本日は関東も朝から、お湿りと浄化の雨が降っています。
冬の乾燥していた日々で、目の前の畑の土埃も舞い上がり、人や動物さんの肌や目を傷めていたため、この優しい雨はとても貴重です。
しかし、外ネコちゃん達に、冬の雨は過酷です。
ただ、日本海側に比べて、この辺りは暖かく、まだまだ恵まれていると感じます。
過酷極まる地域にいらっしゃる方々、外に生きる動物さん達のことを思うと心が痛みます。
ひたすら天界の最高最善の愛と光をお送りするのみです。
そんな中、
暖かい晴天に恵まれた、昨日12日は、当ネコちゃんシェルターのお見合い会でした。
朝から、トータルで9名の方々が入れ替わり立ち替わり、お越しくださり、いっきに残っていた子ネコちゃん達4匹の家族が決まってしまいました!
祝!家族決定!
522222(ジェルちゃんが今、PCを後ろ足で打ちました・・・何?この数字は?)
2組の素晴らしいご家族さま方に、黒ちゃん姉妹ペアを2匹ずつお譲りすることになったのです。
お見合い会が始まる前に、子ネコちゃん達と遊びたいとおっしゃるボランティアさまが、お掃除もしてくださった為に、私の負担がかなり軽くなり、有難いことでした。
そのお掃除ボランティアをしてくださるお母さまは、とってもお優しくて几帳面な方で、きっちりとされていらして、しつけも素晴らしく、お嬢さま方もお母さま似の賢く本当に良いお子さま方です。
そして、こちらにしばらく滞在していました、最高にハイパーテンションで人が好きすぎる怪獣黒仔ネコ2匹ちゃん達と、ゴンタ君のおじいさん宅からやってきた4匹のうちの最後の大人しく可憐な黒仔ネコちゃん2匹とで最後の日に思う存分遊んで頂きました。
ボランティアさまご家族さまも、何かを察して当日急にお越しになられたのだと思います。
有難く感謝です。
埼玉県の山に捨てられていた仔ネコちゃん3匹は、登山途中で、拾ってくださったご高齢のご婦人宅でも、こちらに来てからも、最初から最後まで、ずーっと同じ調子、疲れ知らずのハイパー・スーパー・テンションで、24時間、ジャンプしてダッシュして食べて飲んで出して、を繰り返していました。
この子達は不思議とご家族さまがなかなか決まらなく、こちらですくすくと筋骨隆々と成長してしまい、来た当初に比べて、1,5倍も大きくなってしまいました。
24時間、オリンピック競技をしているような状態で、他のネコちゃん達を蹴散らし、女王様ぶりをいかんなく発揮して、人間らをも上手に牛耳っておりました。
きっと昨日の方々にお譲りできるまで、最高最善の方が現れるのを待っていたのだと確信致しました。
こちらで、ペット募集サイトに出していたところ、結構、お問い合わせはあったのですが、どうも、文面ではこの方々という方が現れなかったのでした。
それが、先日、楽ちゃんが天使になってから、急に良い感じのお問合せが一気にやってきたのです。
これは楽ちゃんの恩返しだと確信致しました。
約2年ほど以前も、我がエイミーちゃんが私の腕の中で天使になった直後、それまで決まらなかったネコちゃん達の家族が一気に決まったという経験があります。
楽ちゃんに関しては、最期の一週間だけを温かい愛にあふれるご家族のもとで過ごしてくれたことは奇跡のようでした。
実は、私は楽ちゃんはもうこちらで看取るしかない、と最初から覚悟を決めていたのです。
それがある日、突然
「楽ちゃんを温かい家庭に送らねば。そこで看取って頂かねば」
という思いが沸いてきたのでした。
私がどんなに非常識で変わり者であったとしても、もう重症の腎臓疾患が治らないと分かり切っている老ネコちゃんを、募集サイトに出すなど、考えられないことです。
自分でも不思議と何かに押されるような感覚で楽ちゃんを募集サイトに出したのでした。
楽ちゃんの2回も人に捨てられたエピソードや、重症な腎臓疾患のこと、老ネコであることを包み隠さず正直にお話しても、きっとこの子が欲しい、という方が現れるはず、と、どこかで変な確信がありました。
そしてすぐに応募して来られたのが、Oさまでした。
今、振り返ってみると、実は、Oさまが亡くしたラムちゃんが天使になった時、ちょうど、その時期に、
「楽ちゃんを募集サイトに出しなさい」
というメッセージが私に来ていたようなのです。
これは、天使のラムちゃんからのメッセージに間違いないと思えます。
