jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

実践セミナー

 

先日の「猫セミナー」の続きで「野外実践セミナー」を行なって参りました。

 

25日の日曜日、新人議員さんの「はるか」さんとご一緒に小平の市内の猫多発現場を周って参りました。

 

やはり新人さんでまだお若い方はフレッシュで謙虚で気持ち良いものがあります。

 

今までの4,5,60代の議員さん達と接していると、失礼ながら、ギトギトドロドロネトネト、という擬音がどこからともなく聞こえてくるような、どんよりとした気分にさせられます。

 

再度、失礼ながら!

 

そして話が終わった後は、こちらのエネルギーが吸い取られ、しばらくは何やら具合が悪くなり、しかも、何時間もこちらは情報提供をしても何も発展性がなく、むしろ時間を取られて作業を中断させられた、また邪魔をされたという結果ばかりでした。

 

(今から取り掛からざるを得なくなった「仔猫案件」はある議員さん宅で発生してしまった猫達のことです。その議員さんは昨年から、私に2度、レポート報告の為に、猫活動の話を聞きたいと頼んでこられた後、「動物愛護推進委員会の委員長」にまで抜擢され、杉本彩さんを小平市に招き勉強会まで行った時のお方です。しかし、私の電話番号を断りもなく勝手にいろんな人に教えて、その中の一人が、こちらに死にかけた猫ちゃんを押し付けて来られたりも致しました。更に、ご自分のお宅でお母さまが長年、無責任餌やりを続け、ご近所でもかなりクレームを言われていたにも関わらず、それを周囲には隠蔽していらっしゃいました。そのことをご本人の口から伺い知った私が3回電話をして「ぜひ捕獲させてください」と申し出たものを「このことは誰にも言わないで、内密にして。近所に知られると困る」と私に口止めをして参りました。しかし、今回、猫と仔猫達がたくさんいるのを見かねた、以前から通りかかって気にしていらした老人ホームの看護師さんが「議員さん宅に仔猫がいるようだ、なんとか仔猫を助けたい」を私に連絡をして来られたのです。なんという、市民の為の議員とは思えない失態でしょう。本当に嘆かわしい。でも、議員なんて・・・そんなのものでしょうか。その方はどこから見ても、しゃべり方も、知性を感じられない地方のおばちゃんとしか見えません・・・【心の声】)

 

 

今回は、フレッシュでお若い新人議員さんとご一緒に3か所、猫多発現場を回り、状況を見て頂きました。

 

3か所とも昔からの住人が、昔の考えで猫は野生動物であり、自然のままで良い、という考えのもと、不妊去勢手術をするなどもっての他、大きなお屋敷に住み、何台も車を所有していても、経済的な余裕があっても、猫なんかにびた一文も出せない、というような方々の住まわれる場所です。

 

そんな人達の凝り固まった固定観念を変えるということは至難の業です。

 

ここは、市議という権力行使で頑張って頂きたいものです。

 

本当に個人の力では限界があります。

 

国の法律のひとつとして、

 

その地域に住むすべての猫を不妊去勢手術をすること、そしてそこに住む住民の方々が、フードやトイレ、健康を見守るということまで生涯お世話をすることが、人間の尊厳を守るくらい、当然、国の義務であり責任、

 

という時代になって頂きたい。

 

そうならなければいけないと思います。

 

 

最後の場所は、あの鬼ヶ島の鬼婆の棲む場所の案内でした。

 

捕獲器を置いてくださっている、(すみません)ヤンキー夫婦がマスクも着けず、入れ墨をあらわにした下着のような姿で、粗削りで変な敬語と丁寧語と俗語を散りばめた言葉で対応してくださいました。

 

その中洲のような形の住宅街一画には、元警察官の方々ばかりであるという50軒程の家が立ち並び、地区長や自治会長までいるという中で、たった一軒のこの新たに引っ越して来られたお宅しか、捕獲器を置いて良いと言ってくださいません。

 

しかも、ご主人は猫を殺したいくらい嫌いであり、猫アレルギーのあるという方のヘルプです。猫を大事に扱って頂くことは望めません。

 

こんな人達にしか頼めないことが情けなくなります。その地域に再度、「捕獲の手助けをお願いします」というチラシをポスティングしてもなしのつぶて・・・

 

 

「猫を何とかしろ!ボランティアだろ、頑張れ」とだけ言って、ドアをぴしゃっと閉めてしまいます。

 

 

しかし、そこから3分ほど離れた住宅地のとっても親切で猫好きで今まで捕獲作業も手伝ってくださっていらした老婦人の方が、毎朝の散歩のついでに捕獲器を見て、捕まっていたら、お家まで運んでくださることになりました。

 

捨てる神あれば、拾う神あり、です。

 

またその日、ちょっとのぞき見した鬼婆さん宅から、動物の死骸のような腐乱臭が漂っておりました。

 

動物の死骸の腐乱臭というのは独特なものです。

 

私は猫活動をしている間に、何度もこの臭いをかぐこととなってしまいました。

 

しかし、ネズミちゃんもタヌキさんも人間もなんと同じ腐乱臭なのです。(お食事中の方、すみません)

 

ただ、体積に応じて、臭いの範囲が大きいか小さいか、のみの違いです。

 

昨年、孤独死をしたMじいさんからも同じ臭いが半径100メートルくらいまで漂い、異様なただならぬ事件臭を醸し出していました。

 

今回も、もしや・・・と思い、夜、松本さまのご主人のアドバイスもあり、警察に通報して行ってもらいましたが、報告電話では「身内の方にしか結果を話せない」と何やら、こちらが不安になるような含みを持たせた答えを報告して参ります。

 

翌日、松本さまのお車で、再度、鬼婆宅に調査に行ってみると、中から赤鬼のごとく怒った顔のお面をつけたような鬼婆さんが、いきなり顔を出してにらんできたため、退散しながらも、内心ほっとしておりました。

 

あんな方でも、猫ちゃん達は命綱にしていますから、いきなり消えてもらっては困ります。

 

そんな波乱の野外セミナーの一日でありました。

 

議員さんからは

 

こちらこそ、昨日はお忙しい中、そして暑い中で、
様々な現場をご紹介いただき、
誠にありがとうございました。

数時間でしたが、大変勉強になると同時に、
このような実態があることに衝撃を受けました。
そして○○様の地道な努力で協力者の方が増えていることもよくわかりました。

現状を少しでも変えていけるように、引き続き訴えてまいります。

 

と何とも謙虚で健気なメールがありました。

 

やはり若者は良いですね。

 

ぜひ頑張って地域を良くして頂きたいです。ドロドロの中で魂がけがれる前に・・・

 

天界の最高最善の愛と光を

 

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黒猫ママ、この子達に罪はありません。