jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

天界の奇跡 1

今日は朝から、室温が35度となっておりました。

 

外もあっけらかんと晴れ渡る太陽がまぶしく輝いています。

 

夏!

 

の訪れですね!

 

今年はそうそうに梅雨も晴れるようですね。

 

しかし、今年は3,4月くらいからずっと梅雨のような気候でしたから、水量は一年を通じては例年と同じような気がします。

 

我が、エンちゃんがいない、と思ったら洗濯機の中に潜んで涼を取っておりました。

 

ジェルちゃんも少しでも涼しいところを、と本能で探しまわって、隅の隅に潜んでおります。

 

私は一人暮らしの自分ごときものに冷暖房機をつけるなんて贅沢極まると思い、これまでも今でもアパートでは、一切、冷暖房機は作動させておりません。一緒にいるものにも、それを強要し、エンちゃん&ジェルちゃんもとばっちりを受けております。

(「誰のおかげで食わしてもらってるんだ!こっちにしたがえ!光熱費も誰が払ってると思ってるんだ!」と無理強いパワハラを加えます。家庭内で夫が妻と子供たちに強要する、よくあるパターンです)

 

そのおかげか2猫ともいままで風邪をひいたことがありません。

(「こっちのいうことはみんな正しいのだ!従っていれば全部うまくいくんだ!」と再び、身勝手な解釈でマインド・コントロールし、家庭内を混乱させます)

 

 

動物は原始的な環境に順応していくものです!なんて・・・今年も扇風機だけでがまんしておくれ。心身が鍛えられますよ。

(エンちゃん&ジェルちゃんが、「その代わりに美味しいものはおくれよ!」とにらんで参ります)

 

 

先日の25日は、こちらにお預かりしていた5匹のネコちゃん達を2件のお宅にお連れして参りました。

 

2件はかなり離れた場所にあり、一日がかりの車の旅行となりました。

 

今回も、Hさまご夫妻のおかげで、すべてスムーズにことが運び、なんと有難いことと感謝でいっぱいです。

 

奥様が、行く前にひょいひょいと子猫達を軽々と捕まえてはキャリーに放り込んでくださり、時間短縮ができました。

 

しかし、その代わりに、私が用意していた新・家族様のフードとおもちゃなどを置き忘れてしまい・・・がっかり・・・おかげでドラッグ・ストアーでなにかしらを購入して、その時に休憩ができました。終わりよければすべてよし・・・なんて

 

Hさまご夫妻が、ある方から譲って頂いていた2段ケージ(古いもので汚れ切っていましたが、ご夫妻が磨いて洗ってくださり、ご主人も必死にガムテープ跡をシールはがしで落としてくださったおかげで見違えるほどきれいになりました。感謝感謝)の一階を組み立てて、そこに4猫を入れて運ぶこととなりました。

 

子猫達は車の旅を楽しそうにしていましたが、お母さんネコちゃんがハアハアと苦しそうで過呼吸になりそうでしたが、おやつも食べてトイレも何度もしていましたので、大丈夫かとみておりました。

 

4匹のネコ家族は、山梨の別荘地帯で保護された子たちでした。山梨にはまだまだボランティアさんが少ないということで、こちらに運ばれてきたのでした。

 

若いお母さんネコは3匹子を産んで育てていたところ、全部保護され、そのうちの三毛猫の子猫はすぐにもらわれていったそうです。

 

そこにあとから埼玉県で捕まえられた、2か月くらいの白黒の女の子を一緒にしたところ、その女の子が、継母お母さんにべったりになってしまい、他の白黒女の子、黒男の子を押しのけて、おっぱいを独占してしまっておりました。

 

しかし、その継母お母さんネコもその養女ちゃんを快く受け入れ、自分の子たちが押しのけられているのも、平気で見守り、養女ちゃんだけに母乳を与え、なめまわして可愛がっておりました。

 

その養女ちゃんは継母お母さんが大好きのようで、母乳を頂いたあとは、必ず、継母お母さんを耳の穴から顔から全身をなめまわして、お礼をしているようでした。

 

寛大な心優しいお母さんと、甘えっこ養女さんの仲睦まじい姿は、心温まる光景で癒されました。

 

人間家族だったら、ことは難しくなるでしょう。

 

この継母ネコちゃんは、新たなご家族さまから、マリアちゃんと呼ばれることになったようです。まさに聖母マリアさまです。

 

他の実子たちは、それを継子にお母さんを取られてもまったく平気のへいざで、勝手に外で跳ね回って遊び、ドライフードを乳歯でカリカリと音を立てて食べているのでした。

 

その白黒女の子も、黒男の子も、尻尾がくるくるっ蚊取り線香のように2回転している猫ちゃんでした。

 

その尻尾は、天使マークそのものであり、これは天使の生まれ変わり、と思える、本当に無邪気で明るく素直な良い子たちでした。

 

黒男の子は、山梨での最初の頃、瀕死の容態でもうダメかと思われていたそうですが、こちらに来ることが決まった途端に奇跡的な回復力で元気になったとのことです。

 

もらわれていった先のお宅は、再婚したばかりの肝っ玉母さんと優しい従順なご主人様と3人のお子さまのいるお宅で、心からお優しい地上の天使さまばかりのご家族さまでした。

 

そのお宅は吹き抜けのある3階建てで、新築の外国の雑誌に出てくるモデルハウスのようなお宅にお住まいでした。

 

センスの良い家具をすっきりときれいに配置され、清潔な空間に、観葉植物がまるで熱帯の植物園のように、上からあちらこちらに吊り下げられていました。

 

玄関脇には川沿いの桜並木が連なり、野鳥の歌声が心地良く響いてくる、その一番良いお部屋が、ネコ一家のお部屋にしてくださっていました。

 

新婚のご主人が、心を込めて作ってDIYしてくださった壁にステップが付けられたネコ部屋が素晴らしいものでした。

 

それに憧れの高級空気洗浄機、Airdogまで置いてあったのを拝見し、ご主人の本気具合が見て取れました。(Airdog欲しい~)

 

次男様は、もうすでにご自分のネコちゃんがいて、一緒に独立されているそうで、今回の4匹ネコと4人のご家族さまで同じ数になった、と素敵な奥様が喜んでいらっしゃいました。なんと太っ腹な!肝っ玉かあさん!絶賛!

 

山梨と埼玉県から東京小平に、そして神奈川に、と渡り渡ってきたマリアちゃん家族!最高のお宅を見つけましたね。そしてこの子たちは、このご家族に最高の幸せを運んでくださったことでしょう。

 

        すてきなご家族さま

 

  

洗濯姫