今日、久し振りに女の子の猫ちゃんがセラピーキャットの候補生として、Sさん宅に保護されて参りました。
以前、チラシを500数十枚ご近所にポスティングしたところ、4件の反応があり、そのうちの一件で、どうしても飼えない猫ちゃん達がいるというお問い合わせがあったのでした。
その猫ちゃんというのは、ある空き家に住み着いている母と娘の猫ちゃん達のことでした。
その空き家のオーナーさんの知り合いのご近所でご自分でも4猫の野良ちゃん達を飼いならしていらっしゃる、とっても優しい方が、ずっとフードを毎朝あげていたということでした。
しかし、そのオーナーさんが急に自分の敷地に野良猫が住みついてるということに、お怒りになり、そのフードをあげている方に怒りを向け、その猫ちゃん達を保健所に出してくれ!と叫び出したということなのです。
困り果てたその優しい方が、私にコンタクトを取って来られたのでした。
Sさんに保護のお伺いを立てますと、またまた爽やかなお声で「良いですよ~」とおっしゃってくださいました。
ありがたや。
今朝、そのお優しい方は、よほどその方と離れるのが嫌だったのか、激しく抵抗する娘猫ちゃんに本気噛みで腕を噛み付かれるという負傷を負いながら、娘猫ちゃんをキャリーバックに入れて保護してくださいました。
その方は噛まれた跡を「すんなりと捕獲できた方が別れが辛かったから良かった。これを良い思い出にする」とおっしゃておりました。本当に優しい方だと思います。
電車とタクシーを使い、無事に所沢のSさん宅に娘猫ちゃんを送り届けることができました。
娘猫ちゃんは以前、やはりご近所で保護した「ミシェル」に瓜二つの子でした。
もしかしたらミシェルの姉かも知れません。
そこで
命名:ミッチェル
(大天使ミカエルに由来する)
ものすごく優しい方にお世話して頂いてたからなのか、とっても穏やかな優しい子です。
すでになでることもできます。
お引き受け頂ける聖母マリアさま、大募集です!

最近、このようなトラ柄の山猫系の子ばかりを保護致します。
これで、保護歴42猫になりました・・・
Sさん宅に行ったついでに、ベビー猫ちゃん達の爪切りと耳掃除をしてまいりました。
そして、ケージから外に出るデビューを果して頂きました。
フラン君以外は、とても従順で扱いやすく良い子達です。
フラン君は、片目を細く開けてにらみを利かせ、いかにも「悪!」という面持ちです。
一番身体が小さくて可愛い顔をしているのに。しかし、そこがまた小憎らしくて可愛いです。
ちょっとこの子の爪を切り過ぎて流血させてしまいましたが、そんな小さいことはいっさい気にしない、という芯の強さを持っております。

激しく抵抗するフラン君




我関せず。のんびりサンちゃんとマイケル
お留守のSさんを健気に待ち続ける忠猫、マイ公 ↓


忠猫を止めてあきらめて寝るマイコー↑

呼んでませんよ、サンちゃん
おまけ



あご3連発