jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

ラジオと洗脳

音のなかった部屋に最新のアメリカンTOPミュージックが流れるようになりました。

 

テレビはあるのですが、テレビをつけると思考が乗っ取られてしまい、考える力がなくなってしまう気がするのです。

 

2か月ほど購入を悩んで、ようやく2000円くらいのラジオを手に入れたのでした。

(猫ものでは、数万円のものでも即決で購入するくせに、自分のものとなると100円でも惜しくなってしまいます。約5年間の猫活動で、自己満足とはいえ、出ていくばかりの出費で、きっと合計額で小平の築20年中古ワンルームマンションが購入できるでしょう。ここでがまん・・・)

 

良い音の響くラジオから、ナンセンスですが明るいノリノリの洋楽ポップスが掛かるだけで部屋の空気が軽やかになります。

 

学生時代、アルバイト先で、音楽は何が好きか?と訊かれて、私はJPOPSよりも洋楽が好きです、というと御三家会社・工場内勤務のおじさん(30代)は鼻先でフンと笑いながら「洋楽なんて意味のない言葉のられつだろ。リズムが良いだけだ。日本の歌には味わいある深い意味があるのだ」と馬鹿にしてきたことがあります。

 

そんなはずはない、とその後、洋楽の歌詞を必死に聞き取り意味を調べてみるとおじさんのいう通り、確かに「愛だ、恋だ、好きだ、嫌いだ、楽しい、嫌なこと忘れよう!」という単純で意味のない言葉のられつそのものでありました。

 

しかし、歌詞の中に繰り返し韻 rhyme と呼ばれる音が数多く踏まれていて、心地良いリズムに乗って繰り返し繰り返し歌われると、それがまるで魔法の呪文のように脳に浸透して陰鬱なものを吹き飛ばしてくれるのです。

 

今振り返ってみると、アメリカンPOPsというものはきっと宇宙界からの洗脳音楽であるに違いありません。

 

特にアメリカには地球人に乗り移ったプレディアス星人が多くいるようですから、娯楽産業で、世界中の人々を洗脳しているのでしょう。

 

「何があっても大丈夫!すべてうまくいくさ!気にしない気にしない!」

 

「人生楽しもうぜ!」と、軽やかに励ましてくれます。

 

きっとそのかげで宇宙の侵略者たちがアメリカ人に憑依して、世界征服陰謀がまことしやかに水面下で進んでいるのでしょう。

 

表面では、思いっ切り明るく能天気な娯楽産業を発信して、世界の人々の脳を麻薬のように麻痺させて油断させて、陰では極悪なことをしているに違いありません。

 

アメリカの方々の口癖で Everything all right! No problem!というものがあります。

 

「大丈夫!なんてことないから!うまくいくさ!」

 

みたいなことを言われると、そうでもないものでも、そうかな、と思えてしまいます。

 

でも実際はかなりやばい!まずい!状態であったりしますが、それでも、この魔法の呪文によって、

 

「まあ、いいか、なんとかなるさ」

 

と、

 

自分のやらかした失敗でもなんでも無責任になかったことにしてしまいそうになります。

 

かくいう私もまんまとその洗脳に引っかかって参りました。

 

中学一年の時に家族で移り住んだ場所は、米軍基地が近く、米軍専用ラジオ局の音がとてもクリアによく入るのでした。

 

昔は「FEN」(現在 AFN Tokyo)というラジオ局で、週末は一日中、カントリーミュージックが掛かっていたものです。

 

それをBGMのように聞いていると、陰鬱な日常が明るく感じられたものです。

 

洗脳を受け続けた結果、知らないうちに文学部の米文学を専攻しておりました。

 

そのクラスのひとつに「FEN」の番組を課題に使った科目クラスがありました。

 

それはFENの「ラジオドラマ」ひとつを次の授業までに全部日本語に訳し、提出しなさい、というのが一年間を通じた課題でした。

 

講師の先生は、

「このクラスでは9割落第する。一番良いAAは誰も取ったことがない。この授業で体を壊したものもたくさんいる」

と脅し生徒を恐怖に陥れておりました。

 

当時は授業でドラマが録音されたカセットテープが配られ、それを今は懐かしいウォークマンで繰り返し繰り返し聞き続けるのです。

 

カセットテープというのは、今の端末よりも細かく音がストップできて良かったと思います。

 

そんなクラスを取ってしまい、仕方なく、カセットテープが擦り切れるほどずっとラジオドラマを聞き続け、ドラマの書き起こしをしておりました。そのおかげで耳が英語に敏感でするどくなった気がします。

 

一年間、真面目に提出し続けた結果、評価は「AA」のひとつ下の「A」でした。

 

底意地の悪い講師の先生からはこのクラスでは「A」が最高点であるとうかがっていた為に、まあ、良いか、と安堵したものです。

 

英語を勉強しておいて良かったことと言えば、最終的に英語圏の国に赴任させてもらえて、そこでスピリチュアルな勉強ができたことです。

 

かつては日本になかった「Angelの世界のヒーリング」や「催眠療法 Hypnotherapy」の資格というものが取得できたのでした。

 

今は日本でもかなり多くの講師の方々がいるようですが、私が目覚めた当時はいっさい、その分野の講座はなく、あっても新興宗教か、古典的な催眠療法を個人で教えるという、しかも天文学的に高額な料金を要求する講座くらいでした。

 

私が赴任していた英語圏アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランドでは、スピリチュアルな分野が、とっても盛んでありました。

 

人々はそれらを心のよりどころとして、普通に、普段の世界に取り入れていました。

 

英語圏の人々は、平和で安全な日本と違って、常に不安に陥れられている人々は、スピリチュアルな救済がないとやってられない精神状態のせいもあると思います。

 

英語圏の人々は、振り返ると、かなり不安的型発達障害系の方が(失礼ながら)多かったと思います。

 

また姿形が、昆虫型(カマキリかな?)宇宙人ばかり(失礼ながら)なのです。

 

私も世界征服の手段で英語という世界共通言語が使われたとしても、それを逆手にとって利用する方が良いのかな、と、今思い返すと、そう思います。

 

今日もラジオから流れる軽妙リズムに洗脳され続けております。

この子も宇宙人ぽい

カエル型宇宙人

この子も宇宙人ぽい