今日で1月も終わろうとしています。
2020年もあっという間に過ぎていきそうです。
私の方は11月末から開始した、鬼婆の棲む場所の捕獲作業を連日連夜行なって参りましたが、本日で一応、気持ちにけりをつけて終了することにいたしました。
今日も、懲りずに鬼婆は現れ、猫を隔離し、また拡散させて捕獲を邪魔し、私のあとをずっとつけてきて、他の捕獲現場までやってきて「ここがお前の家か!警察に訴えてやる!」と勘違いをし、5度目の警察通報をしておりました。
しかし、もう警察も呆れ果てて来ることはありませんでした。
こんなに邪魔をされたら捕獲どころではなく、残念ながら、3か月近く作業を行っても、ほとんどの日が虚しい空振りに終わり、結局捕獲できたのは鬼婆の家の猫達13匹に終わってしまいました。
まだまだ未手術の猫達はいそうです。しかし、その子達は、皆、病気を患っているようで、身体も毛並みも悪く目も目やにだらけで、怪我をしていたり栄養状態が悪いのか、足元もふらふらしている子達ばかりです。
去勢不妊手術よりも本当は全部保護して鬼婆からは隔離したいほどです。
けれども、そんな余力がこちらにはなく、無念です。
しかし、人智は尽くした気が致します。人間界的には警察本部にも相談し、動物愛護センターの方にも、市役所の方にも行って頂きましたが、徒労に終わりました。
ご近所さま方も、これまで、鬼婆の奇行と迷惑行為に対して、かなり警察にも保健所にも相談されたそうですが、逆に訴えられ、火を点けんばかりの逆襲をされ断念し、今は触らぬ神に祟りなしということで、すべてを見て見ぬ振りをしているようです。
そのお気持ちは分かりますが、その鬼婆の直近のお隣の方々の、私に対する冷酷極まる態度に終始、怒り心頭でおりました。
今までの猫が多い場所では、多少はご近所さま方が協力をしてくださって、なんとか捕獲を成功してこれたのですが、今回のこのエリヤでは協力どころか、邪魔をするような言動をする方々ばかりです。
猫が嫌いだから捕獲器を見るのも嫌だとおっしゃり、その次の日には、駐車場に捕獲器を置いても良いと言ったまた翌日には、「誰がそんなこと言った?一言も言ってない!出て行け!」と鬼の形相で怒鳴り散らします。きっと認知症なのでしょう。
その人も鬼婆そのものの形相です。鬼婆と同じ醜く歪んだ顔をしています。きっと鬼婆と同じうごめくものが憑依しているに違いありません。
もう一軒の真隣のご近所の奥様の方は、また反対に、お上品に「おほほうふふ、嫌だわ関わりたくないわ」とおっしゃりながら手を品良く降り、かわすばかりで、こちらのほんの少しの協力要請にも、のれんに腕押しの虚しい結果に終わります。
ただ一軒のお宅だけは捕獲器を置いて良いとおっしゃってくださり、時々、早朝、差し入れまでくださり、有難さが身に染みました。
その住宅街は大きな道路と畑に囲まれたまるで小さな島または中洲のような地形であり、まるで現世から隔離された「鬼ヶ島」なのかも知れない、と思ってしまいました。
私は鬼が大好きなのですが、鬼の種類でも、救いようのない極悪極まるうごめくものに近い人種が、よどんだ場所に集まりうごめいているような感じが致します。
そこに集められ、繁殖させられ続けた猫ちゃん達には本当に気の毒で同情してしまいますが、もう人智を超えた状態になっています。
唯一、協力をしてくださったご夫婦は、私が最後のご挨拶をすると「猫の数が激減した、有難う、ご苦労様」と深々と頭を下げてねぎらってくださいました。
あとは、もうそこの猫ちゃん達に天界の天使達を派遣し続け、鬼婆の身に何かが起こり、そして大浄化の末、最高最善の結果になることを祈り続けるのみです。
鬼婆に天界の最高最善の奇跡を