでした。

 

しかし、また不法侵入者として、警察を呼ばれたくはなく、表の門から入り、挨拶をしながら、親子に接近をし、子ネコのことを聞き出そうと致しました。

 

するとそこのひょっとこ面のバカ息子が飛び出してきて、親をかばおうとして、私に対し、あらん限りの暴言を吐いて参りました。

 

つい、手に持っていた携帯電話で証拠の動画を撮ろうとすると、まずいと思ったのか、急に言葉を選び始めました。

 

そして以前と同じ、「うるせー馬鹿野郎、うちの敷地のネコに手を出すなよ、分かってんだよ、でていけよ・・・」と繰り返すのみです。

 

御自分自身の言葉で、自身の魂を傷つけ、貶めていることに気が付かず、思いつく限りの暴言ボキャブラリーで人を攻撃して参ります。

 

その暴言の数々を浴びているうちに怒りではなく、深い哀しみの感情が湧いて参りました。

 

それは、自分自身が傷ついているからではなく、その親子達が、地獄界で逆さ吊りにされて、鬼たちにいたぶられているヴィジョンがすーっと見え、同情を覚えずにはいられなくなったからです。

 

実際には地獄はないようなのですが、ご自身達が生きている間に、ネコ達を苦しめてしまった後悔の念によって、ご自身の想像の世界で地獄界を創造し、永遠と続くと思われる懺悔の苦行を受け続けないとならないからのようです。

 

その家の門には左右にこれでもか、というくらい、威厳を示すような高く立派な木が2本そびえたっています。

 

なんだか、その形が地獄の門に生えている、鬼の金棒のように見えるのです。

 

その向かいのお宅にもやはり門の内側に、けやきの銘木が2本そびえたち、お互いに競い合っているかのように見えます。

 

木は古い精霊の宿る力強い存在です。

 

地球上で一番強い生命体が植物であると天界もおっしゃっております。

 

木は何十年も何百年でも生き続け、地上の者たちの動向を静かに見下ろして、すべてを理解しています。

 

この鬼畜家族のようにネコさん達を生き地獄にさらし、平気でいる人間達を決して許すことはないでしょう。

 

今は自由に泳がせて油断をさせて、最後にはとんでもない報復を与えることでしょう。

 

聖ジョルジュに願い、これ以上、この鬼畜達の悪行を止めさせ、せめてまだ未来の長い、幼い子供たちだけでも救ってあげたいと切に願っております。

 

聖ジョルジュ!どうぞお願い致します。

 

しまえなが