昨日、母が荷物を持ってやって参りました。
電話口で、「にゃ~」という声を聞きつけ、小さい仔猫がいると期待大でやって参りましたが、出て来たエンちゃんを一目見るなり
「まあデブ猫!」
そして洗濯機下に逃げ込んでいたジェルちゃんを引きずり出して見せたところ
「きったない猫!」
「両方とも外にいた方が幸せなんじゃないの?」
と口の悪い母はのたまわりました。
猫好きな方がこの2匹を見ると
「まあ、なんてきれいな愛らしい猫!」
と180度異なるコメントをくださいます。
本当に見る目が違うとこうなるのですね。。。あきらめ・・・
しかし、確かに以前の私もさび猫を見た時、気の毒なほど汚れた色、という印象を持っておりました。
その後、母に掴まれたエンちゃんは目を伏せて、仕方なく母の膝の上で微動だにせずに耐えており、やはり捕まえられたジェルちゃんは怪我をした足を振るわせ下から母を見上げておびえておりました。
両方ともまさに借りてきた猫状態で、いつものやんちゃさは一切消えておりました。
昔の人である母にとって、猫はネズミを獲る家畜のような存在であるようです。
猫は外にいるのが幸せ、と思い込んでおります。
母に託したら、必ず外に出される危険があり、絶対に信用できません。
母が帰った後は、2猫ともしばらく放心状態で、凍り付いたように動きませんでした。
しかし、夜になって、その分大暴れをして発散しておりました。
「うちらはデブで汚い猫か!」
と怒っておりました。
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