jupesjupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

清母ちびちゃん



昨夜も猫ちゃん活動の知り合いの知り合いの知り合いの方の駐車場で産まれてしまった5匹の仔猫ちゃん達を見に行って参りました。

イメージ 1
   「右の頭部に棒で打たれたような痛ましい傷がありまだ腫れています」
 

何度拝見しても感動致します。

この母猫は、Hさん宅で「ちびちゃん」と呼ばれて可愛がられていた猫ちゃんだったそうです。

Hさんは、猫嫌いの旦那さまに、ある反撃と復讐を企て、10数年前にこっそりとシャムネコちゃんを飼い始めたそうです。

それから、猫ちゃん愛がさく裂し、庭に来る野良猫ちゃん達にも餌をあげ始めてしまったそうです。

そして次から次へと来る猫ちゃん達を延々と大いに甘やかし、フードのレベルもどんどん上がり、最高級グルメ猫ちゃんにしてしまっていたようです。

その中で昨年の秋に産まれてしまった仔猫がちびちゃんで、その子がご近所の商店街で、たとえば、お蕎麦屋さんでは、鰹節の出汁がらを毎日頂き、美味しいものをいっぱい頂き、最高に甘えん坊の可愛い子になってしまったようです。

そして、知らないうちに子を宿しており、見知らぬ家でつい産み落としてしまったのです。

Yさんのお宅には、たくさんの雄のノーランズ猫ちゃん達がうろうろとしており、そこで産むのはとても危険であるととっさに判断したのでしょう。

しかし、ちびちゃんが子を産み落としてしまった場所は、信頼しきって甘えられた人達とは、かけ離れた出会ったことのないような野蛮な人間であり、仔猫を産み落としていたちびちゃんを見つけると、激怒し、ちびちゃんの頭部を棒のようなもので何度も激しく打ち、仔猫ともども殺傷しようとしたようです。

ちびちゃんは、なぜこんな目に遭うのか分からないまま、その野蛮人間から逃れる為に、必死でつぶれて見えない目をようやく開け、一匹ずつ隠しながら、その家の軒下から、その野蛮人に見つからないように逃走し、嗅覚だけを頼りに、ようやくHさん宅の斜め向かいのYさん宅の地下の駐車場の奥まった場所の段ボールの箱の中に安住の棲家を見つけたのでした。

目が見えないちびちゃんは、自分の嗅覚と本能を頼りに、Yさんのお宅のにおいと雰囲気が「ここなら自分と5匹の子たちを助けてくれる優しい人達がいるに違いない」と確信したようです。

しかし、最初に母猫と仔猫達を発見したYさんは驚き、更に、その日に法事で地方に行かなければならなかった為に、斜め向かいのHさんが猫ちゃん達をお世話をしているのを知っていた為に、留守中の母猫と仔猫ちゃん達のお世話を託し、旅立っていったのでした。

そのお話が回り回ってこちらに来たのです。

Yさんのお留守中、Hさんは一日に何度も駐車場に通い、一生懸命ちびちゃんと仔猫ちゃんのお世話をしてくださいました。

そして私ともうひとりのボランティアさんと共に、駐車場の中でそのボランティアさんからお借りしたケージを組み立て、そこに母と仔猫ちゃん達を移し入れたのです。

ケージに入る時、ちびちゃんはまったくの無抵抗で、むしろ甘えた声を出しながら、段ボールごと、ケージの中に納まりました。

私がちびちゃんの伸びた爪を切ってあげたり、怪我をした頭部の消毒をしてあげるとなんと、膝の上で居眠りまでし始めたのです。

こんなに人間を信頼しきっている野良ちゃんのしかも子を産んだばかりの母猫などおりません。

たいていの子を産んだばかりの母猫は、ものすごく神経質になっており、警戒心が強く、絶対に人間を近寄らせないものです。

ただあまりにも人間を信頼しきっていた為に、すべての人が自分に優しいと思い込んでおり、今回のように野蛮な人間の家の軒下に子を産み落としてしまい、殺されそうになったのでしょう。

そんな目に遭いながらも、まだ人を信じ切って、人に身体を委ね切っているちびちゃん・・・悲しくなるほど純粋無垢な地上の天使です。

醜く野蛮な人間とのなんと対照的なことか・・・

もうこの子は二度と外には出せない、とボランティアさんとも話しておりました。

ちびちゃんは、まだ8か月くらいの若い猫ちゃんで、初めての出産にもかかわらず、本当に一生懸命子育てをしています。

ケージの中でもう安全と思ったからでしょうが、お腹を全開にし、一日中、仔猫ちゃん達に母乳をあげ、身体じゅうを舐めてあげております。

ちびちゃんは、仔猫ちゃん達をまるでよしよし、とさするように肉球もみもみを繰り返しています。



その健気で清らかな姿は人の感動と涙を誘います。




ちびちゃんと仔猫ちゃん達を一度、見てしまった方々は必ずまずは涙を流します。



イメージ 3


エンジェルNさんは大号泣でつっぷしておりました。

そのくらいに人の心を動かし、清めてしまうほどのものが、ちびちゃんと仔猫ちゃん達にはあります。

この母子は奇跡の猫ちゃん達です。

駐車場のYさんのご家族は、ちびちゃんがとっさに選んで大正解であった通り、とってもお心のお優しい寛大な方々でいらっしゃいました。

私にも畑で採れたというスナップエンドウとレタスをくださいました。温かいお心が伝わってくるお野菜でした。

今まで必死に仔猫を産ませないように活動して参りましたが、こんな癒しの母と子たちを見てしまうと、時にはこれもありかも知れない、これはきっとご近所でも何百という仔猫ちゃんが産み落とされている中の、奇跡的のギフト、と思えます。

奇跡の清母と仔猫ちゃん達。



イメージ 2


奇跡の精母ちびちゃんと仔猫ちゃん達の聖母マリアさまになってくださるお方、大大大募集です。