今日で6月も終わろうとしています。
2021年も半分が過ぎてしまうのですね。
あまりにも時が過ぎていくのが速過ぎて、一日が数秒で終わるような気がしてしまいます。
毎晩、天界のマスター達やサポーター達に感謝の祈りを捧げるのですが、その作業がついさっきも行っていたような錯覚に陥ります。
毎晩のルーティーンが一時間おきにやっているようにさえ思えてくる今日この頃です。
しかし、昨晩はあまりにも疲れてしまいそれさえもできずにエンちゃんジェルちゃんとの遊びも省略し、就寝しました。
食べることも日々のルーティーンからも外れていき、段々精霊化していくような。。。
今月末はまたいろいろとありました。
猫関係では、以前知り合った方の地域3か所で仔猫が現れたという連絡があり、その3か所で徐々に仔猫が全部捕まり、現在、3か所で合計10匹の仔猫を保護しております。
こちらで里親探しを頼まれているのがそのうちの9匹で、だいたい5匹は行き先が決まり、残りは4匹になりました。
でもまだまだ捕まっていない子達もおり、7月は相変わらず奔走しそうです。
28日に、無責任多頭飼育現場の2か所に、動物愛護センターから来られた2名と市役所の担当2名の方々と共に再々調査訪問致しました。
朝から酷暑の日、猛烈な日差しの中での長時間の話し合いで、担当の方々も私も、その張本人たちも蝋燭のように溶けてしまいそうでした。
あの鬼ヶ島の鬼婆のところに最初に訪問すると、偶然にも買い物から戻ったばかりの鬼婆さんが裏の出入り口から顔をにょきっと出し、その顔がまったく赤鬼そのものに見えました。しかし、調査員さん達に会ってもらえたことは良かったです。たいていが居留守を使われ、まったく姿を見せないことがほとんどであったからです。
しかし、鬼婆さんのおっしゃることはこの2年間で、まったく進化なく発展性もなく、最初からまた大音響で怒鳴り散らし、
「私のペットなんだからなにしたって構わないじゃない!産んで増えたらみんなどっかにいっちゃうんだから良いの!家の中にいたら猫が虫だらけになるから外に出してやるの(家の中はノミダニだらけのようです。鬼婆さんもノミに刺された腕や足を露出していました)。中にいたら死んじゃうでしょ!このロイヤルキャット(私を指さして、「ローカルキャットの会」と言えないらしい。良いネーミングと感心しました)の人にうちの猫の耳をちょん切られて使い物にならなくされたの!みんな元気なくなっちゃって大人しくなっちゃったのよ!(去勢不妊をされて大人しくなったことを信用していないよう)私は、今この人を最高裁まで訴えようと一年間掛けて準備をしているの!器物破損、窃盗罪、住居侵入罪で訴えるの!・・・」
を繰り返したかと思うと、
「あなた市役所の人?猫は良いからさ~、それよりも、声が24時間聞こえるのよ~。それを何とかしてよ(幻聴に悩まされているらしい)。」
そこに隣人が参戦してきて、
「お宅の猫にみんなが困っているんだよ!なんとかしろよ!」
と怒鳴ってくると、すかさず鬼婆さんも、
「お前の家はオウム真理教か!変な煙を焚いているだろ!嫌がらせは止めろ!」
というような泥仕合を見せつけられました。
こちらの職員さん達も3回ほど同じ話を聞かされ、一時間を過ぎる頃になるとだんだん苛立ち、うんざりとしてきて、一人の普段は穏やかで大人しい市の職員さんは、
「あんたいい加減にしろ!こっちの言っていることが分からないのか!」
と怒鳴り散らす始末。
そしてずっとそばにいてくれたキジトラ猫ちゃんがすり寄ってきても、ズボンのすそに毛が付いたのをイライラした手で払っています。
そこに自転車で帰って来られたよろよろとしたご老人が自分は兄だとおっしゃいます。
しかし、その口調は朝から酔っぱらっているのかと思う程乱れていてまともな会話が通用しません。
自分は今からワクチンを打ちに行く。用が済んだら帰れ、とおっしゃいます。
そんなよれよれの状態でワクチンを打てるのか、と案じてしまいました。
傍観していた私も再び鬼婆さんが気の毒になって参りました。
鬼が島で猫と平和に暮らしていた赤鬼婆さんのところに、どんどん人間達が上陸してきて、もともと住んでいた赤鬼婆さんと猫達に対して「出て行け!」と責め立てているような気がして参りました。
もう一か所のじいさん宅も同じです。
2階建ての朽ち果てそうな木造一軒家のすぐ脇にすくすくと立派に枝葉を広げ、家の屋根と車道まで大きく覆っている柑橘系の木とビワの木からは、おびただしいほど、完熟した実が数分おきに、ぽとぽとと頭の上から落ちて参ります。
そんな光景を見ているうちに、じいさんの兄の長男さんがちょうど自転車に乗って帰って来られました。その姿形はまるで、森のゴブリンこびとのようです。
背中が丸まった姿で現れ、歯が一本もない口でもごもごと何かおっしゃっています。
そこにでっぷりと太った汚れた作業着姿の中年男性が、カップラーメンの袋を下げただらしない態度で帰って来られたところを、こちらの質問にぽつりぽつりと答えることは、
「自分は長男の息子でここには住んでいない、時々やってくるだけ、変わり者の叔父には何を言っても通用しない、仔猫は結構産まれているようだ、しかし、こちらではどうすることもできない」
とおっしゃいます。
そこに突然中から、乱れた作業着の狂ったような老人が現れ、真っ赤な顔をして
