もなかちゃん(ミケル)をお届けした後、Sさんに車を高速を走ってもらい
剛速球で次のお届けの品川に向かいました。
黒仔猫ちゃんの女の子は、とっても賢く聞き分けの良い子で、黒い毛玉の精霊ちゃん、そのものの子でした。
ただ、道中、いつになく泣き叫んでおり、動揺しておりました。
この子は良い子過ぎて、天使のような子で、またエイミーちゃんのように早く天界に召されてしまうのではないか、とちょっと案じてしまってもおりました。
ただ、すべてを天界にゆだね、仔猫ちゃんにとっても、里親さまにとっても最高最善の結果になりますように、と唱えながら次のお宅に訪問させて頂きました。
そのお宅には、素晴らしく賢く良くできた小学生の息子さまと、猫ちゃん大ベテランのお母さまと、優しく穏やかな14歳の先住猫の女の子がいらっしゃいました。
マンションのおうちの中は、驚くほど細かい収納の箱がきっちりと組み込まれていて、アイデアウーマンであるお母さまの技術を目の当たりにいたしました。
皆さま、心が温かく誠実なご家族さまです。
安心してお任せします、と帰ろうとして、マスクを着けていらっしゃらない里親さまの横顔を何気なくふと見ると!
なんと・・・
10数年前に勤めていたスクールの生徒さまでいらっしゃったのです。
あまりの驚きに声が出ず、動揺したまま、そのことをお伝えせず、部屋を出て行ってしまいました。
そのお方がこちらに訪問してくださっていた時から、記憶にある生徒さまと同姓同名の方だな、と思っておりました。
しかし、お姿がまったく違っていらっしゃり、更にマスクを着けていらっしゃった為に、まさか、そんな、と打ち消しておりました。
お顔を直視するのは失礼であると思い、猫ちゃんのことしか見ておらずにおりましたが、今回はマスクを着けていらっしゃらないお顔を横から拝見し、また記憶にあるお声を結び付けて確信致しました・・・
なんとなんと・・
この世に里親様候補の方々は何万人もいらっしゃるのに、まさか、その何万人の中のお一人がその方となるなんて・・・
これもすべて天界のお計らいでしょう。
どんな意味があるのか、私とその方の過去のことの癒し、修正、手放し、再生、スタートでしょうか・・・
黒仔猫ちゃんを通じて、ものすごいUnbelievableな奇跡がおきました・・・
奇跡が起きました。