jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

白血病のモーちゃん

26日の新月おめでとうございます!

 

今朝、掃除をしていると

 

「あと3年、小平もネコ活動も・・・」

 

と聞こえた気が致しました。

 

あと3年だとするとカウントダウンをしながら、もう一息かな。

 

でも少しずつフェイドアウトをしていきたい・・・と願いつつ・・・

 

空の雲をぼんやりと眺めていると、雲は急速に変化を遂げ、一秒たりとも同じ形を保っつことなく、大気の中を流れ続けています。

 

空を眺めていると壮大な地球の中にいるチリのような自分を感じます。しかし、自分も地球の細胞のひとつとして存在しているのだとも思えます。

 

すべてのものは流れて変化している、すべてのことには終わりがある、とあらためて感じさせてくれます。

 

今が不安であっても心配しても苦しんでも、それがいつか振り返ってみると懐かしいものになると思えます。

 

実は今日は、あるネコを譲渡した人物のお宅(棲み処)に赴き(殴り込みをかけ)、その後警察に被害届けを出しにいく予定でおりました。

 

実は以前、譲渡したアメショ柄兄弟を譲渡した男が一か月を過ぎた頃から、まったく連絡を寄こさなくなり、しかも譲渡金も未払いのままであったのです。

 

去勢手術もすぐにすると言ってきたものの、連絡もなくなり、これはおかしいと思って何度も電話を掛け続けても無視され、いてもたってもたまらなくなり、家まで押しかけていっても居留守を使われ、挙句の果て、「しつこくされて恐怖を覚えたから今後はLINEも電話もSNSもすべてブロックします」と勝手極まる通告をしてきてから本当にブロックされてしまいました。

 

これは犯罪行為!酷いと思い内容証明を送るものの、こちらも受け取り拒否をされてしまいました。

 

マンションの管理会社に連絡をすると最初に出た女性は親切であり、親身になってくれましたが、なんとそのマンションは犬の飼育は可であるけれども、ネコは不可、というマンションであったことが分かりました。

 

次に出た管理会社の男は、まるでTVドラマに出てきそうなほど、嫌みな憎たらしいしゃべりっぷりでこっちの非を責め続けるのみで、怒るのもバカバカしくなるほどでした。

 

この譲渡男は最初から、こちらのだましていたのです。

 

譲渡金など支払わずにネコをもらおうとしていた確信犯であったに違いありません。

 

だまされたこちらの確認不足であることは大いに認め、反省しきりですが、その開き直りの姿勢が許せず、もともと、そのネコの捕獲保護をしてくださっていた「彩の森の会」の会長さんにご相談し、一緒に殴り込みを掛けに行き、警察本町に窃盗の容疑で通報し、その後、被害届けを出して裁判まで持っていこう、ということになっていたのでした。

 

その心構えをして準備をしていたにもかかわらず、その計画があるネコの出現によって強制的にお流れになってしまいました。

 

24日の夜、大雨の中で私の餌やりの現場に、怪しい濡れそぼった毛布が置かれていて不思議な気になりました。誰かが、ここがネコの餌スポットであり、猫ハウスがあると知っていて、置いていったのだと思い、その濡れた毛布を放置自転車の上に広げて干しておくことにいたしました。

 

そして次の日、また同じ場所にいつもの餌を置くと、奥の猫ハウスよう段ボールの中から、突然、前触れもなく、見たこともないボロボロのネコが飛び跳ねて出てきて正体をあらわにしたのでした。

 

突然のネコの出現に驚きながらも、とにかく持っていたパウチを2袋、追加で置いてあげると、そのネコは、がつがつと夢中で平らげており、飢えていたのだと分かりました。

 

とても気になり、餌の回収の後、もう一度、その現場に行くと、まだそのネコがおり、捕獲器を置くと数分も経たないうちに、捕獲と相成ったのでした。

 

その出来事を、同行してもらう予定であった「彩の森の会」の方にお話しをすると、

「終わったことよりも、今目の前に現れた気の毒なネコのことを対処しなさい、ということじゃないかな」と諭され「おっしゃるとおり、ごもっともです」と答え、今回の計画はお流れになったのでした。

 

私も気を張っていたものが崩れ去り、怒りからも解き放たれて楽になりました。

 

これもすべて天界のお計らいでしょう。その男はネコに対しては非常に愛情が深く、捨てたりはしないだろうと思われます。人質ならぬ、ネコ質を取られているわけであり、その男が報復を受けた方が良いという思いと、不幸になるとそのネコちゃん達にとばっちりがいくと思うと、複雑な思いが交錯しますが、もうすべて天界にゆだね解放し忘れようと思います。

 

今回のことは大いに教訓となり、もっとネコの家族探しを慎重にしようと思います。

 

最近は、応募の9割の方々にお断りを入れています。せっかく助けた命ですから、最高最善の家族を見つけてあげたいものです。

 

このボロボロのネコちゃんをとりあえず、おおにし動物病院に連れていき、できる限りの処置をしてもらうことになりました。

 

そして本日、殴り込み計画のあったはずの日に、病院に行く前に、がしゃ!とものすごい音がしたため、音がしたところを見てみるとなんと、ミカエル像が床に叩き落とされており、片翼と盾を持った腕が折れてバラバラになっていました。

床に叩き落とされた大天使ミカエル

 

     御いたわしいお姿に・・・

 

「エンちゃんに違いない」とは思いましたが、当エンちゃんはなぜかものすごく落ち着かず、興奮状態で駆けずりまわっていました。

 

こんなことは初めての出来事でした。

 

何かのサインかも知れない、またはミカエルが身代わりになってくれたのかも知れない、とは思いました。

 

病院に行くと、いつものお優しい川口獣医さんが、残念そうな面持ちで、血液検査結果を見せてくださいました。

 

「極度の脱水状態」と「白血病

の診断結果を頂きました。

 

白血病

 

なんと

 

そして年齢は10歳を超えているようで歯もボロボロであり、上の歯を全部抜いてくださっていました。

 

全身がぼろ雑巾のようであり、入っていた捕獲器もこれ以上ないくらい泥汚れがついていました。

 

白血病は困った問題です。

 

エイズでは問題がないのですが、一緒に飼っているネコに唾液からもうつってしまうようです。

 

なんだか思考が停止してしまいました。今後どうするか、もう分からない。。。

 

とにかくこのネコちゃんにはまったく罪はありません。

 

とっても可愛い声でミーと鳴いて甘えてくることから、やはり飼われていたネコに違いないと思います。

 

誰かが、毛布に包んで大雨の中でゴミのように捨てていったのです。

 

でも、他の場所に捨てたのではなく私のもとに来るように置いていってくれたことには感謝することにします。

 

毛布にくるまれて捨てられていた様子がまるでナイル川の上流に葦のかごに入れられて捨てられた「モーセ」のようであったので、「毛布」と「モーセ」を掛けて、「モーちゃん」と名付けようと思います。

 

私のもとに来てくれて有難う「モーちゃん」

 

 

   帰ってくると「222」の表示が

 

見事に蘇えりました。接着剤のおかげで・・・

どなたか、このモーちゃんの家族になってくださいませんか?とっても性格の穏やかな良い子です。