jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

インナーチャイルド続き


テキストより抜粋

エデンの東」研究

現在、愛憎問題の結果、つまりインナー・チャイルドが原因とされることが多い近親者殺人や無差別路上殺人は、深刻な社会問題にもなっております。[s1] エデンの東[s1] の中に描かれているようなテーマは、地球に生きる私達人間の永遠のテーマでもあると言えるでしょう。

物語「エデンの東」の中の登場人物達は「善と悪」のどちらかを象徴的に表していると言えます。

しかし、地上に生きるすべての人は誰でも、魂の中に「善と悪」の両面を持っており、すべての人がそのどちらかだけを持つということはないでしょう。

つまり、人間は、どちらが正しいとか、間違っているとか、そのような(善悪について)審判は誰からも下されない、ということです。[s1] [s1] 

天界から観ると、「地上に生きるすべての人が完璧ではない幼い魂」であり、「魂の中に愛を欲するインナー・チャイルド」を持っています。

たとえ自分が子の親であっても、実は親の魂はいまだに未熟であり、自分自身も自らの親の愛を求めて止まない魂である「インナー・チャイルド」を隠し持っております。

子は親に対して天界のように無条件で無償の愛を無限に求めようとします」が、親は人間であるがゆえに子に対して「無条件で無償の愛を無限に与える」ことは不可能なのです。それが親と子の間に誤解や確執を呼ぶ原因ともなっており、地上で永遠に繰り返される悲劇を引き起こしております。

 

この長編小説でところどころに布石として散りばめられ、そして父親が最後に発する言葉となる重要なキー・ワードがあります。その言葉は、‶Timshel (ティムシェル) です。それは「許し」と「再生」を意味します。

 

すべての人間は、未熟であり、愛を求めて止まないことで、なんらかの過ちや罪を犯してしまう。       なぜなら、すべての人間は、エデンの園でアダムとエヴァであったからです。

アダムとエヴァは、禁断であった「善悪を知る木の実」を食べてしまった罪を問われて、エデンの園を追われ「エデンの東」にある地上をさ迷う中で、罪の意識に苦しみながらも、天界に許しを求め、愛も求めます。

つまり、すべての人間が求めて止まない愛とは、「天界の愛」と言えるでしょう。そして、許して欲しい、また認めてもらいたいものはすべて、「天界」に対してのはずなのです。

地上のすべての魂は「天界の愛」を求めています。その中で人間だけが、その求めて止まない愛の代償を、常に目に見える周囲の存在に求めてしまうのです。天界に許しを求め、愛を求めるアダムとエヴァの分霊である、われわれ人間すべての魂[s1] は、[s2] 天界の愛の代償として、親や兄弟の愛情、そして友達や恋人、仕事仲間などからの愛情を求めて天界の愛を補おうとします。しかし、お互いの人間同士が完璧ではない[s3] に(天界にとって幼い子ども、インナー・チャイルドそのものであるから[s4] )人間は[s5] すれ違い、誤解を生み、そして傷つけ合い[s6] 度を越えると犯罪事件にまでに及ぶこともあります。

 

天界はそんな人間に対して、すぐに答えをくれず、学ばせる為に沈黙を保ちます。しかし、人間が「愛憎の苦しみの果てに求める愛が天界であったことに気が付いた時」に、天界は静かな無限に広がる無条件の無償の愛によって受け入れてくれます。

 

つまり、どんなことになろうとも[s7] 、天界によって天界の子どもである私達人間は「許される」そして地上で「やり直せる機会が与えられている」‶Timshel(ティムシェル)″ということなのです。

 

(*前述してあるように、アダムとエヴァエデンの園から追われ行き着いた所は「エデンの東」地球であったようです。更に天界から観ると「エデンの東」とは、最果ての東、日出処(ひいずるところ)、つまり「日本」であるという説があります。天界の啓示によって、モーセなどの聖なる指導者達が求めたかつては西の聖地であった土地はイエス・キリストの時代以降、戦いによって砂漠の地に多くの血が流され、憎しみや怒りも地中深く染み込み、未だに消えることなく、その地にはいまだに平和が訪れません。[s8] そこでその土地を追われた者達が行き着いた地は、水と塩によって周囲が常に浄化され魂が清められている島国であり、平和を愛し、憎しみと怒りを忘却できる国「日本」でした。「日本」は、古代より聖地として天界から選ばれていたようです。現在の日本に生まれ変わる多くの人の魂は、アダムとエヴァの末裔の中でも、選ばれし者達であり、自らもこの国、日本を選び、やり直し、高き魂となって天界に帰ろうと強く決意した魂であるそうです)[s9] 

 

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       「分かる分かる」

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     「愛して欲しいのだ・・・」

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      「それだけなのだ・・・」