jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

感謝感謝

皆様!

 

この度は、たくさん数え切れないほどのお祝いメールを感謝申し上げます!

 

またお祝いもたくさんお送りくださり、嬉しい限りです。

 

こんな私めに多大なるお恵みを頂き畏れ多くも感謝でいっぱいです!

 

冥利に尽きます。

 

感謝感激でございます。

 

そんな日でもまた猫ちゃん達から振り回されて始まって終わった一日でした。

 

やんちゃなエンちゃん、ジェルちゃんに朝から大騒ぎされ・・・

4匹のワイルド過ぎる仔猫達の受け入れ・・・

高齢のエリザベスちゃんの抜歯の手術・・・

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ふくらはぎに乗ってくるジェルちゃん



 

 

幸せな一日でした。

 

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膝の上に仲良くエン・ジェルちゃん

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抜歯されるエリザベスさん獣医さんから可愛い!とべた褒めです。

 

 

 

 

譲渡会

 

来たる11月8日に、小平市の学園西町の猫ハウスにて

 

1時PMから4時PMくらいまで

 

猫のお見合い・譲渡会を行なわせて頂きます。

 

ご興味があり、保護猫に会いたい方はぜひお越しくださいませ。

 

予約制です。

 

orchidyurika@yahoo.co.jp

 

までご連絡をくださいませ。

 

たくさんの可愛い猫達が待っております!

 

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保護したばかりの仔猫達

 

 

11月になりました・・・自分を振り返る・・・

あっという間に、今年も残りわずかになってしまいました。

 

知らないうちに11月に・・・

 

世間とは隔離されている日々で、世界はにぎやかそうですが、静かな11月を迎えました。

 

激しい激動と変化に富んだ10月が過ぎ、11月に入った途端にエネルギーが変わった感じが致します。

 

毎年、11月に入ると思うのですが、自分の誕生月であるこの月は自分に似ている、ということです。

 

華やかなイベントのあるゴージャスな10月と12月にはさまれて、特に大きな目立ったところがなく、地味にそして穏やかに潜んでいるひとときという感じです。

 

台風もなく気候も穏やかで、寒すぎず暑くもなく、苦手な蚊もいない、そして、早く日も暮れる為に、餌やりも早く済むという11月。

 

晩秋まで気候に耐えて実った果物も豊かで嬉しい限りです。

 

一年中、11月だったら良いのに、と思ってしまいます。

 

 

余談ですが、

自分の猫活動のペンネームは

「いい なのか」

なのですが、これは11月7日にかけています。

 

 

またセラピーネームは

 

「Jupes ジュペス」

 

なのですが、これは過去世の古代エジプトの時代にたぶん、ですが、宇宙の高次元の存在とつながる神官に仕えていた書記官をしていた時の名前であった気がする、というところから由来しています。

 

今世でも、子どもの頃の変なあだ名が「ゆっぺ」と呼ばれており、とても嫌であったのですが、アラビア語では「J」の音が「ヤ行」になり「s」は飛ばされるようですので、過去世の名前が、あだなになって呼ばれていたのかな、と思います。

 

またもうひとつのペンネーム

 

「福多 ラナイ」

 

とは、私のどうでも良いショートショートを読んでくださった方が、鼻先で

「ふっ、くだらない」と笑って瞬間で忘れてくださったら、という思いでつけました。

 

 

本名はプロテスタントキリスト教徒の母が聖書から引用してつけたそうなのですが、

 

その意味は

 

「谷のゆり 谷底に一輪咲く百合の花」

という箇所かららしいです。

 

しかし、そこに隠れている真のストーリーは、谷底で一輪だけ、豪華に香り高く咲いている百合の花を見つけた旅人が、その香りに誘われて近づいていき、摘み取ろうとしているうちに我を忘れ、足を踏み外して谷底に落ちて死んでしまう、それを見下ろす百合の花は、またか、というようにうつろな瞳で空を見上げる、みたいなものがあったと思います。

 

なんだか意地の悪いルシファー的な存在です。

 

ちょっと私の性格に似ている感じもします。名前を呼ばれているうちに、そういう性格になっていったのかも知れません。

 

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フルール・ド・リス(ユリ紋章)大好きです

 

 

10月の2回目の満月おめでとうございます!

