これまでこちらで保護した猫ちゃん達は、捨て猫ちゃん達が圧倒的に多くおります。
その子達が優しい里親様方のもとにもらわれていき、現在は幸せな日々を送っているというご報告を頂くことが、なによりの保護猫冥利に尽きます。
あのまま自分が見て見ぬ振りをしてスルーをしていたとしたら、今でもその子達が外にいたに違いないと想像すると哀しく寂しい気持ちになります。
その子達は今まで家猫として可愛がられて、ぬくぬくと暖かい平和な場所で幸せに暮らしていたのに、突然、その優しい信頼していた飼い主さんから外に連れて行かれて、見知らぬ場所にぽいっとごみのように捨てられ、そして混乱してどうして良いのか分からず、その場でただただ泣き叫び、飼い主さんを呼んでいたのです。
その時の気持ちを感じると、たまらなく辛くなって参ります。
もともと外で産まれてたくましく生きてきた身とはわけが違います。
まるで、「小公女」「小公子」の主人公のように、幸せだった日々が突然消え去り、家も家族も失い、外をうろつき、絶望の中にいた・・・
物語の中では助けの手を差し伸べてくださる神様のような方が現れます。
それが、たまたま通りかかったのが私
・・・というパターンです。
これもすべて天界からのミッションであると思います。
これほど多くの捨て猫がなぜか私の目の前に現れるのか。
今までの人生ではまったくなかったことが、目の前で起きて参ります。
これまでもあったのに、それが見えていなかったのか、気付いていなかったのかも知れません。
しかし、この子達を助けなさい、救いなさい、と言われている感じが致します。
きっと前世で修道院で修道士かなにかをしていた時に、道端で捨て子を次々に保護していたのと同じパターンでしょう。
今回は、またいっきに7匹もの、ハードルの高い仔猫達が来てしまいました。
4匹はまったく慣れない野性味と凶暴さを残す兄弟姉妹。
3匹は人には慣れているけれども風邪と目の症状がひどい兄弟姉妹達です。
お優しい里親さま、大募集をしております。