jupes jupesの日記

Lanai Fukudaのくだらない日々

ガンディーさんの名言に勇気をもらい・・・


The greatness of a nation and its moral progress can be judged by the way its animals are treated.

「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る。」

You should be the change that you want to see in the world.

あなたがこの世界に望む変化に、あなた自身がなりなさい。


と、マハトマ・ガンディーさんはおっしゃったそうです。

動物の福祉活動をしていらっしゃる団体Evaさんからのパクリです。


本当にそうだと思い、自分自身で微力ながらもできることをしていきたいと思います。

目には見えない活動としては、天界のヒーリングで地域と聖なる友を癒し、目に見える活動としては・・・

と思い、ネコ様パトロールなどを続けているのですが、以前からずっと気になっていたことがありました。

すぐご近所のワンちゃんのことです。

以前から、とても気になっていたワンちゃんでした。中型の白い雑種に見える老犬でやせ細っており、しかもかなり皮膚病も持っているようでした。

しかし、とても静かでまったく吠えることもなく、いつもじっと寝ているか、時々、つなぎっぱなしのワイヤーで歩ける範囲をうろうろと少し歩いては、じっとうなだれて下を向いているのです。

そのお宅は小学生のお子様方もいらっしゃり、週末になると、家の庭で子ども達を集めてホームパーティなどを開いて、周囲1キロにも及ぶほど大音量で音楽をかけて、大騒ぎをするような活発で子煩悩なご家庭のようなのですが、そのワンちゃんへの扱いは、お子様達への扱いとはまったく異なり、とても冷たいように見受けられました。

今年の猛暑の中、日陰のないカンカン照りの庭先にそのワンちゃんをワイヤーでつなぎっぱなしで放置しており、ワンちゃんは40度を超えるであろう、コンクリートの上にぐったりと死んだように寝そべったままで、朝から晩までびくとも動きませんでした。

その真隣りの可愛らしいシベリアン・ハスキーのワンちゃんは、ちゃんと家の中に入れてもらっているようで、涼し気な家の中から、のぞき窓から外を眺めているのが見えました。そして夏の間はいっさい外に出されてはおりませんでした。

そして、先週からの台風の暴風雨の酷い中でも、雨戸がぴったりと閉められた外で、そのワンちゃんはずぶぬれのままうなだれてじっと耐えているのです。

家の中では子供達がにぎやかに楽しそうにしております。

もちろんその真隣のシベリアン・ハスキーさんは大事に家の中でホカホカとしており、のぞき窓から時々外を眺めていらっしゃいました。

なんという待遇の違いだろうと思っておりました。

犬種の違いはあれど、同じワンちゃんです。

寒い日は耐え、そして暑い日も汗がかけません。

そのワンちゃんは暑くても寒くてもまったく声を出すことなく、健気にじっと耐えて死の時が訪れるのを待っているかのように見えました。

お散歩もしている様子はいっさいありません。家の人がいつもはどう扱っているかは分かりませんが、餌と水だけを与えてあとはネグレクト状態のように見受けられました。

実は、一度、耐えかねてそっと遠慮がちで遠回しな言い方で手紙を書いて投函したことがあります。しかし、結果はまったくの無視でした。

他人様の家をこれ以上観察してはストーカー行為になってしまうので、それ以上はできませんが、今回の大型台風の中でのその老犬のワンちゃんへの家人の扱いに私は胸が痛くなっておりました。

そしてこのガンディーさんの言葉が身に染みて、ついに、警察に通報してしまったのです。

動物保護法ではつなぎっぱなしで世話をしないことも、動物虐待とされていると知ったからでした。

しかし、勇気を出して、珍しく三次元的な行動を取った私に対して、担当の方からの返事はとても冷たくそっけないものでした。

「犬のつなぎっ放しは当たり前。それは虐待にもならない。犬は熱中症で死んだりしない。そんなことを言ったらそっちが嫌がらせ行為になる」

そう言うと、今度は私の事情聴取を始め出したのです。つまり詳細を訊き出してきたのです。記録にするからということで、仕方なくいろいろと答えてしまいました。

電話を切った後、やはり行政はあてにはならない、と虚しさを身に染みて感じました。

これがドイツであったら飼い主さんは罰金刑になるはずです。

とくにこの市では、動物愛護団体もなくなんの活動もありません。ペットはたくさん飼われているにもかかわらず、動物愛護への関心も薄く、自分達のことで精いっぱいな印象があります。

ふと、だからこそ、自分がここに来させられたのかと、気が付きました。

今までも確かに、前職では世界中の問題の多いスクールや病人の多い場所に派遣させられて、問題鎮圧の嫌な仕事から、ヒーリング活動、お浄め活動をさせられていた、ということに気が付きました。

今は、個人ですから、あまり目立ったことをすると、もうすでに警察に名前を残してしまっているので、目をつけられてしまいますので、そっと静かに隠れてこそこそと目に見えない活動と目に見える活動を続けていきたいと思います。

あの白いワンちゃんには毎日、天界の愛と光を送り続けております。

重要なのは行為そのものであって結果ではない。

行為が実を結ぶかどうかは、自分ではどうなるものではなく生きているうちにわかるとも限らない。
だが、正しいと信じることを行いなさい。
結果がどう出るにせよ、何もしなければ何の結果もないのだ。

善きことはカタツムリの速度で動く。

我々の信念は、常に燃え続ける灯火でなければならない。

それは我らに光明を与えるだけでなく、周囲をも照らしてくれる。

by マハトマ・ガンディー