ご無沙汰をしております・・・
今日は、ついに前歯を抜歯することになってしまいました。
高校生の時から患っていた歯ですので、もう限界が来てしまったのでしょう。
3年間程、時々襲ってくる激痛に悩まされておりましたので、もう後悔はございません。
しかし、抜いてもらった歯を歯科医の先生から見せて頂いた時は、ちょっと感慨深いものがありました。
血だらけでグロテスクな身の置き所がないような風采で、ステンレスのお皿に乗っかっていた歯根さんは、意外に思ったよりも結構太くて丈夫そうでありました。
自らも「あ~お役目ごめんか~、ねばっていたけど、まあ、良いか、さてと上に帰るか・・・」とつぶやきが聞こえてきそうな、少々切なくもひょうきんなお姿でした。
いままで必死に頑張って私にささっていてくださっていた前歯さんには感謝しかございません。
抜いてもらう時、これで50万人位の浮かばれない魂が私の歯と共に昇天していく・・・と念じておりました。
本当にそれくらいの価値がございます。
今まで有難う!前歯さん・・・