毎日、嬉しいことが起きると同時に、がっかりと落胆させられることが起きます。
まあ、これも天界の仕組みのひとつでありバランスであると思いますが・・・
特に猫活動を始めてから、飛行機が乱気流の中で上昇したり降下したりの気流に飲み込まれているかのように激しく動揺させられます。
天界は私の一番の弱点であるところを狙って魂を磨いてくださっているのでしょう。
一番の弱点は動物さんのことです。
以前は気の毒な人々のことも気になり、長年ボランティアをしておりましたが、猫活動を始めてから、人間のことはもうどうでも良くなって参りました。
人間はホームレスになっても尊厳や権利は保証されていますから、手足と口が動く限り、自分で頑張って立ち直って頂きたい。ホームレスになるのも自由意志のもとでしょうから、勝手にしてください、という気持ちになって参りました。
しかし、ものも言えぬ動物さん達、特に家猫が外猫になってしまって放置されてる存在達は、人間の力を借りないと生きてはいけません。
身勝手な人間の産物を、心ある人達が手を差し伸べていかねばならないと思います。
良いこととしては、今年巣立っていった仔猫達が素晴らしい里親さまのお宅で、とっても愛されて最高に幸せな環境にいるというご報告を受けることです。
悲惨な環境からこっちも死に物狂いで救出してたくさんの治療費を掛けて健康にしてから厳選した方々にお譲りしてと、頑張った甲斐がありました。
がっかりしたことは、やってもやっても地域の方々のほとんどが目覚めてくださらないことです。
もちろん、素晴らしい方々も動き出して、少数精鋭で頑張ってくださっているのですが、猫活動に重要な住民の方々が、活動を邪魔したり、批判したり、またはまったく無視し、無責任に餌をあげ続けたり、毒殺したり・・・と、ちょっと嬉しいことがあるのと同時にその喜びを全部覆されて真っ暗闇の中に突き落とされるほど歓びの何倍も落胆させられ病んでしまいそうになります。
特に今住んでいるここは、最低最悪と長年言われている地域らしいです。
(さっきも、昨夜さくら耳でない猫を見掛けた為に、以前TNRをお願いしていた方に確認の電話をすると実は、あれから皆また無責任に餌を与え続けていると聞きました。またご近所さん達は最近仔猫が出て来なくて寂しい、また産まれたら良いのに、と勝手なことを言っていると聞きました・・・悲しい・・・)
本当にこの活動ほど激しいUP&Downを経験させられるものは他にありません。
それでも先に進んで行かなければなりません。
カタツムリのような歩みですが、確実に進んでいると感じます。