昨夜、10月31日は満月でした。

 

しかも一か月に間に2回も満月があるという珍しくも恵み多き10月でした。

 

満月のエネルギーが強すぎるせいか、ここ数日間は頭がくらくらとし、ふらつくほどでした。

 

周囲でも結構、頭に強烈なエネルギーを受けてしまい、頭痛が酷いとか、はては脳出血まで起こされた方もいらっしゃいました。

 

かくいう私も生身の人間を実感するほど、身体の痛みを感じるこの数日間でした。

 

原因としては歯の大きな治療をした後、体内に異物混入!と身体の中の戦士達

 

(免疫細胞、きっと今、注目中のマクロファージ君たち)が

 

身体の中で抗体として頑張って働いてくれていて、外から侵入してきた敵の攻撃に対抗し内部戦争が起きていたのでしょう。

 

そのせいで、ずっと熱っぽく節々が痛く感じておりました。

 

思わず、10数年振りに内科の診察に行ってしまったほどです。でも問題なし。

 

人間の身体はすごい、中に小宇宙がある、と再確認致しました。

 

免疫戦士が最終的に勝ったようで、ようやく普通になって参りました。

 

ご心配とご迷惑をお掛け致しました・・・

 

いろいろと応援して頂き感謝申し上げます。

 

体調が戻ってきてから早速、昨晩、満月輝く夜空の下、仔猫4匹を含む8匹の捕獲を試みました。

 

満月の夜は、猫が捕まり易いのです。

 

しかし、忍耐尽きて猫ちゃん達も消えてしまい、5匹目で断念致しました。

 

その後、自宅玄関前でも気になっていた雄猫ちゃんを捕獲し、合計6匹になりました。

 

やはり月に2回目の満月のパワーが強いせいか、猫ちゃん達も高揚していたのでしょう。いつもよりも捕獲はスムーズになりました。

 

まだ小さい猫ちゃん達が兄弟姉妹、母猫を求めて捕獲器の中で泣叫んでいる姿を見るとハートがずきずきと致します。

 

この子達はただ外で産まれたというだけで、なぜにこんなに辛い目に遭わなければならないのか・・・猫ちゃん達は人間よりも感情が細やかで繊細な生き物です。

 

こんな身体のサイズの罠に入れられて騒音や異臭の酷い場所に監禁され2日間も何をされるのか分からない恐怖にさらされ、飲まず食わずで喉はカラカラになり、トイレにもいけず。。。

 

感情移入してしまうと自分が死にそうになります。

 

なるべくつながらずに天界の猫ちゃん達の守護天使達を派遣するのみです。

 

こうするしか他にこの子達の今後を守る手段はないのです。

 

他に方法があったら教えて頂きたいほどです。

 

本当に拷問のように辛いボランティアです。

 

でも今は天界から「やりなさい」と言われ続けている為に、やるしかございません。

 

やり続けていたら、きっと光の出口が見えてくることでしょう・・・

 

今晩も捕獲続行です。

 

 

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今日もおおにし動物病院さんにお世話になりました

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つみあげられた捕獲器

 

 

 

 

 

エリザベスさんの怪我

おととい保護した怪我をしていた猫ちゃんを「おおにしどうぶつ病院」に連れていきました。

 

水曜日は休診日であった為に、一日休養をしてもらい、木曜日の午後の診察に間に合いました。

 

怪我の原因は、餌をあげていた工場の現場の方の証言によると「カラスを捕まえるトラばさみ」に挟まれたらしい、ということでした。

 

しかし、猫好きとおっしゃるその方々は見ていたにも関わらず、何もアクションをおこさなかったというのは理解できません。

 

他にも数人、その猫ちゃんをお世話して抱っこまでしている方々がいるにもかかわらず、なぜに今まで放置していたのか、理解に苦しみます。

 

その場所では数年にわたって精神を病んでいる男性が現れては外猫達を襲い棒で殴り足を折っていた、と餌やりさんから聞いておりました。

 

きっとこの怪我をした猫さんもそいつにやられたに違いありません。

 

最近は、私が早い時間から堂々とその場所に行って、電灯を点けて餌やりをしている為に、そいつは現れなくなったようです。

 

その怪我をした猫ちゃんの症状は、前の左足の指3本の先の方がハサミで切断されていたそうです。

 

そのまま傷口がふさがっていたようですが、あのような不潔な場所でよく感染症に掛からなかったと奇跡を感じます。

 

ただ、その時なのか、猫エイズには掛かってしまったようです。

 

病院での映像はこちら 

 

www.facebook.com

 

 

www.facebook.com

 

怪我はしたものの、餌やりさんが毎晩、手作りのフードを十分に与えてくださっていた為に、毛づやが良く健康状態も良い感じです。

 

