jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

12月になりました。

あっという間に今年も師走になってしまいました。

急に真冬のように冷え込んで参りました。

 

ちょっと油断をしている間に時間が矢のごとく過ぎ去って行きます。

 

この間に、またまた猫ちゃん達に振り回されながらも、学ばせられ、本当に濃い日々でした。

 

猫活動は「精神力、体力」そして何よりも「忍耐力、集中力」が鍛えられます。自分では結構忍耐強い方だと思っていたのですが、まだまだ修行が足りなかったようです。

毎日、まるで滝行をさせられているかのように魂まで磨かれる気が致します。

 

この数か月は、雌の黒猫ちゃん3匹に磨かれました。

 

まずは最近、居酒屋さんに出入りしている黒の仔猫を保護して飼いたいとおっしゃる方のご要望で約一か月ほど捕獲を試みていた子の捕獲がようやく先日成功致しました。

 

その時も天界に「どうぞこの子が最高最善の幸せな日々を過ごせますように。そして受け入れてくださる家庭の方も心の準備をし、共に最高に幸せになりますように」と唱え続けておりました。

そのお方はちょっとユニークなエキセントリックでお強い感じの女性でした。とても強気なご発言に圧倒されるように感じておりました。

なかなか捕まらないのは、その女性のお心が固く受け入れの柔軟性や愛情の薄さ、優しさの乏しさを感じておりました。

こちらが苦手なタイプの方でしたが、最後はとくとくと「愛情深く柔軟性を持って、軽やかに受け入れるお心とお気持ちでお願いします」ととお話しした夜に突然、黒仔猫ちゃんが捕獲器にすんなりと入っていたのです。

天界の奇跡と猫ちゃんの本当に人の気持ちを読んでいるとつくづく感じた日でした。

 

次に難問が2年越しでボランティアさん達が捕獲を試みていた黒猫ママちゃんです。

 

こちらも夏から、ずっとあらゆる捕獲器と方法を試みて奮闘をしていたところ、そのご近所の薬品会社に黒ママちゃんが出入りしている姿を突き止めました。

勇気を出して、その会社の事務所に電話をしてみると、出てくださった事務員さんが、なんとご自宅で7匹もの保護猫を飼っていらっしゃる素晴らしい愛護のお方であったのです。

更にその会社の皆様全員が無類の猫好きでいらっしゃり、捕獲活動には大いに賛成で協力してくださることになりました。

その方と会社の皆様の協力体制により、毎日の餌付け、見守りをこの一か月間続けて頂きました。

f:id:jupesjupes:20191206164410j:plain

会社内の猫ハウス

 

 

f:id:jupesjupes:20191206164511j:plain

皆様のご協力を感謝申し上げます。


その黒ママちゃんは、子どもを産んでは放置し、どこかに追いやってしまうのか、死なせてしまうのか、いつも子ども達に対しては「ネグレクトの親状態」であり、私は彼女に対してあまり良い印象は持っておりませんでした。

また非常に警戒心も強く敏感で私も何度も捕獲を失敗し、徐々にイラつかされ、もうこんなに手こずらせるなら、いっそ死んで頂いても構わない、とすら思わせられる程のツワモノの雌猫ちゃんでした。

私はこの子を南ドイツの方で密かに崇められている洞窟内の黒い聖母マリア像にちなんで「黒マリア」と呼び、その生き強さに敬意を示す共に少々敵意すら感じておりました。

しかし、段々寒くなるにつれ、外にいる猫ちゃん達に哀れみの気持ちが強くなり、黒マリアちゃんも過酷な野良生活を送っていることに深く同情を覚え、天界に対し、「子どもを産み続けて放置してしまう黒マリアの苦しみをどうぞ止めさせてください。彼女の産の苦しみと子育てのストレスを取り除いてあげてください」と何度も祈り唱えました。

 

そして薬品会社の方々をも巻き込んでの長期間にも及ぶ捕獲大作戦が続投されました。その間、何度も手術済みの猫達が掛かってしまい、その都度、大変な思いをして引きずり出し、大掃除をして再度、捕獲準備をし、一度は、黒マリアちゃんのパートナーと思える大きなボス猫が掛かってしまい、その時はエンジェルNさんにお願いをし、手術の日まで3日間も保護して頂き、去勢手術を受けさせて・・・という苦闘の末、ようやく昨日、突如お昼間に、薬品会社の事務の方からお電話があり、「黒ママちゃん!掛かりましたよ!」という興奮気味な報告がありました。

 

すぐに駆け付けるとまさしく特徴的な短いしっぽの可愛い顔をした黒マリアちゃんのようでした。

しかし、もうすでに時間が手術に間に合う時間ではなかった為に、再度、エンジェルNさんのお宅に一時保護して頂くことになったのです。

 

捕獲器からケージに移し替え、そしてご飯をあげようとすると、黒マリアちゃんは部屋の中を脱走し、また捕まえてケージに入れるのに大格闘致しました。

それを3回繰り返されてしまい、本当にこのお方はツワモノ!と感心致しました。

明日、ようやく彼女を病院に連れていくことになります。

なんとか無事に終わりますように。

 

しかし、本当に黒マリアさん達を通じて、お試しを受けさせられます。

 

今年の私のテーマが「マグダラのマリア、母」でしたから、猫ちゃん達にテーマ通りの学びをさせられたのだと思います。

 

子育てをするお母さん方も、黒マリアのように敏感で生き強く賢く時に鬼のようになるのでしょうね。

 

f:id:jupesjupes:20191206165304j:plain

あえなく捕まってしまった黒マリアさん、黒くてよく見えません。

 

あともう一匹の黒マリアさんもなんとか捕獲保護しようと思っております。