数日前に、自ら私の腕に飛び込んで救助を求めてきた猫ちゃんは、仔猫のようでした。
ずっと母猫を探し求めているように一日中鳴いております。
しかし、かなり気が強く、先輩猫達を威嚇して、餌も横取りをしております。
セラピー・キャット第一期生達は、素晴らしい忍耐力で警戒しながらも、仔猫を受け入れております。
その中でも特にグレーテルは、本当に忍耐強く、かまれても叩かれても、ご飯を横取りされても何もせず、じっと耐えて、温かいまなざしで仔猫を見守っております。
かなりひどい仕打ちをされても、時々可愛い声で仔猫に近づき、鼻でつんつんとキスをしてあげているのです。
なんという健気で賢くて良い方なのでしょう!
さすが!私が見込んだセラピー・キャット候補生第一号!なんて・・・
骸骨のように痩せこけて死の直前であったような子猫は、ものすごい勢いで復活しております。
名前をヘブライ語で「再生・やり直し・生まれ変わるチャンスを設ける」を意味するTimshelと名付けました。
ティムシェル
ティムと呼びます。
かなり我がまま甘ったれ、自我の強いくせのある困りものです。明日は去勢手術をして頂きます。ざまーみろ・・・
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