可能なら、このまま保護して家猫としてデビューして頂きたいと思っております。

 

表情が穏やかで以前こちらにいたエリザベスさんに似ている為に「エリザベス」さんと命名させて頂きました。

 

そして、またこちらで保護している「gel ジェル」ちゃんの経過観察もして頂きました。

 

まだお若い獣医さんが、ジェルちゃんの足を触診しながら感動して涙を流さんばかりでした。

 

「この子の手術!本当に超々大変だったんですよ!獣医3人がかりで3時間も掛かったんです!骨がまっぷたつに折れていて、それをつなぎ合わせてピンで留めるのが大変だったんです。よくぞここまで良くなって・・・」

 

と感激の声を出していらっしゃいました。こちらの映像です。

www.facebook.com

 

本当はすべての猫ちゃんを救いたいのです。

 

でも目の前に現れた子しか救えません。

 

できることから着実にこなしていくのみです。。。

 

聖フランチェスコ!私に奇跡のお力を!

 

里親さま方

10月に入ってから、またまた仔猫ラッシュで、何匹やってきたのか・・・

 

他の団体さまから抱えきれない猫達がいる為に、こちらに受け入れを頼まれることもよくあります。

 

この間は5匹の仔猫のうちに捕まった4匹(茶トラの男の子、さびの女の子、黒猫女の子2匹)がやって参りました。

 

面談をさせて頂いた議員さまの竹井ようこさまのご紹介で、ご近所の信用がおける方々が里親候補さまとしてお越しくださる為に、本当に有難いと思います。

 

やはり信頼できる方々が一番です。

 

といっても、ルシファーのお試しで、近所のデイケアの女性の所長で、猫歴が長く、猫好きで捕獲保護活動も手伝う、とおっしゃる信頼できると上手に言ってこられた一瞬、信頼できると思った人が、まんまとこちらをだましてきたために、慎重には慎重を重ねて里親選びをしないといけないとつくづく反省をさせられました。

 

そのおばさん所長のことを思い出すだけで怒りが沸きあがってきてしまいます。人間のことなら、すぐに忘れますが、どうぶつさんを虐待するような人間は絶対に許せません。怒りや憎しみはもちろん手放すのが一番良いには決まっていますが、どうぶつさんの虐待に関してだけは例外です。

 

天界の聖フランチェスコもどうぶつさんに関してだけは、怒っても良いとおっしゃってくださった気がします。

 

この厚顔無恥おばさんは逃がしたあと開き直って「4階から落っこちて怪我をしていたらむしろ探し易くていいじゃないですか、探す気ない、帰ってきて欲しくない、こっちは生活があるんだからそんなことに関わりたくない、そっちと縁を切りたい・・・」という言葉を投げつけて参りました。

 

そしてこちらが必死で捜索した後、2週間目に捕獲器で捕獲した際も、送った写真を見て、「相変わらずびびりな目」とだけ返してきて、「有難う」の「あ」の字もありませんでした。

そして、ぷつっとLINEまで切って参りました。

 

なんという地獄界のうごめくもの・・・こんな人間が人をお世話するデイケアの所長で5人の息子の母親であり、しかも猫を飼っているなんて・・・。

 

こちらが何をしなくても良い人生は今後ないでしょう。

 

5人のうちの一人の息子は家出をしたらしく、もうすでに報いを受けているようです。

 

飼っている猫ちゃんには罪はないので早々に天界の天使になった方が良いのではとも思います。

 

 

そんな鬼婆とは真逆な、天使の生まれ変わりのような里親さまが先日来られました。

 

やはり議員さまのご紹介でイタリアから来られたまだお若い女性です。

 

日本語を6年間勉強されただけで完璧にお話され、文章もビジネス用語も完璧、そして尊敬語や謙譲語まで、上手に使いこなすインテリジェントなお嬢さんです。

 

言葉遣いだけではなく、仕草や立ち振る舞いも品があって可愛らしくそして素朴であり、生まれの良さがにじみ出ていました。

 

同じ年代の日本のお嬢さん達よりも失礼ですが、ずっときめ細やかな気遣いのマナーがあり、感心してしまいました。

 

2度訪問してくださり、最終的に茶トラの男の子とさびの女の子の里親さまになってくださいました。

 

おうちに訪問すると、きちんとコンパクトに清潔にお住まいのお部屋にお住まいで、そこにもうひとりの可愛らしいイタリアのご友人もいらっしゃり、生活も交友関係も真面目であると感じました。

 

妹さまはイタリアの獣医大学の5年生で将来はEUで動物愛護関係の仕事に就かれるということです。

 

