小平のスピリチュアリスト「ひかり」さんが約7年間、外の遊歩道で可愛がっていらした通称「お兄ちゃん」が腎不全で倒れ、もうひとりの餌やりのおばさまのお宅で保護されていました。
とっても賢くすべて人の話を理解し、猫仲間を守る正義感もあり、ひかりさんが餌やりに行くとずっと膝の上に乗ってきたり、足の間にはさまったりする甘えん坊君でもあり、昼間に捕獲して保存していたトカゲや小鳥を夜になると持ってきてひかりさんにお礼に放り投げてくれるという律義さもある、素晴らしいスーパーキャット君であったそうです。
その子が新入りの若い雄猫に肩を大きく噛まれて、病院に連れていって血液検査をしたところ、もう数値が図れない程、腎臓が悪く、血液も濁ってしまっていたそうです。
普通であったら、もうとうに死んでいたようなレベルであったそうです。
そんなお兄ちゃんをひかりさんが保護し、大きなお宅で部屋が余っているマンションのお部屋で保護させて頂き、ひかりさんが朝晩2回ずつ、一回のお世話は3時間から5時間という、手厚すぎるほどの介護をしているそうです。
病院にも何度も通い、もう何も食べられない為、
補填液というものを家で一日一回、点滴までしているそうです。
本当に過保護を超えた献身的なお姿は、まるで鬼子母神です。
スピリチュアリストさんですから、悪いものを口で吸い取り、吐き出す、というヒーリングもされれいらっしゃいます。
私も少しだけ伺って天界のヒーリングをさせて頂いております。
お兄ちゃんはお世話をしてくださるひかりさんに感謝し尽してもし尽せないほどであり、とっくに死んでいたはずなのに、ひかりさんのために生き長らえて、可愛い姿を見せてお礼をしているようでした。
やせ衰えているにも関わらず、毛並みはふわふわでまるで高級なぬいぐるみのようです。
そして時折、呼びかけに答えて、しっぽを振り、おもちゃで遊ぼうとします。
こんな健気で賢く良い子が外で10年間も頑張って野良ちゃんグループのリーダーとして君臨していたかと思うと切なくも誇らしい感じさえ致します。
天界にはお仲間が待っていることも知っています。
リーディングをするとお兄ちゃんの中は「無」でした。
ただ明るいまぶしい光りが見えるだけでした。
そして遊歩道の残してきたお仲間に挨拶をして、餌をくださりお世話をしてくださった皆様にお礼を言ったら、天界に戻ろうと決めているようでした。