瞑想会が終了して、申し訳ないことですが、生徒さま方を残し、いつものネコちゃん達が待っている餌やりに出ようとすると一本の電話が入りました。
出てみると、ずっと以前にネコ活動でお庭に来ている子ネコを捕獲保護してくださった方からでした。
その方によると、
「縁側に置いてあるネコハウスに見たこともないネコが入っている、しかもそのネコの顔が腫れあがって崩れていてぐったりしているから何とかして欲しい」
という内容で少々、心が混乱してしまいました。
ちょうど餌やりに出たばかりであり、クリスマスの夜では申し訳なく、搬送ができる方にもお願いできないと思いました。
そこで、ダメモトで残っている生徒さん達に電話をしてみるとおひとりのお近くにお住まいのTさんが、
「私が残ってそのネコちゃんを運びますよ」
と有難いことにおっしゃってくださいました。
Tさんは、
「今、キリストからメッセージを頂き、目の前で倒れている人がいたら助けなさい」
というものを頂いたそうなのです。
人ではなくネコでしたが、瞑想会の終わった直後に、しかもクリスマスの夜に、めったに起きないようなことが起きたことは、偶然ではなく、そのTさんへのキリストからのお達しであったと思います。
Tさんはそれほどネコに思い入れがないということですが、とても情が深く思いやりに満ちたお方です。
これまで多くの苦しむ人々のお世話をしてこられていましたが、「もう人にはそんなに思いを入れて助けなくても良い、これからは精霊につながるものを助けなさい」、と天界から言われているのではと感じました。
日曜日にもかかわらず、遅くまで開いていた「おおにし動物病院さん」にそのネコちゃんをお運びすると、原因が分からないから入院するということになりました。
ふと思ったのですが、ちょうど私も口腔外科の手術を受けたばかりで1週間は顔が腫れあがると言われており、皆さまにはお見苦しいほどでした。
そのネコちゃんも私と同じように顔が腫れあがっていて、リンクしている、と感じたのです。
私の身代わりになってくださったネコちゃんかも知れません。
おかげで、今朝はずいぶん腫れがひいて参りました。
人間の罪けがれを一身に背負って十字架に磔になって昇天されたキリストが降臨したネコちゃんのような気もします。
なんとか無事に、その子が幸せな生涯を過ごせるようにとキリストに祈っております。