7月になってから典型的な梅雨空が続いています。
以前は雨の日はとても好きでした。
うちの中から外にシトシトと降る雨を眺めていると気持ちが落ち着き穏やかになっていたものです。
でも、この猫活動をしていると、雨は天敵になって参りました。
連日の大雨の中の餌やりは特に苦痛でございます・・・
雨降りだからと言って、お腹が空かないわけはなく、決まった時間になるとしっかりと、野外猫食堂では、猫の皆さんはお行儀よく座って給仕の順番を待っていらっしゃいます。
そんな姿を見てしまうと、濡れるのを躊躇して出かけるのが億劫になっていたわが心を恥じたり致します。
そんなところを結構人に見られているらしく、待ち伏せをして、声を掛けてくださる方や、差し入れやご寄付までくださる方もいらっしゃいます。
先日は「知り合いの人がイナバさんにお勤めで、棚卸の時に大量に出たちゅーるを頂いたのでおすそ分けしたい」とおっしゃるお優しいお若い女性がいらっしゃいました。
10分ほど待っていてください、とおっしゃるので餌やりをしながら待っていると、その方はずっしりと重たそうな紙袋を抱えて戻ってこられました。
梅雨空の下の温かい贈り物でした・・・