jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

天界の試練・・・


ついに暑い暑い真夏がやって参りました。

暑さ寒さに強い私は一年中同じスタンスでおります。

しかし、この頃の天界からの試練はますます激しさを増して、ハードルもどんどん高くなっております。

かなり魂も心も磨きまくられております。

すべては猫ちゃん関係のことばかりなのですが、そのことによって他のことは緩和されて免状を受けている感じも致します・・・

有難いことです・・・


この間から身辺に起きたことのおさらい・・・

先週、本当に久しぶりに実家に戻り、朝の7時から真夜中の12時くらいまで大掃除をしまくり、おかげで2日間泊まる予定を一日半に早めて、こちらに戻って参りました。

猫ちゃん活動を始めてから、宇宙人の弟は落ち着いてきて、あまり私を苛立たせなくなって参りました。またそれほど家の中の汚れも酷くなく、やはりその代償として猫ちゃん活動をさせられているのでは・・・と確信してしまいます。


留守の間は、エンジェルNさんや霊能者おば様や82歳のご婦人の方々に私の代わりに餌やりをお願いしておりました。

そのこともちょっと気が引けており、一日でも早く戻らねば、という焦らされている感覚が起きました。それがことの起こりのサインでした・・・

夜戻り、いつもの餌やりを済ませると、更に気になる公園に行き、猫ちゃんの飲み水用に置いてあるバケツを洗い、新鮮な水を入れていると、見たこともない、きれいな猫ちゃん達が2匹戯れて遊んでいました。

近寄って、持っていたフードをあげるとものすごい勢いでガツガツと食べ始めます。かなり空腹のようで次から次へと要求して参ります。

近寄っても逃げず、手からもフードを食べます。耳はさくら耳になっておらず、これはもしかして脱走してきた飼い猫ちゃんか?と思い、その公園に隣接したマンションにお住まいのLocal Catのメンバーでもある、エンジェルYさんに電話をし、新人猫ちゃんのことを伺ってみました。

エンジェルYさんは、夜遅くにもかかわらずわざわざ着替えて出てきてくださり、その猫のことを見るとご存じないとおっしゃいます。

もし、去勢手術をしていないのなら、今保護して翌日病院に連れて行こうということになりました。

その子は首根っこを摑まえると簡単に抱っこでき、まったく無抵抗で捕まってしまいました。

エンジェルYさんのお宅は猫アレルギーのお母さまが在宅でいらして、どうしても家の中には入れられない、ということでお車の中で一泊は?ということになりましたが、車の中は猛烈に暑く、無理だと断念致しました。

エンジェルYさんはダメもとで、お優しいエンジェルNさんに一晩保護をお願いしてみようかとおっしゃいます。

そこで本当に無理を言い、真夜中にエンジェルNさんのお宅に押し掛け、ケージを開けてもらい、そこで一晩保護のお願いを致しました。

エンジェルNさんもさすがにオカンムリでした。しかし申し訳ないとは思いつつ、無理矢理お願いしたのでした。

翌日早朝に、エンジェルYさんと共に、去勢手術をしてくれる病院に連れていくと、やはり思った通り、去勢済みの猫ちゃんでした。

エンジェルYさんは、この子をもう公園に放したくないとおっしゃいます。あの公園は、ものすごい数の猫ちゃん達が縄張りを持っている為に、こんな優しい猫のような仔であったらすぐに追い出されて路頭に迷うに違いないとおっしゃいます。

