すっかり秋も深まって参りました。
毎日が嵐のように過ぎ去っていきます。
突風の風にさらされている中、ふっと我に返ったように気が付くと、「?」「今何をしているんだっけ?」ととっても冷めた客観的な自分に気が付きます。
この数週間はたぶん???毎晩のように深夜から早朝に掛けて未手術の猫ちゃんの捕獲を続けておりました。連係プレーで、朝は搬送してくださるボランティアさんに引き継ぎ、午前中に病院に連れて行ってもらい、また他の搬送ボランティアさんにお願いし、夕方は病院から戻ってきた子達を放す、という作業を繰り返していたと思います。
その間にSさんがプリンス君とトーマス君を連れて九州のご実家に戻られていらっしゃった為に、オールナイトの捕獲後は早朝Sさん宅を訪れ、7匹の猫ちゃん達のお世話をし、そして夕方から、再び小平の外猫ちゃん達のお世話と深夜の捕獲を4日間程続けていたと思います。所沢の7匹の猫ちゃん達との時間は心のオアシスのようなもので、ほんのひと時、皆が私の疲れた心身を癒してくれました。(でも大掃除大掃除で汗だくになっておりましたが・・・)
捕獲に関わってくださったボランティアさまは市内と市外の方合わせて5名で、おうちのお庭とリビングルームを開放して提供してくださったFさんというタクシー運転手の方の多大なるご協力を頂き、無事にTNR活動が進んでいきました。
天界のもたらした奇跡の連係プレーのおかげです。
ご協力を頂きました皆さまに多大なる感謝を申し上げます。心の底から有難うございました!
今回は、7月上旬から、9月下旬までに、花小金井の4丁目と5丁目で合計たぶん60匹程の外猫ちゃん達を捕獲保護し、不妊去勢手術を施し、その中の子猫と思われる2,3か月の30数匹の仔猫ちゃん達は保護し早急に里親を探し、残り仔猫5匹を残すのみとなりました。その仔猫達も早々に里子に出す予定です。
地域住民の方には、引き続き餌やりと未手術の猫がいたら、協力し合って捕獲保護TNRをして頂くように引継ぎ、私のミッションを完了したいと思います。
なんだか、とってもアバウトな数え方と報告になってしまいました。
最初のうちは捕獲した猫ちゃんをカウントして特徴などのメモを取っていたのですが、徐々に天界より「数は数えるな、やったことはどんどん忘れなさい」というメッセージが来た気がし、数にこだわらず、細かいことは気にせず、とにかく目の前に現れた子達を捕まえては手術を施して元の場所に戻すという作業を淡々と繰り返すことにいたしました。
もちろん、怪我している子や病気の子には病院でできる限りの処置を施して頂きました。
最後の方で捕まえた雄猫ちゃんはひどい疥癬の皮膚病を持っている子でした。その子には3か月間の投薬を頂き、餌やりをしてくださっている方にお願いすることができました。
しかし、作業を続けていても、この期間が終了したら、すぐにもとの木阿弥、と思い、捕獲器を持って作業していることを思いっ切りアピールし、会う人ごとに、切実に捕獲のことを説明し、今後、未手術の猫がいたら、自分達で対処できるようにとコンコンと話しておりました。
今回は自治会長さん達や重鎮というような方々にも何度も会い、TNRの重要性を話すことができたのは良かったと思います。
それでもきっとまだまだ発展途上でしょう。
しかしやれることだけはやった気がします。
作業中は瞑想をしているように淡々と作業をしているのですが、時々ふっとネガティブな側面だけが大きく広がり襲ってくることがあります。
特にこの活動を無関係な方が批判してきたり、馬鹿にして来られた時などです。
このようなことに感情を入れてしまうとやり切れなくなります。
時々このような作業をさせられている疑問がふつふつと湧いてしまい、悔しさと怒りと虚しさ憎しみか複雑に絡み合って暗いどんよりとした闇の渦に巻き込まれそうになってしまいます。
ネガティブな側面だけをクローズアップしてしまうと、地域住民の方々が長年に渡って放置していたことを単なる市民ボランティアの部外者が自費で自分の時間と労力を割いてやっていても、地域の人達は知らん顔、行政も知らん顔、やってもらってすっきりした、またなんかあったら頼んで丸投げしてしまえば良い、この人達は猫好きな変わり者なのだから何を言っても許される、というスタンスが見え始めて参ります。
ネガティブな側面ばかり見ていると、ルシファーの目論んだ闇地獄に突き落とされて、這い上がれなくなってしまいます。
闇の苦しみのエネルギーが襲ってくるとすかさず、天界のルシフェルを呼び、プラチナの剣で追い払ってもらいます。
そして天界の天使達、そしてマスター達に願い、闇に光を当てて、それらすべてを明るく軽やかな楽しい結果にして頂くように願い続けております。
あともう少し、ミッションを果たせるように頑張ります。