敬老の日おめでとうございます!
外では、数時間前から遠くの方で時折、ずしんと体の奥底まで響くような地響きがしており、心が少々ざわめいておりました。しかしそれが敬老の日の地域のお祭りであり、道路上で曳かれる山車とその上で力強く打たちつけられ大太鼓の音と分かり、安堵いたしました。
しかし、大太鼓の音は体に慣れない人間にとっても心臓に悪く、また小動物さんにとっては恐怖に感じるだろうな、と危惧してしまいます。
今朝は、久し振りに精霊界にアクセスをし、精霊達のヴィジョンを見ました。
よく周りの方々は、私がいつもいろんなヴィジョンを見ていると思われるようですが、そのようなことはまったくございません。
天界の目はセラピーや講座の日だけ開かれて普通では見られないヴィジョンが見えるような仕組みになっているのです。
それはまるで、自動販売機にコインを入れると機械が作動して、品物が出てくるようなもの、またはジュークボックスにコインを入れると音が出るようなものです。
いつもは、天界へのスイッチは切られており、ごく普通の一般の人間をし、3次元の世界しか、見たり感じたりしていないのです。
時々、生徒様との普通の会話の中で私が冗談を言ったり、適当にオーバーなことを言ったりし、それを皆さんが「天界のメッセージが来た!」と捉えてしまい後で誤解を受けることがあり、「あの時、天界のメッセージでこう言いましたよね!」などと責められることもあったりし、それはそれは気を使います。
それで私が結構好きな辛口辛辣な軽口も叩けず、冗談も言えません・・・。
そういうこともあり、いつもは誰とも会わず部屋に引きこもり静かにしております。
しかし、今朝は、精霊の世界の方から私のもとに積極的に精霊の方々がやって来られ、はっきりとしたヴィジョンが見えて参りました。
あまり重要な感じではありませんでしたが、一応備忘録としてメモを残しておきたいと思います。
少々、うつらうつらとしている時に、脳波がアルファー波、シーター波、ガンマ波を行ったり来たりしている時に、3次元の世界が開かれ、4次元、5次元あたりの存在達が現れることがあります。
キッチンの天井の蛍光灯のあたりに、顔がくしゃっとしたしわだらけの魔女さんのような老婦人が現れました。
老婦人は、頭に緑色の頭巾をかぶり、身に着けているものは英国貴族のような腰のあたりがきつく絞られたライト・グリーンのドレスの上に旅行用のうぐいす色のコートを羽織っておりました。
その方は、私に未来都市のような映像を見せてくれて、そこで空飛ぶ列車の旅している、とおっしゃいました。そして私に旅の時はお世話になった感謝している、とも続けました。
すると私自身がその未来都市の中にいるのが見え、その高層ビルの中で自分が上下がグレーの制服を着た旅行案内のガイドのような仕事をしているのが見えました。
自分も魔女のような老婦人と「旅行は楽しめましたか?それは良い思い出ができて良かったですね」と笑顔で会話をしておりました。
老婦人と会話をしていると、横から半透明の猫のような姿のものがふわふわと浮いて現れて参りました。
その半透明の猫ちゃんはシマシマ模様だけがはっきりと見える姿でした。その方はふっくらとした姿で、両手を前に垂れ、足は宙にふわふわと浮かんでおり、背中にはカゲロウのような大きな羽根が生えています。
私は一瞬にうちにそれがあの先日亡くなったイシス母さんだと気が付きました。
そこで私は「イシスさん、もうあなたはそんな姿になっていらっしゃるのですね」と声を掛けました。
すると、そのイシスさんは気恥ずかしそうに、キッチンの壁の陰に半分隠れ、少し顔を出して「ええ、そうなんです・・・」と答えました。
すると後ろから次から次へと縞模様の毛皮の半透明な猫精霊のような方々が宙に現れ、そのうちに魔女さんの周囲には、ぎっしりと縞模様の方々で埋め尽くされました。
私は、ぼんやりとした頭の中で「だから今、私の周りにこんなに縞模様のグレーの猫ちゃん達ばかり集まってきているのだな」とうっすらと気が付きました。
その魔女さんも、他の大勢のシマシマ猫精霊達(たぶん)は、満面の笑顔で嬉しそうに宙にしばらくふわふわと浮かんでおりました。
大小さまざまな形のシマシマ猫精霊達(たぶん)は上下に浮かんだり沈んだりし、まるでダンスを踊っているかのようでもありました。
時おり、私の方に近づいたり、遠のいたりし、思わせぶりな態度をしておりました。
私も見ていると楽しい気分になり、そこが4,5次元の世界でもなく、幻想の世界でもなく本当の世界のような気分になっておりました。
しばらく、猫精霊(たぶん)のダンスを見させて頂いていると、少しずつその方々の姿が薄らいでいき、ゆっくりとフェードアウトをするように消えていきました。
向こうからの挨拶の言葉は何もありませんでしたが、別れを惜しむような顔をして消えて行ったのでした。
しかし、最後に真っ白い毛の普通の猫ちゃんが現れ、その子はなぜかビニール袋に包まれておりました。その猫ちゃんの姿は亡骸のようでした。ふと、この方はティムシェルとハニエルのお母さんだな、と感じました。その猫ちゃんからは「あとを宜しく頼みます」と聞こえて参りました。
すべてのヴィジョンが消えてしまうと、後にはなんのへんてつもない蛍光灯とキッチンの壁がいつものように無機質なものとして存在しておりました。
今朝は不思議な気分で目覚めることになりました。
一応、私はなんの薬物もやっておりません・・・




「シマシマってこんな感じ?」


「こんな感じ?」