そこで、またまたご無理を言い、天界のお仲間のSさんにご連絡をし、一時預かりをお願い致しました。

Sさんは快く受け入れてくださいました。病院を出て、そのお車のままSさん宅に向かい新人さんのケージを作り、入ってもらいました。

その時、私になにか、また魔が差したのか、しばらくここにいるようにという感じがして参りました。

しかも、頭をハンマーで打たれるような痛みが襲ってきて、思わず倒れ込んでしまいました。

新人猫ちゃんはケージに入っていられなく、悲しそうに泣き叫んでいます。

仕方なく出してあげると、他の猫ちゃん達は本当に良い子達ばかりで一生懸命に新人猫ちゃんに近寄り慰め遊ぼうとします。

しかし、新人猫ちゃんは威嚇を繰り返し、猫パンチで追いやります。

私は頭痛で倒れ込み、動けなくなり、しばらく床に転がっておりました。

すると外に台風のような大風が吹き荒れ始め、Sさんの洗濯物が次々に吹き飛ばされていきました。

私はかなり朦朧としたまま起き上がり、もう帰ろうと思いながら、帰る前に洗濯物を拾わなければ、とふと魔が差して少しだけ窓を開けてしまったのです。

するとどこからともなく、イリスが突進してきて、その3センチくらい開いた窓を頭突きしてこじ開けると突風のように飛び出して行ってしまったのです。

私の朦朧とした頭はまるで冷水を浴びたように覚醒し、思わず裸足で窓から飛び出し、イリスを追いかけました。

しかし、まるで幻のようにイリスは掻き消えてしまい、どこに行ったかまるで見当が尽きません。

私は全身が心臓になって発作を起こしたように震え、ことの重大さを知りました。

外は35度くらいの猛暑になっていましたが、そのままの恰好で大声を出しながら、ご近所中を探し回りました。

エネルギーが欲しいと思い霊能者のひかりさんにもお電話をするととっても同情してくださり、必ず戻ってくるでも天界に努力を見せないといけない、手書きのポスターを書いて電柱に貼りまくってください、とおっしゃいます。私は言われた通りにポスターを書き、あちらこちらに貼って行きました。


なぜかその日は平日にもかかわらず、たくさんの方々がお宅にいらっしゃり、声を掛けると皆さんが出て来てくださり、大変親身になり「大変ですね。庭に入ってきたら、捕まえておきますよ。」とおっしゃってくださり、電話番号をお知らせしていきました。

30軒くらいのお宅を訪問しましたが、皆さん、まるで天使が舞い降りてきたかのようにお優しくその慈愛のお心が染みました。

その日、ご近所には今まで見たこともないような数の猫ちゃん達が出現し、いろんなお宅の庭や車の上でリラックスしています。

頭をなでさせてくれたり、すり寄ってきたりとまるで精霊達が集まってきたかのように不思議な光景でした。

その子達にイリスのことを訊いてみると、ここにはいないけど、必ず帰ってくるよ、と言ってくれている気がしました。

今までご近所さまとは交流がまったくなく知らなかったのですが、この地域は保護猫活動をしている方々が多く、地域ぐるみでとても猫ちゃん達を大事にしている、とのことでした。

Sさんがこちらに引っ越して来ることになったのもその理由があったと知りました。

しかし、なかなかイリスは現れず、6時間ほど腕や首にやけどができるほど日焼けしながら、同じところをうろうろと探し回り、熱中症のように朦朧として参りました。

エンジェルNさんにイリスの脱走劇をお伝えすると、すべてはあなたが悪い、この世におきているすべての原因はあなただ、あなたはパーソナリティ障害だ、というお叱りを頂きました。

