先日の自治会でお話をさせて頂いた後、会長さんがこっそりと、
「自治会の外の地域だけども、畑のトマトのごみをあさっている可哀そうな親子ネコがいる」
というお話をされ、そんな、現代の日本で、生ごみを漁るネコさんがいるなんて・・・と心が苦しくなりいてもたってもいられず、翌日、調査に参りました。
出掛けようとしたときに、ちょうど、小平市で今後、どうぶつさんの活動をしようとされている方から、メッセンジャーが何度も届いた為、
「それではご一緒されますか?」
と訊いたところ、
「喜んで」
というお返事が参りました。
ひとりで行くよりも2人で行った方が心強くエネルギーも強くなる為に、ご一緒していただき、教えて頂いた場所を探し、なんとなく、ネコさん達がいそうな一軒の古いお宅を訪ねてみると、
「いた!」とそのHさんが小さく叫びました。
よく見ると庭木の中に白黒ネコさんがこっそりと隠れていました。
その玄関をノックしても返答がない為に、庭の方に行ってみるとさささ・・・とネコさん達が逃げていくではありませんか。
しばらく見ていると玄関から人の良さそうな老婦人が出て来られ
「実は主人が来たネコを可哀そうだと言ってキャットフードをあげ始めたらどんどんネコが来てしまって・・・数年前は子ネコがお隣の畑の穴に落ちちゃって、消防車を呼んで救助してもらったの。その時、その子がオスだと分かったけど、オスだから良いかと思って手術も何もしなかったの・・・」
等のお話をしてくださいました。
ご主人もおうちの中にいらしたようですが、がんとして出てきてくださいませんでした。
奥さまはこちらが、ネコのボランティアをしているというと、とても好意的で
「どうぞお願いします。お隣の親戚にも声を掛けましょう」
と言って、お隣にもお声がけをしてくださいました。
お話によると、ネコさん達はたくさんフードをもらっていて、時々、畑に行って野菜くずで遊んでいたようでした。
自治会の会長さんは、ネコが飢えて生ごみを漁っていた、と勘違いをしていたようです。
私達もそのお話を伺い、ほっと安堵致しました。
そして、近々、そのお宅のご協力のもと、数匹を一気に捕獲する予定となりました。
すぐに動いて良かったと思いました。
実はHさんは、以前私がお土産に差し上げた「天使のベル」を、何気なく、鳴らしていたとのことです。
そのベルを鳴らしていると、偶然のような、でも偶然ではない、良いことが次々に起こっているそうです。
その天使のベルは、私が2006年に西宮のご近所のセレクトショップで偶然出会ったローマ製のチタンベルで、それ以来、チタンの金属アレルギーで手指が荒れるほど鳴らし続けて17年、という代物の子孫のベルさんですね。
そのベルを奏でると、天界から天使達が舞い降りてきて、その場の波動を高め、清らかに浄めてくださる感じがします。
また、その夜、帰ろうとしていたところ、そのHさんからお電話があり、
「近くのお店の横にキャットタワーが捨ててあるんですけど、要りません?」とおっしゃいます。
早速、見に行ってみると、そこにマンションから女性が降りて来られ
「新しいキャットタワーを買うから、粗大ごみに出そうとしていたんですけど、全然取りに来ないから、良ければ持って行ってください」
とおっしゃいます。
まったく無傷のまだ新しいキャットタワーです。
拾い物には福があります。
うちのネコさん達はほぼ皆、拾ったネコさん達です。
拾ったネコさん達と拾ったもの達は相性が良いのです。
天使のベルが起こした奇跡の数々でした・・・
ちなみに、今朝、歯を3本抜きました・・・
もうなんでも良いと思ってしまいます。
潔く、もう必要のないものは、感謝してさようなら、と言います。