仔猫が新月の夜にやってきて、翌日。
なんとなく少し前から、仔猫がやってくるヴィジョンが見えていた通り、黒の仔猫2匹をこちらで保護することになりました。
なんとなくワクワク感と共に予感があった為に、ケージを注文していたところ、ちょうど、保護できた翌日の今朝届きました。
本当に天界は計画通りに実行させますね・・・
まさか、こんなに早く仔猫達を保護するとは・・・
ケージは本当はスタイリッシュなものをと、思っていたのですが、急いでいた為に、すぐに来るというお手頃のものが参りました。
安物?の為、組み立てるのに相当苦労致しました。
悪戦苦闘の末に組み立て、その後、バスルームでフードと汚れと共にぐっちゃぐちゃなカオスの中、ゾンビのようになっていた仔猫達を真剣に丸洗い致しました。
うさぎ先生を丸洗いするのが私の担当であった為に、動物さんを洗うのはなんだか得意分野になってしまいました。しむら動物園の相葉君には及びませんが、結構トリミングは上達して参りました。
昨日も、でっかくどっしり横綱級プラス超臆病で暴れまくるメタちゃんを片手で首根っこを持ちながら空中洗浄するという得意技を発揮して参りました。
今日も仔猫達を洗うとなぜか、お湯がレンガ色になるのでした。
なんの汚れか・・・
この子達は、昨晩まで、朽ち果てた鶏小屋の餌箱の中で潜んでいましたが、そこは鶏糞が積み上げられたような不潔な場所にいた為、なにか分からない生物もいたかも知れません。
本当に仔猫達は辛い環境で産まれて生きているのですね。。。
手の中にすっぽり入ってしまう程、小さい生き物を洗いながら、こちらにすべてをゆだねてじっとしている姿を見るとはかなく健気で愛おしくなります。
世の中には、こういう弱い存在を捕まえては虐待するというやからがいるらしいのですが、本当に許せなくなります。
力のある人間がちょっとでも力を加えたら簡単に息を止められるようなか弱い存在です。
細かく震える身体の中に小さな小さな内臓が全部詰まっていると思うと、生命の神秘を感じてしまいます。
しかし、私は元来とても神経質で潔癖症候群な為に、自分のエリアに入るものは、徹底的に清まって頂かないと、受け入れられません。
その為、仔猫ちゃん達には申し訳なかったのですが、レンガ色の水が消えるまでかなり時間を掛けて洗ってしまいました。
その後はドライヤーを少しかけて、爪をきり、耳の奥深くの方まで汚れを取り、フィニッシュ、と思いきや、まだ顔の目の辺りが涙の痕がかたぶさのようになり、取り切れませんでした。
まだまだ完全にきれいになるまでは時間が掛かりそうです。
でも、今はかなりふんわりとした仔猫らしい姿になって参りました。
昨日までは本当に黒いゾンビの毛玉のような姿で、里親さんには紹介できないような物体でした。
どんなに洗われても、結構肝が据わっている子達で、終わるとすぐにフードを食べ始め、おもちゃでも遊んでくれます。
聖母マリアさま、大募集です!