猫ちゃんの知識も豊富であり、安心してお任せできると感じました。

 

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皆集まってきました。聖フランチェスコのシスターのようです。

この方は他の保護猫譲渡会では外国人であるということだけで断られたようなのですが、こちらは、人種がなんでも、猫ちゃんを生涯大事な家族として責任を持って愛して可愛がってくださる方が最高最善です。しかも絶対に脱走させない方です。

 

今回の里親騒動でも、学びを頂きました・・・

 

近所の責任ある立場の日本人でも信用はできない、グローバルな目と寛大な心を持って見なさい、ということでしょうか。

 

 

 

そしてそんなことをしている間に、ジョルジュ君のお父さんが腎不全となって最期は外猫ではなく、人のおうちでお世話をされながら亡くなったというお話を聞きました。

 

そのお話を聞いているうちに、今、毎晩餌やりをしているある駐車場で、「カラス退治用トラばさみ」に挟まれ怪我をしているキジトラの女の子のことがすごく気になり始めました。

 

もう1年も前に怪我をしていたらしいのですが、餌をあげている数人の人達も、責任を取りたくない為に、手をこまねき、病院にも連れていくことなく放置していたら、足が固まったまま、痛そうにびっこをひいて歩くようになってしまっていたそうです。

 

私が気付いたのは数か月前でしたが、他の餌やりさん達は、「仕方ない、野良だから、そのままの方が良い、そのまま死なせてあげて・・・」などとおっしゃいます。

 

私も皆さんがそうおっしゃるなら、と思っていたのですが、どうも気になって心も痛みます。

 

こちらにも今、足をけがして手術をした「ジェル」ちゃんがおり、治療後はずいぶん元気になって参りましたので、人事とは思えませんでした。

 

 

遂に昨晩、もし捕まえられるなら、と思い、洗濯ネットを用意していくと、なんとすんなりと抱っこできて洗濯根っこに入ってきました。

 

すかさずSさんに迎えにきていただき、保護することに成功致しました。

 

そのお話を他の餌やりさんにすると「やっぱり返して欲しい、野良は懐かない」と叱られました。

 

その言葉を聞き、ちょっと心外でした。

 

野良猫だって野生動物ではありません。

 

人間の手によって酷い目に遭わされたのですから、お詫びとして、いたわって治療を施す責任があると思います。

 

そして猫ちゃんという存在は本当に繊細で感情がきめ細やかで、人間よりもずっと高レベルな方々です。

 

治療も、やってあげる、という傲慢な姿勢ではなく、ひれ伏せて、「人間の悪行をお許しください、卑しい身ですが治療をさせて頂きます」という気持ちでしないといけない、とつくづく思います。

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エン・ジェルちゃん

 

 

 

 

 

 

 

里親さま方

10月に入ってから、またまた仔猫ラッシュで、何匹やってきたのか・・・

 

他の団体さまから抱えきれない猫達がいる為に、こちらに受け入れを頼まれることもよくあります。

 

この間は5匹の仔猫のうちに捕まった4匹(茶トラの男の子、さびの女の子、黒猫女の子2匹)がやって参りました。

 

面談をさせて頂いた議員さまの竹井ようこさまのご紹介で、ご近所の信用がおける方々が里親候補さまとしてお越しくださる為に、本当に有難いと思います。

 

やはり信頼できる方々が一番です。

 

といっても、ルシファーのお試しで、近所のデイケアの女性の所長で、猫歴が長く、猫好きで捕獲保護活動も手伝う、とおっしゃる信頼できると上手に言ってこられた一瞬、信頼できると思った人が、まんまとこちらをだましてきたために、慎重には慎重を重ねて里親選びをしないといけないとつくづく反省をさせられました。

 

そのおばさん所長のことを思い出すだけで怒りが沸きあがってきてしまいます。人間のことなら、すぐに忘れますが、どうぶつさんを虐待するような人間は絶対に許せません。怒りや憎しみはもちろん手放すのが一番良いには決まっていますが、どうぶつさんの虐待に関してだけは例外です。

 

天界の聖フランチェスコもどうぶつさんに関してだけは、怒っても良いとおっしゃってくださった気がします。

 

この厚顔無恥おばさんは逃がしたあと開き直って「4階から落っこちて怪我をしていたらむしろ探し易くていいじゃないですか、探す気ない、帰ってきて欲しくない、こっちは生活があるんだからそんなことに関わりたくない、そっちと縁を切りたい・・・」という言葉を投げつけて参りました。

