jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

黒白ママ、マグダラのマリアさん、翻弄されまくり日誌

9月も中盤を過ぎてしまいました。

 

まだまだ関東のこの辺りは、毎日30度を超えております。

 

そのおかげで水道の水が温かくガスをほとんど使わずに済んでおります!

 

あと数か月で極寒の冬が来ると、この暖かい日々が懐かしくなるに違いありません。

人間は本当に勝手でわがままなものです。

 

なかなかPCの前に座っていることができず、ふと気づいたらブログを放っておりました。

 

 

今日は、昨晩の台風のような大雨で、捕獲器が全部びしょ濡れになっており、入ってしまったネコさまが気の毒になり、捕獲を中止したおかげで、ようやく朝の時間が取れたのでした。

 

この夏はいつもにも増して激動の日々でした・・・

 

6年間のネコ活動の中でも最初の頃に手掛けさせられたH地域と同じくらい、毎晩毎晩捕獲に通わされております。

 

今は自分の卒業した母校のあたりを中心にネコ活動をさせられております。

 

やはりあの高校時代の怠惰でやる気のなかった日々の埋め合わせをさせられているとしか思えません。

 

高校3年生の時はたいてい日曜日のアルバイト疲れで、月曜日一時間目の体育の授業は出席しておりませんでした。

 

それでよく卒業できたものだと思いますが、教師も学校も全体がやる気がない感じで、適当に成績をつけられて適当無難に卒業させたらそれで良し、という感じの学校でした。 なんて・・・そんなことを言ったら学校に失礼ですね・・・

 

 

そんな地域の特に崩壊寸前アパートのMさん宅の最強の黒白ママの捕獲に約半年翻弄されております。

 

しかし、足しげくMさんのところに通う内に、Mさんの態度も柔らかくなっている気がしております。

 

崩壊しそうな家屋の2階の一室で、ガスも水道もトイレもお風呂もない状態で、毎晩、優雅にクラシックを掛け、広辞苑をひきながらいつも何かを書いていらっしゃるパンツ一丁で過ごすMさんは、その人物だけ見ると、人間を超越した哲学者のような、どちらかというと好ましく興味深い人物に思えます。

 

ネコ問題を起こさなければ、遠くから観察している人物であったら、地球の隅っこで人知れず、地球を観察して知的なことを書き記していらっしゃるMさんを見ると、尊敬すべき大事な人物に思えて参ります。

(高次元の宇宙界から降りてきて、地球を観察してレポートを書いては上に送っているようにも見えます)

 

この人物と私自身は過去世で、どこでご縁があったのだろう、と思えて参ります。

 

なんとなく古代ギリシャの哲学者の集まりで、特に変わり者で偏屈な先輩先生であったMさんに翻弄されて振り回された弟子が私、のような気がして参ります。

 

Mさんと毎晩会って短い会話をすると、うまくいかないもどかしい中にもどこか懐かしさを覚えるのでした。

 

もう黒白ママは出産をしてしまったようで、こちらの産ませないようにしようという執念の思いは叶いませんでした。

 

黒白ママのなんとしてでも子を守りたい、という強い意志を持つ、野性的な母性の前では人間の知能はなんと無力なこと、と惨敗でした。

 

もう産まれてしまったのなら仕方がない、と捕獲器を止めて、ミニケージにフードを入れて誘い込み、そこで慣らし、十分体がミニケージに入るようになったら、入り口につないである縄を引っ張りMさんに閉めてもらう、という作戦に変えました。

 

するとあっけなく、ママネコはミニケージに入るようになったそうです。

 

2か月前に、このやり方を思いついていたら・・・

 

と後悔しまくりですが、黒白ママはどうしてももう一回だけ子を産みたかったのでしょう。

 

その母親の執念に完敗です。

 

その子をマグダラのマリアから命名し、「マリアちゃん」と呼ぶことに致しました。

 

子ネコがもう少ししたら歩けるようになり、声を発するようになったらマリアちゃんを先に捕まえて、その後、さ迷って出てくる子ネコちゃん達を捕まえることに致しました。

 

 

本当にたった一匹のママネコちゃんの為に大の人間が何人も振りまわされております。

 

警察も、民生委員さんも動物愛護センターの職員さんも市役所の人達も、大家さんもご近所さん達も、ものすごく多くの人間が巻き込まれております。

 

マリアさんの人間達を総動員して振り回すパワーはすごいと思います。

 

さすがマグダラのマリアの分身!と尊敬の念さえ覚えます。

 

こちらは亡きホワイト・イーグルさんです。ちょっとママに似ています