昨夜のご迷惑をお掛けしたこともあり、そのお怒りとお叱りはごもっとも、とは思いましたが、心も魂も疲弊しているところにそのお言葉は有難くも厳しいものでした。

しかし、これは絶対に天界から与えられている試練と学びのひとつであると思い、心から自らを反省致しました。

そしてもし、イリスが戻ってきたら、もう死んでも良いと思いました。

他の猫ちゃん達は、皆私の瞳をじっと見つめ、「大丈夫大丈夫心配しないで、イリスは戻ってくるから」と慰めてくれました。

エリザベスも私に寄り添いその痩せこけた背中を何度も押し付けてくれます。プリンス君も、私の膝に飛び乗ってきて「僕のお姉ちゃんは戻ってくるよ」と言ってくれています。

天界に何度も伺うと「イリスは今、憧れていた外の世界を満喫している。しかし、外の厳しさを感じ取ったら帰ってくる」と言ってくれていました。

天界の動物のコミュニケーションを司る、大天使ラファエル、そして動物を守る聖人フランチェスコも「大丈夫、大丈夫」と言ってくれました。

そのお言葉を信じて、夜の8時くらいに小平の餌やりの為に帰ることにいたしました。

あとはSさんに事情をお伝えし、お願いすることにいたしました。

Sさんも「もう帰ってこないならそれでも良いかも」とおっしゃってくださり、少し心が軽くなりました。

天界は、私に今後、もっとTNRをするならイリスを帰そう、という交換条件を言ってきた気がしました。

私は、本当はもうTNRはやりたくなかったのですが、イリスが帰ってくるなら今後、頑張ります、と天界にお伝えしました。

そしてすべてを天界にゆだねていたところ、台風の吹き荒れる真夜中にSさんからメールがあり、「イリスが戻ってきました」とありました。

私は安堵で脱力してしまいました。

本当にすべては天界の思し召し通りです。

翌日、また新たな「見つかりましたポスター」を貼りに行きました。


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ほっと安心したのも束の間でした。

新人猫ちゃんの「元の飼い主さんへのお知らせポスター」を街中に貼っていたところ、あるお電話の着歴がありました。



思わず、猫ちゃんの飼い主さんか、と思って電話をしたところ、それは、野良猫に困っているというお電話でした。

どこから私の電話番号を知ったのか、まったく定かではなく、いろんな人達を回り回ってその方に知らされたようです。

私は少々がっかりしましたが、イリスが帰ってくる交換条件として「TNR活動を再開する」と天界に誓ってしまった為に、それを受け入れざるを得なくなりました。

その依頼主さま姉妹は、かなりうつ状態であるのか、同じことを何度も何度も繰り返しおっしゃり、要点がぼやけています。

団地にお住まいで生活保護を受けていて、猫ちゃん達に餌やりをしたり、鳥に餌やりをしたことで、吊るし上げられ、相当、精神が参っている、とおっしゃいます。

電話は何時間にも及び、ただの心のセラピーのようになってしまっておりました。

翌日、捕獲器といろいろな資料を持ち、とにかく自治会長さんに会って話をしてみようと思い伺いました。

自治会長さんはやくざの親分のようなお方でふんぞり返り、聞く耳を持ちません。

それでも資料を押し付け、その夜から猫取り名人のMさんと共に、早速捕獲を開始しました。

しかし、ものすごい数です。

仔猫もわらわらと精霊のように出て参ります。

5匹はあっという間に捕獲できました。

しかし、その後も、姉妹が餌やりをしているところを見せて頂くと、いるわいるわ・・・

何十匹というノーランズ猫ちゃん達が路地から出て参ります。

私は思わず卒倒しそうになりました。

これまでこれほど多くの未手術猫ちゃん達が放置されていた現場は初めてです。

これがイリスの脱走と帰還の代償か・・・

それでも仕方がありません。見てしまったからには終わるまでやるしかないのです。

餌やりの姉妹によると、この猫ちゃん達はいきなりどこからか、現れたというのです。

それは小平の保護猫団体の例の問題のある方が、ある人から大量の猫ちゃんの保護を頼まれいったんは連れて帰ったけれども、里親が見つからずに、ここに来て放した、とおっしゃいます。

それが真実かは分かりません。

また100匹くらいいた猫ちゃん達がある日、突然半分くらいになってしまった。
それは獣医大学の先生が学生たちを連れてきて捕獲し、実験用に持ち帰った、とおっしゃいます。

それもどうか分かりません。

しかし、私への天界の試練はかなり厳しくも激しいものがあります。

これもきっと愛なのでしょう・・・

天界にこの与えてくださった試練を感謝し、淡々とできる限りこなしていくしかございません。

すべて最高最善の方法で解決致します!

感謝


          「イリス!もう逃げないでよ!」

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          「新人ウリエル君。しばらくいようか。。。」

           「里親様大募集!超良い子です」