jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

Welcome to 2024

 

 

新年明けまして心よりおめでとうございます。

 

関東の空は澄み渡り、心地良い風が通り抜け、フレッシュな新しい年の朝を迎えました。

 

朝までなんとなく起きており、住宅街の家々のシルエットに夜明けの光がうっすらと差してくるのを眺めながら地上のすべての存在にこの奇跡の光が届きますように、と祈っておりました。

 

 

私的なことですが、昨日は奇跡に近いような大晦日の一日でした。

 

朝、借りている車で、年末にも拘わらず、地平線が見えるほど空いている道路を、実家まで22キロを40数分で駆け抜けて到着し、母と弟に会い、リフォームされたばかりのバスルームを一瞥して一応満足し、スピーディーに目の届くところの掃除を済ませ、気になっていた換気扇も怒涛のごとく掃除をし、とんぼ返りで帰ってきた道のりも驚くほど空いており、50分足らずで戻ってきてしまい、それから、自分のネコさん達の餌やりと、帰省でできないと頼まれている餌やりの箇所をこなし、その後、お借りしていた捕獲器をお礼と共にお返ししに行き、その後、実家の不要な毛布やタオルと共にネコハウスを作り、あちらこちらのネコちゃん達に挨拶をしながら、ネコハウスと追加の毛布などをあてがい、自宅の部屋に戻ってきたのが、ちょうど2023年の終焉ギリギリの時間でした。

 

すべてが驚くほどスムーズで、気になっていたことが一気に片付いた一日でした。

 

いつもなら、ちょっとした試練が重なり、時間を取られるのですが、昨日に限っては、本当に天使達、ネコの守り神様精霊さま方が働いてくださったとしか思えない日でした。

 

そして実は、数日前から、あごの末期がんのネコちゃんを預かることになってしまったのでした。

 

H地区の餌やりさんが子ネコと勘違いをして捕獲させられたネコちゃんが実は重篤な症状だったということで、その方がぜひ引き取って面倒を見たいと申し出てくださったものの、なにか胸騒ぎがして、なかば強制的にその方の家を訪問したところ、噂通りの「汚屋敷」であり、その中に可愛いネコさん達があちらこちらにいたものの、重症なネコさんの部屋は、更に酷い、ゴミの集積所のような部屋の中で、うさぎさんのケージのようなものの中に押し込められておりました。

 

怖くて手が入れられないとおっしゃって、ケージの中のトイレの砂は散乱し、まったく処置がされておらず、そこに柔らかいものしか食べられないから、といってちゅーるを垂らした汚れたお皿とハムスターようのような水飲みが入れてあるだけでした。

 

窓は壊れて隙間が開いて、隙間風が入り、そこにはおもちゃのような小さいヒーターだけが置いてありました。私がカイロを入れてあげてくださいね、と伝えていると、その汚れたものの上に裸のカイロがぽんと放置しておりました。

 

そのケージの脇にはなんとネズミの巣があり、糞が堆積していたのを見ました・・・

 

他のネコボランティアの皆さんがおっしゃるように、発達障害学習障害の傾向が見て取れます。

 

そんな方にこの可哀そうなネコさんをお願いしてしまっていた自分を恥じ、しばしショックと落胆で言葉を失っておりました。

 

もうこの人には任せておけない、とすぐにこちらで引き取ります、と言い、そのままそこにあった洗濯ネットにネコちゃんを入れて連れて戻って参りました。

 

その方は発達障害ではよくある、言葉はとても流暢で巧みであり、非常にご立派で高尚なことをおっしゃり、ご自分のネコ愛をご自慢されています。しかし実際は、発した言葉の責任はいっさいなく、支離滅裂滅茶苦茶なことをされています。

 

なぜにネコ愛が強い方に、こういう傾向の方が多いのか不思議であり、辛い気持ちになって参ります。

 

せっかく愛があるにもかかわらず、その行動はネコを虐待しているようにしか見えないのです。

 

ネコ問題があるお宅は、イコール100%ごみ屋敷です。これまでの経験で分ったことです。

 

その方の見えているもの、感じているものが、普通ではないのだと思えて参ります。

 

(ごみ屋敷とか汚宅というとネガティブなエネルギーが沸いてしまうため、昨日から、そういうお宅を「夢の家」と呼ぶことに致しました。今では整備されてとてもきれいになっていますが、ゴミを集積して埋め立てていた島を「夢の島」と呼んでいますね。昔見たテレビでは、埋め立て地にごみの山がそのまま放置されて、海鳥たちが残飯をつついていたのを覚えております。皮肉を込めてそこを夢の島と名付けたのでしょうか。ちょっと皮肉を込めて、酷いごみ集積所のようなお宅をこれから「夢の家」と呼ぶことに致します)

 

その可哀そうなネコちゃんはMさんのネコシェルターに引き取り、Mさんのご自分でもおっしゃる過保護過ぎる愛を頂き、今は静かに穏やかに過ごしています。

 

ただ、あごのあたりの腫瘍がだんだんひどくなり悪臭も強くなって参りました。

 

この子が次なる試練なのだな、と感じております。

 

少し前から、なんとなく末期の悪性のがんの子が来るような予感がしておりましたので、やはりこの子か・・・と受け止めております。

 

なんとかこの子が少しでも痛みなく辛くなく余生を過ごせますように。

 

外の辛い子達の代表としてやってきたこの子を最期まで大事にしてあげようと思います。

 

 

2024年が更に輝く素晴らしいものになりますように!

 

すべての存在に天界の最高最善の奇跡の愛と光を!

 

明けまして心よりおめでとうございます。