「猫を可愛がって何が悪い!こっちも気が狂いそうだ!限界がある!」
と猛烈な勢いでまくし立てたかと思うとドアをがたがたと閉めてしまいました。
両方の赤鬼さん達は共通点が多くありました。
鬼婆さんも鬼じいさんも60代か70代前半。
両者とも、両親が遺した敷地内の家に住んでいて隣に兄弟姉妹が住んでいる。
家の中は手の付けられないような泥沼屋敷(じいさんの家の一階には入ることができ、その光景は、天井から埃のつららが垂れ下がり、豆電球ひとつの明かりの下では、万年床に炬燵が置いてあり、その布団の上に炊飯器とトースターが置いてある。長男さんはその万年床で寝起きし、その布団の上には数え切れないほどの猫達が寝ており、長男さんがトースターで焼いた食パンをちぎったものを撒いて、猫はそのパンくずを食べている(鳩か!)猫トイレは、段ボールの中に、普通の公園にあるような砂が入れられているのみ。鬼婆さんの家も、家の中をそっと覗くと日に焼けたカーテンが汚れきった雑巾のように垂れ下がっている入り口付近は、外の土の方がましなくらいの、粘土化した床が見え、そこにハエの大群が竜巻のようにグルグルと回っている状態。猫の餌が何年も洗っていないだろう汚れが堆積したどんぶりに山盛りに盛られている。猫トイレは置いていないという。
鬼じいさんの方は、一番安価なドライフードが、カップラーメンの空き皿に入れられていましたが、鬼婆さんの方は、どんぶりの中にドライと缶詰を混ぜたものを与えていました)
両者とも
「自分は猫を子どもと思って可愛がっている。大事なペットだ。他人に傷つけられたくない」
とおっしゃいます。
両者とも独り身である。
決まった職に就いていない。(鬼婆さんは、近所の証言によると元東京都の職員であったという。両親はやはり公務員でエリートであったそう。じいさん宅は自営業をやっていて土地持ちであったらしい。本人は職を転々として定職に就いたことがないという)
両者とも精神疾患を持っていると思われます。鬼婆さんは完全に幻聴幻覚症状、そして被害妄想も酷い。じいさんも社会性適応障害が顕著に表れている。
そして両者とも、精霊の生まれ変わり。人間界では非常に生き辛い魂の持ち主。
しかし、両者の方に理解はでき、同情は致しますが、それを容認することはできません。
やはり救いを求めて外に出てさ迷っている猫達が犠牲になってしまっていることは事実です。
鬼婆、じいさんに何度もこちらは噛んで含めるように、
「我が子と思っていらっしゃって可愛がってくださることは感謝致します。しかし、このまま放置していると猫達の健康に良くありません。去勢不妊手術をさせないということはまるで「親知らずが痛いと泣き叫んでいる我が子に『うちはお金がないから我慢しなさい。親知らずは自然のことだ』と言って我慢をさせ続けるようなものです。痛みに耐えかねた子達は狂ったように飛び出し、車にぶつかって死んでしまったり、そのまま何も食べずに衰弱死することもあるのです。または兄弟姉妹間で弱い子を産み続け、衰弱してしまうのです。それを放っておいたままにするのですか?」
と言い聞かせても、全否定し、ただ「うるさい!自分のペットをどうしようともこっちの勝手だ!」
と無責任な発言を繰り返すのみ。
どうやってもどんな法的な手段を使っても、理解させることは到底無理。
ずっと平行線のまま、無駄な労力と時間を費やすのみ。
やれるだけのことはやりました。
やはり行政は中まで強行手段で踏み込むことはまだできないようです。
しかし、このままいくと中でますます悲惨な多頭飼育で手の付けられない程、衰弱し切った仔猫達が産まれ、ストレスを抱えた猫達が喧嘩を繰り返し、殺し合いをし、テリトリーを失った猫達は外に飛び出していき、また外で産み続けるか、事故や病気で亡くなってしまう・・・
考えるとやるせない気持ちになります。
言い訳ではありませんが、こちらはどんな邪魔をされても、その中の3分の1の猫達には手術を施すことができました。
放っておいたら、現在、3倍以上増えていたに違いありません。
まだ少しは以前よりもましな状態ではあるとは思います。
今後は、再び、ご近所の少しでも協力してくださる方々に、隠れて捕獲の手伝いを頼み続けるしか方法がありません。
鬼達に天界の最高最善の愛と光を
そんな中で嬉しい出来ごともありました。
あの人気者「不思議の国のアメリちゃん」が優しい方の家族としてこちらから旅立っていったことです。
松本さんの運転するお車の中で、出して~と叫ぶアメリちゃんをキャリーから出してあげると、アメリちゃんは私の膝の上で大人しく抱っこされ、車窓から外の流れていく景色を感慨深げに眺めていました。
本当に最後まで味のある良い子でした。
一年間、近所の公園周辺で、100メートル先からも私を見つけるとだみ声で叫び、走り寄ってきたアメリちゃん。
ちゅーるをあげると、声を出しながら「ふにゃふにゃうみゃいうみゃい」と食べていたアメリちゃん。餌のお皿によってきた蟻がアメリちゃんを襲い、両手両足顔中に蟻をいっぱいくっつけていたアメリちゃん。
保護しているお部屋で、私も待ち受け、スリスリと寄ってくるかと思うと、急に不機嫌になりギャオーと叫びながら、猫パンチをお見舞いしてくれたアメリちゃん。
温かい懐かしい思い出になりました。
今は、残るモンスター仔猫達との格闘の日々です。
最高最善の里親さまが見つかりますように。
今日も面談です。