昨日の亡き兄の誕生日であった、1月23日に、われらのアイドル、
「楽ちゃん」「楽姐さん」「牢名主」
こと
「ラクシュミー」さんが、ネコハウスからご卒業されました。
8月の真夏に余命宣告一日とされていた楽ちゃんが奇跡の大復活を遂げ、無事に家ネコちゃんに戻りました!
楽ちゃんをこれまで手厚く介護とお世話をしてくださっていらしたMさまのお車でお宅にお伺いしました。Mさまも、何度も何度も楽ちゃんを通院させ、腎臓に良いという高額なサプリメントを毎日与えてくださっていらっしゃり、楽ちゃんへの思い入れは素晴らしくお強いものでした。
不思議なことに、こちらにやってきた子ネコ達が数日前から、執拗に楽ちゃんに襲い掛かり、まるで追い出すような素振りをしていたのです。
これまで来たネコ達は決してそんなことをすることはなく、これもサインであったと思いました。
また昨日、楽ちゃんはこれまでにないほど、元気で活発に動き回り、何度もドライフードをカリカリと食べる元気パフォーマンスを見せてくださいました。
まずはトライアルで、ということでしたが、ご家族の皆さまのご決意は固いようでした。
先日、ご家族さまになる奥様の方が、書いてくださった通り、
「17歳の三毛ネコを一か月前に亡くしたばかりで、毎日泣いてばかりいます。はやく発見してあげたら、という後悔の念にさいなまれています」
という旨のメールを頂いた時、私はその亡き三毛ネコちゃんが、楽ちゃんに移り入り、飼い主さんを慰めてあげたい、のだと思いました。
ラムちゃんというお名前も楽ちゃんに似ていたし、高齢の三毛ネコであったということも、腎臓が悪かったというところも共通点がありました。
そして、昨日お届けした時に、奥様から新たなお話をお伺いしました。
以下のようなお話でした。
「実は責任が重すぎて無理だと思い、お断りしようとしていたのです。
お断りのメールを書いて、頃良い午前中の10時くらいに送ろうとしていたところ、突然、いろんな思いがドドド・・・と降りてきて私を襲ってきました。
それは楽ちゃんが今まで2回も飼い主さんから捨てられた辛さや悲しみの記憶のようなものが全部、私の体に入ってきて、ものすごくそれを感じてしまい、お断りのメールが打てなくなってしまったのです。
そして、その思わずそのメールを書き換えて、お受けします、と書いて送ってしまったのです」
とおっしゃいます。
私はそのお話をうかがっている間、紫色の光が部屋の天井からふわっと降りてきたのを感じました。
奥様から
「ラムちゃんは今どうしているのでしょう?」
とスピリチャルなご質問を受けた時に
「ラムちゃんは紫色の光となって自在に動いていらっしゃいます。飼い主さんの守護天使のようなお役目をしているのです。
そしてこれから楽ちゃんの中に入り、ぞんぶんに飼い主さんに甘えたいとおっしゃっています。飼い主さんが、ラムちゃんにやってあげられなかった思いを、楽ちゃんに注いで頂けるとラムちゃんも喜び、そして飼い主さんの償いの思いも解消できることでしょう。楽ちゃんも、これまで辛い思いをしてきた分、家族の温かさを知って幸せでしょう」
というお話をさせて頂きました。
楽ちゃんを引き取ることで、ラムちゃんも飼い主さんも楽ちゃんも、そして私達も皆、心が安らかに満たされ、満足感と幸福感を得られる気が致しました。
帰って来てから、今度はラムちゃんの思いが突然、私に入って参りました。
実はラムちゃんも、飼い主から捨てられた子ネコであったそうなのです。
捨てられた時の、恐ろしさ悲しさ寂しさで身動きが取れなくなっていたところを、お優しい方に拾ってもらい、とっても安心して喜びでいっぱいになったそうです。
その深いご恩があり、なんとかして飼い主さんの深い悲しみを取ってあげたかったそうです。
そこでちょうど条件に合っている楽ちゃんを見つけ、魂同士で話し合いをし、楽ちゃんにラムちゃんが入っていったそうなのです。
そして飼い主さんの思いが十分に満たされた時に、楽ちゃんも再び天界に戻っていくそうです。
皆がそろって幸せを頂きました。
ありがとう!
楽ちゃん!
しかし、あの怪獣のような雄叫びを聞くことができなくなるのは寂しい限りです。