その後、何度も打ち合わせをした後、楽ちゃんは晴れて家ネコとして迎えられ、温かいご家族さまと1週間だけ過ごし、更にMさんの顔を立てるように、Mさんがお連れした病院で息を引き取ったのでした。
楽ちゃんの両方の方々の心を読んでいたような、お二方に対する配慮に感動してしまいました。
そして、楽ちゃんが天使になってすぐに、これまで家族がなかなか決まらなかったネコちゃん達の家族が続々と決まっていったのです。
今回、とても感じの良いお二家族さまとやり取りを続け、文面で、このご家族さま方でしたら、絶対に大丈夫、と確信が持てておりました。
やはり、文章を拝見すると、その人となりが見えて参ります。
そしてお会いしてみると思った通りの素晴らしいご家族さま方でした。
この人間界にいて、人間に落胆させられることが多い中で、魂レベルの高い方々にお目に掛かると、また、人間界も捨てたものではない、と嬉しく心が明るくなって参ります。
ハイパー娘たちは都心に近い千葉の不動産業を営む方のお姫様になりました。
エステシャンをなさっていらっしゃるセンスの良い奥様と賢いアース・スターの息子様もいる最高のご家族さまです。
山からやってきた怪獣娘たちが玉の輿に乗った!と、埼玉のボランティアさん方も大喜びです。
そして、ゴンタ君のおじいさん宅からやってきた、最後の黒仔ネコちゃん2匹も、お優しいご家族さまのもとにもらわれて行きました。
実はこの子達は、ケージの外に出ると怪獣ハイパー娘たちに追いかけまわされて、萎縮してしまい、トイレを流しのシンクの中でやってしまっていました。
Mさんもこれはまずい、ということで、しばらくケージに隔離していると安心して、ちゃんとトイレで用を足していたのです。
しかし、ずっとケージに入れっぱなしで保護するのは気の毒であると思っておりました。
それが昨日、この黒ちゃん2匹も、天使のようにお優しいお三人のご家族さまのお姫様になりました。
このご家族さまは、すでに保護ネコちゃん2匹を飼っていらっしゃり、その2匹も過酷な運命にさらされていたところを保護し、大事に大事にされていらっしゃる、ということでした。
その一匹は、ペットショップの売れ残りのアメリカンショートヘアで、引き取った時は、耳ダニとダニでボロボロ状態で、内臓も弱く、ペットショップからは、「もうすぐ死ぬから、捨て値で良い」と言われてお引き取りされたそうです。
その子のお名前は 「エンゲル」君。
ドイツ語で天使Engelという意味ですね!
ではなく、エンゲル係数が高くなるという意味のようです・・・今ではふくよか過ぎるくらいにまるまるな王様です。
もう一匹も人間不信の保護ネコちゃんで、心を開かせるのに、10年以上も掛かったとおっしゃっていました。
ネコちゃん達が幸せになっていく姿を見るのが最高のネコボランティア冥利に尽きます。
こちらに10匹いた子達は、現在、残り2匹になりました。なんとなく引きこもりの2男子、ゴンタ君とチャー君も家族が決まりそうな気がしております。
こんな嬉しいエンディングがあるからこそ、辛い日々も耐えられるのです。
喉ぼと過ぎれば熱さ忘れる、というようにまた可哀そうな子がいたら保護しなくては、と思えてきてしまいます・・・
しかし、昨夜、もう胸騒ぎがしておりました。
すごく良いことがあった直後に事件が起こる、というのは、天界の毎回のパターンです。
案の定、真夜中にメールを開いてみると迷惑メールの中に
「もうダメ、血を吐いた、救急車で運ばれる、あとのネコを宜しく」
と短いものがありました。
やっぱり・・・
この世で今、一番忌まわしいと感じる、なめくじの妖怪のようなものからの頼み事でした。
なめくじと蚊の化身のような人間達がいつも私を困らせてくれます。
それらが入れ替わり立ち替わり、嫌がらせをして参ります。
ただ、その化身らのネコちゃん達には罪はありません。
どんな子達も平等です。
UP & Down
明と暗
上がったり下がったりの繰り返し。
最近、また聞こえてくる天界のメッセージで
「やらされる、いつ終わりがくるのだろう」
と、苦痛に思えている間は終わりは来ない
「させて頂く、いつまでさせて頂けるのだろう」
と有難いと感謝に変わった時に終わりがくる
だそうです。
来るもの拒まず、去るもの追わず
なんでも感謝してお受けいたします。