 

そしてこちらが必死で捜索した後、2週間目に捕獲器で捕獲した際も、送った写真を見て、「相変わらずびびりな目」とだけ返してきて、「有難う」の「あ」の字もありませんでした。

そして、ぷつっとLINEまで切って参りました。

 

なんという地獄界のうごめくもの・・・こんな人間が人をお世話するデイケアの所長で5人の息子の母親であり、しかも猫を飼っているなんて・・・。

 

こちらが何をしなくても良い人生は今後ないでしょう。

 

5人のうちの一人の息子は家出をしたらしく、もうすでに報いを受けているようです。

 

飼っている猫ちゃんには罪はないので早々に天界の天使になった方が良いのではとも思います。

 

 

そんな鬼婆とは真逆な、天使の生まれ変わりのような里親さまが先日来られました。

 

やはり議員さまのご紹介でイタリアから来られたまだお若い女性です。

 

日本語を6年間勉強されただけで完璧にお話され、文章もビジネス用語も完璧、そして尊敬語や謙譲語まで、上手に使いこなすインテリジェントなお嬢さんです。

 

言葉遣いだけではなく、仕草や立ち振る舞いも品があって可愛らしくそして素朴であり、生まれの良さがにじみ出ていました。

 

同じ年代の日本のお嬢さん達よりも失礼ですが、ずっときめ細やかな気遣いのマナーがあり、感心してしまいました。

 

2度訪問してくださり、最終的に茶トラの男の子とさびの女の子の里親さまになってくださいました。

 

おうちに訪問すると、きちんとコンパクトに清潔にお住まいのお部屋にお住まいで、そこにもうひとりの可愛らしいイタリアのご友人もいらっしゃり、生活も交友関係も真面目であると感じました。

 

妹さまはイタリアの獣医大学の5年生で将来はEUで動物愛護関係の仕事に就かれるということです。

 

猫ちゃんの知識も豊富であり、安心してお任せできると感じました。

 

この方は他の保護猫譲渡会では外国人であるということだけで断られたようなのですが、こちらは、人種がなんでも、猫ちゃんを生涯大事な家族として責任を持って愛して可愛がってくださる方が最高最善です。しかも絶対に脱走させない方です。

 

今回の里親騒動でも、学びを頂きました・・・

 

近所の責任ある立場の日本人でも信用はできない、グローバルな目と寛大な心を持って見なさい、ということでしょうか。

 

 

 

そしてそんなことをしている間に、ジョルジュ君のお父さんが腎不全となって最期は外猫ではなく、人のおうちでお世話をされながら亡くなったというお話を聞きました。

 

そのお話を聞いているうちに、今、毎晩餌やりをしているある駐車場で、「カラス退治用トラばさみ」に挟まれ怪我をしているキジトラの女の子のことがすごく気になり始めました。

 

もう1年も前に怪我をしていたらしいのですが、餌をあげている数人の人達も、責任を取りたくない為に、手をこまねき、病院にも連れていくことなく放置していたら、足が固まったまま、痛そうにびっこをひいて歩くようになってしまっていたそうです。

 

私が気付いたのは数か月前でしたが、他の餌やりさん達は、「仕方ない、野良だから、そのままの方が良い、そのまま死なせてあげて・・・」などとおっしゃいます。

 

私も皆さんがそうおっしゃるなら、と思っていたのですが、どうも気になって心も痛みます。

 

こちらにも今、足をけがして手術をした「ジェル」ちゃんがおり、治療後はずいぶん元気になって参りましたので、人事とは思えませんでした。

 

 

遂に昨晩、もし捕まえられるなら、と思い、洗濯ネットを用意していくと、なんとすんなりと抱っこできて洗濯根っこに入ってきました。

 

すかさずSさんに迎えにきていただき、保護することに成功致しました。

 

そのお話を他の餌やりさんにすると「やっぱり返して欲しい、野良は懐かない」と叱られました。

 

その言葉を聞き、ちょっと心外でした。

 

野良猫だって野生動物ではありません。

 

人間の手によって酷い目に遭わされたのですから、お詫びとして、いたわって治療を施す責任があると思います。

 

そして猫ちゃんという存在は本当に繊細で感情がきめ細やかで、人間よりもずっと高レベルな方々です。

 

治療も、やってあげる、という傲慢な姿勢ではなく、ひれ伏せて、「人間の悪行をお許しください、卑しい身ですが治療をさせて頂きます」という気持ちでしないといけない、とつくづく思います。

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エン・ジェルちゃん