精神病とは、「心の病」であるけれども「脳の病」であることが医学の発達に伴い中世の頃から、認識されてきたようです。
その以前までは、精神の病とは「悪魔が憑りついたもの」いうのが世界中で定説であったように思われます。
現代医学では、脳の病気であるならば、脳の中の異常を抑える為に、あらゆる新薬が発見され、それを実験的に患者さんに処方するのみとされているようです。
しかし、精神疾患というものは一筋縄ではいかず、患者さんによって症状も様々です。
100人いたら100通りの症状パターンがあるでしょう。更に精神病は原因がはっきりしておりません。こうしたら、こうなるというものがないのです。
遺伝という説も以前はありましたが、多少はあるでしょうけれどもすべてではありません。また環境による、という説も、まったく同じ環境で育った方でも発症する方とそうでない方もおります。
薬では治療が困難であるとされていたひと昔前までは、電気ショックによる治療も実験されたり、脳の中を手術するというものもあったようです。
近年では、薬の治療だけではない、「カウンセリング」や「認知療法」が取り入れられるようになって参りました。
しかし、ほんのひと昔前までは、患者さん達には過酷で原始的な治療のみが施されていたようです。現在でも、精神の病に関しては、他のあらゆる病に比べて試行錯誤であり、これと言って顕著に効果のある治療法というものはないようです。
顕著な治療法が発見されないにも関わらず、精神疾患を発症する人々の数は増え続け、更に、まるで現代医学をあざ笑うかのように星の数ほどのバラエティーに富んだ症状が表われ、「治せるものなら治してみろ!」と言われているようです。
最近等、朝夕の通勤電車に乗ることがあると車両のほとんどの人々が精神疾患を発症しているように見えてしまいます。
10年くらい前まで、「統合失調症は100人にひとりくらいの割合で発症する」という定説でありましが、現在はきっと100人に10人くらいの割合なような気が致します。
まるで感染症のウイルス菌のように人々の間でうつり広まっているかのように感じます。
・・・結局のところ、特にこの「精神疾患」という病は古代の方々が定説にしていた
「悪魔憑き」によるもの・・・という認識が正かったのだと、以前から私は感じております。
悪魔、とひとことで言えませんし、悪魔が悪い、悪魔のせいだ、とも言えません。
悪魔、と言っても、それはいったいなにもの?ということになり、実はひとくくりにでもできません。
その「悪魔」とは「悪い」「魔」的なものではなく、ひとの魂が呼び寄せてしまった「地球に存在するあるエネルギー」であります。
人間が恐れ、悪いものと一方的に決めつけてしまっている存在ですが、すべてのバランスの中では必要な存在でもあります。
生まれつきの「自閉症スペクトラム」などの方々は、「宇宙の魂または精霊魂の方の性格や特徴を持って地球に生きているに過ぎない」のです。
または大人になってから精神疾患を発症された方々は、
「宇宙エネルギー」の「重金属による脳への作用」、「精霊」による「脳内での仕業」、そして更に最近顕著に多く見られるのが「うごめくものたちの」の「人間の脳への憑依」が多いと思われます。
それらはすべて地球へのなんらかの意味があり、こうなっているはずなのです。
そうなるべくして、そうなっている、あるべくしてある。。。
しかし、それでは辛すぎます。健常なるものから見ると、以前は元気であった人や家族が異常性を発揮しだした姿を見ると辛く苦しく悲しいものです。
古代のように隔離も出来ません。
いったいどうすれば、精神疾患を発症してしまった方々を元の通りの元気な姿に戻して差し上げられるのか・・・
それが緊急に求められているものでしょう。
現代医学の薬による治療は一時の効果であり、根本的な治癒はできません。
また継続投与では副作用が非常に深刻に残ります。
聖ディンフナの初期の病院内ではシスター達は、患者さん達の不可思議な病の治療法を見つける為に、ありとあらゆる薬草を育てて煎じ、そこに神の祈りや奇跡を起こすためのなんらかの魔術的な作業をしていたとみられます。
それらシスター達の努力の甲斐があり患者さん達は奇跡的に回復し元気に共同生活をしていたようです。
やはり結果的にたったひとつの療法しかないでしょう。
魂の療法
「天界のヒーリングによる魂の療法」
です。
やはりこれしか方法がないのだと、今回の聖ディンフナ巡礼の旅でも再認識して参りました。